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奈良クラブ【外野の観戦記(令和3年の締めくくり)】

はじめに

 今年も終わろうとしている。1年はあっという間だ。仕事が年末忙しくて、ゆっくり振り返る暇もなかったけど、「今年の奈良クラブはどうだったか?」今さらながらに、つれづれなるままに書きます。

若いサポーターの子達の勢い

 今までワチャワチャしすぎで、選手が変わる、監督が変わる、経営母体が変わる・・・で、熱量を持ってたファン・サポーターの人が少しずつおらんくなっていっとるなぁ~と思いながら見ていました。あんまりコロコロ変わると私のような外野のライトファンは、よく分からなくなるし、ついていけへんくなるから、正直「今の奈良クラブってどんなチーム?」ってなってた人も多かったんじゃないかな?。

 今年はちょっと違ってくるかもしれないと期待を持てる1年だった。

 今年は若いサポーターの方の応援が良かった。こういうのは外野で見てるとちょっと嬉しい。若い姉妹の子達の太鼓とドラムの応援も良かったし、自分自身も最近SNSを始めたけど、新しい若い子たちが積極的に発信しているのを見てても嬉しい。神社に必勝祈願に行く風習は奈良クラブサポの風習になればいいなと思う。
 
 新しくこういう気持ちの熱い人達が現れてくるのを傍で見てるのは好きです。ええなぁ~と思う。今年1番の感想はこれかな?
  
 ちなみに、今年実は初めて、太鼓をたたいている人達の後ろで手を叩きました。これは、めずらしく自分にしては頑張ったと思っている。
 自分にも拍手!

ホーム最終戦

お母さんに推しの選手が出来た。

 中村謙吾選手が引退してから、ちょっとロスになって応援する選手が特にいなかったお母さん。今年最後に、気に入った選手が出てきたみたい。これがまたたまたまなんだけど、私が好きな選手と同じでした。

 山本宗太朗選手。大学を卒業してから奈良クラブに来てくれた選手でけっこう長いこと在籍しています。あまり目立たない控えめな選手だけど、プレーは光っとるよ。ウチでは山本宗太朗選手の話で盛り上がったのでよかった。ちなみに妻は、斉藤雄大選手が気に入ってたけど、昨年移籍してしまったので、今年は特に推しの選手はいなかったみたい。ナラドーナは気に入ってたみたいだけど。

 家族、友達とサッカーを観に行くのはやはり楽しいし、スタジアムで知っている人と会うのもいいなと思う。SNSをやり始めてからわりと繋がりが出来るようになった。身近な人と地元のサッカーを共有するってのは、やっぱりいいなと思う。(そういえば、旗に「共創」って言葉もあったけど、いいね。)

今年の奈良クラブの戦い方

 今年、「らしさ」と「情熱」とが入り混じって戦ってた。「らしさ」を追求して負けることもあったけど、大事なところでは「情熱」を持って戦ってたと思う。
 
 長いリーグ戦の中で、その試合試合にいろんな「背景」があると思う。アウェイとホームでも若干その温度差はあるだろうし、因縁の対戦相手によっても多少の思い入れの違いはあるだろう。
 
 後半それが見事にマッチしていたように思う。ホームでは熱い戦いをしてくれたと思うし、因縁の対戦相手との試合は勝利した。
 
 それで後半は崩れることなく、一気に「気運」が高まったように思う。それが18人の残留という結果と来期の戦いに繋がっていく期待が持てるようになった。
 
 まずは「強豪」と呼ばれるチームになってもらいたいなぁ~。自分個人的には、勢いではなく、JFLで奈良クラブは「強豪チーム」と呼ばれるようになってから、Jリーグに行って欲しい。そういう奈良クラブがJリーグで戦うことを夢見ている。

    どちらかと言えば、じっくりチームを作って欲しい派です。

おわりに

 今年、トップチームのリーグ戦が終わってから、ちょっとアカデミーの子達のサッカーについても触れることが出来た。「頑張ってるなぁ~」って思った。Jリーグのユースの子達とも戦っていて、頑張っている。
   そういうところにも少し興味がわくようになった。
 
 また、スタジアムに行けば、自分の知り合いのお店や会社の人達と偶然にも会うことが増えた。(今まではほとんどなかった。)
 「向井選手がよくお店に来てくれるんですよ~」とか、「知り合いの社長が応援してて~」なんて声が聞こえるようになってきた。

 自分の周りで、「ちょ~っとずつ広がりをみせはじめているのかな?」と感じることがあった。個人的にも、サッカーに携わる繋がりが増えてきた。
 
 嬉しいことではあるが、今までいろいろありすぎたので(笑)、あまり過度に期待することなく、外野は外野で来年もノンビリ応援していこうと思う。

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