早稲田大学嶋村ゼミ4班 最終報告
このnoteは私たちのミーティングの議事録です。
プレゼンでは伝えきれなかった「大学生をターゲットにした施策」や、「中学生へのターゲット変更に至った経緯」などを記載しています。
①SpeakBuddyの感想、印象
【感想】
◎ポジティブ◎
・評価が出るのは面白い
┗S以外そもそも出るの?
・アプリとしては価値あり
・話したい願望はある
・正しい発音とのふれあいが出来る
◎ネガティブ◎
・2000円は大学生には高すぎる→アマプラとネットフリックスの間ぐらいがいい
┗普通の大学生はSpeaking力は必要ない
・そもそもこれで英語力がつくのか
┗Speakingの能力は身につくけどReadingなどは?
┗そもそもアプリで話せるようになるのか
┗単語テストが簡単過ぎる
・自分で勉強するモチベーションが持てるのか
・声を出すため結局やる場所が限られる
・AIの機能について(発音の正誤判定など)
【課題点】
・値段設定
・認知不足
・宣伝
┗Youtube公式チャンネルはあるが登録者数少ない (130人)→SNS等も使うべき?
・「ターゲット=大学生」というのがそもそも広すぎるのでは
┗英語が喋れるようになりたい人とそうでない人では必要な施策に差がある
・アプリで学習するための目標(動機)の設定
┗手軽な分自分のモチベーションに左右されやすい
中高6年学んだ英語の必要性を改めて認識させる必要がある
続けてもらえるようなキャンペーン、新機能の追加
・モチベーション維持
┗フィードバックのバリエーション
感情移入、熱中できる要素が欲しい
・1日に課される量が少ない(エンジンがかかっている時は結構できる)
┗社会人向けだから時間ない人向けの機能は充実
大学生は比較的時間的余裕があるから少ないと感じてしまう
・他のアプリは英単語勉強についてが多い気がする
・Speakingに関しては電車などでは出来ない➪結局まとまった家での時間が必要
・アプリにどこまでの性能を求めるのか
②活動記録
4/9
目標:率直な感想リストアップ・課題は何か?
◎考えられる宣伝方法
・留学セミナーなどの会場でのビラ配り
・SNS発信
◎出てきた案・質問
~アプリ関連~
・そもそもSpeakBuddyのコンセプトを変える?
・対面に勝る特徴はなにか?
・本当に話したいと思うならアプリじゃなくない?
・本当に話したいならある程度お金をかけられる
・大学生に無料で提供するとして、なぜ大学生に使ってほしいのか(将来の消費者?)
・アプリ内でのランクは基準が不明瞭すぎる
・このアプリを使用した人の実績が分からない
・1週間無料などのキャンペーンで大学サークルに営業
~留学関連~
・留学を考えてる学生の割合は?
・留学に行く人の目的は本当に話せるようになりたいことだけなのか
・留学に行きたいという人のターゲットでも広すぎる可能性
(話せるけど海外に行ったという経験がほしい・話せるようになるために行く)
~英語資格関連~
・TOEFLの受験者にターゲットを絞る?
・TOEIC対策コンテンツの追加
・しゃべりながらTOEIC対策にもつながる
・違った角度からのTOEIC対策
◎競合他社
ベルリッツ
•スピークバディが授業に使われた例
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000017082.html
https://www.bcnretail.com/market/detail/20201001_193158.html
5/7(金)
目標:ターゲット決め、現状分析、施策案リストアップ
◎想定ターゲット
・留学に興味がある学生
・TOEFL/TOEIC(speakingはないが)
・英語を話したい人
◎Speak Buddyの現状
~強み~
・AI
・緊張しないで練習ができる
・レッスンの質の安定性
~弱み~
・値段が高め
・認知度が低い
◎設定したゴール
・認知度の向上
◎施策提案①
Target:大学生
😊アピールポイント
・非接触での英語指導(コロナ禍での需要の高まり?)
・留学を漠然と捉えている学生(主に1年生)ははじめやすい
・サブスクリプション感覚で利用できる
😭懸念点
・大学生はお金がない
・意外と家にいる時間が少ない
・大学生は目標がないと頑張れない⇔社会人は義務感がある?
・英語を使うのが就活、授業(単位をとるためなので多分使わない)
・留学(コロナで現実的ではない)
◎大学生にはまらせるには?
【コロナで大学生がはまっているもの】
・ネットフリックス
・ゲーム
┗オセロニア/第五人格/音ゲー/荒野行動/スイッチ
【特徴は?】
みんなで協力してできる
友達とやるから楽しい
【ゲームの面白さ】
ランキングが上がる
友達がやってるから
友達と繋がれる
つまらないゲーム→時間がかかるもの・共通の友達がいない・スコアが出ない
【施策1】
~Speak Buddyで留学に行こう~
◎概要◎
TOFLEなどの資格の点数に自信がない人にも留学のチャンスを与える
┗留学に自信がない人を徹底的にサポート
┗Speak Buddyをやり切った人には留学プランをプレゼント
┗○○%offになる
┗学校の選定はレベル分けテストの実施?
◎狙い◎
SpeakBuddyの認知度拡大
◎懸念点◎
・やり切ったの目安が曖昧(アプリ内テストのスコア?利用日数で判定?)
・レベル分けテストについて
目的:ちゃんと「留学」の意味を実感してもらわないといけない
┗遊び半分で行かれても…
✖替え玉受験の恐れがある
・アプリ使用日数について
〇普通の留学プランには手が届かない人にチャンスを与えられる
✖スタートラインが遅いとそもそもチャンスないのでは
・留学プランについて
既存のプランとの連携は必須
┗そもそも留学のプランは誰が作成しているのか
→NPO、大学
・資金について
┗短期留学だといけそう
┗長期留学プランだとハードルが高い
・アプリだけで行けるのかという不安、AIとの練習だけでは本当のレベルがわからない
→途中経過を確認できる利用者同士のセッションを組み込みたい
┗モチベーション維持になる(認知の向上には繋がらない?)
【施策2】
~セッションイベント~
◎概要◎
アプリ利用者でのセッション(オンラインor対面)を開催する。
セッションイベントを中間目標としてもらいモチベーションの維持に使用してもらう
アプリで身に付けた英語力を対人でどの程度発揮できるかを知る機会にしてもらう
◎狙い◎
:大学生に試しに使ってもらう
認知度の向上
新規顧客獲得
◎流れ◎
1.大学でイベント開催のチラシを貼る(告知)
┗配布場所:1年生が集まるイベント(留学セミナー)
交流を深める場としても利用可。
2.アプリ登録者にレベル分けテストの受講をお願いする
3.イベントに参加してもらう
4.イベント参加後1週間程をアプリの無料体験期間と重ねる
5.入会or退会
【施策3】
~魅力発信型~
◎概要◎
サブスク感覚での利用
┗Speak Buddyの機能のほかに何か特典があったらいいのでは?
例:洋画見放題、メッセージ機能、ランキング機能、学生料金、マッチング機能…
・メッセージ機能→writing力、コミュニケーション力
┗友達登録
・ランキング機能
┗追加した友達のランキング
・学生証提示で月額料金割引
・マッチングの時点で年齢制限かける(大学生は大学生同士など)
┗任意
※上記施策を導入している先駆者:スタディーズプラス
┗同じ目標の人とつながろう
フォローでメッセージ可
◎狙い◎
長期利用者の増加
5/14
目標:ターゲット変更?
・大学生よりも中学生のほうがSpeakBuddyの機能があっている気がする
┗型にはまった学習
義務感があるから必ず英語の勉強は必要
中学生英語に関するアンケート(2009)
https://berd.benesse.jp/up_images/research/data_00_(3).pdf
Target:中学生
😊アピールポイント
・英検2次対策に使用できる
┗3級:パッセージの音読/イラストに関する質問/受験者自身への質問(2つ)
2級:パッセージの音読/パッセージに関する質問/イラストの展開説明
/受験者自身に関する質問(2つ)
※受験者の意見を問う質問多め?
┗ある程度語彙力があれば対応可能?
・正しい発音の矯正が出来る(間に合う)
・英語塾の代用
・通常塾+αとして使用可
・基礎固め
・家での補完教材として使用
・子供の使用からターゲットを親世代にも広げられる?
┗Family planの作成
・親が支払いを行うため少々値段が高くても使用してくれるかも
😭懸念点⇒改善案
・アプリの支払者が親であるため親世代への認知度が問題
⇒学校からのクーポン配布
⇒ベネッセ等と提携することで認知度アップ
↳通信教育(例:Z会)
↳既存のプランに⁺○○円でSpeak Buddy使い放題など
◎担当者に聞きたいこと
・他企業に協賛をしてもらうこと (or提携)は可能か
┗例:ベネッセ、Z会
・このアプリを利用した結果、学生にどうなってほしいのか
┗ボランティア?営利目的?
・短期間で利益がほしいのか、長期的でもいいのか
・アプリ利用者数の目標はどのくらいか
・Speak Buddyが負担出来るお金のレベル感
・学生が利用するアプリになるためには…
┗学生のニーズの正確な把握が必須
◎決定事項
☆Target:中学生
┗なぜ中学生にしたのか
→最終的に大学生までの長期的ユーザーの獲得
┗中学生ユーザーの獲得によるメリット
☆なぜ中学生?
・英検
┗テンプレ化できるからアプリで勉強しやすい(特性とマッチ)
・英語学習のはじまりの時期
・中学生は1人1台スマホを持つ
・支払いが親なので値段の心配ない
・長期ユーザー
・英語を話せる人材を育成するというビジョンと合っている
・人材育成のために早くから実用的な英語に触れる
・そもそも大学生に向いてない
┗英語育成が目標なら大学生ではおそいのでは??
・実際にSpeakBuddyを使ってみてもっと早いうちに知りたかった
・大学生が使うにしては新鮮味がない
┗文法や単語をすでに知っているので単純
┗変なプライド(こんな簡単なものに時間を割きたくない)
5/21
目標:現状分析、長期的ユーザーの獲得につながる理由?
◎現状分析
弱み:飽きやすさ
・実際に使ってみてもっと早くSpeakBuddyを知りたかった
┗苦手意識を持ってしまっているから諦めている
┗もう英語をある程度知っているから単純で嫌だ
┗大学では英語は意外と勉強しなくてSpeakingだけやるっていわれても
→中学生
◎メリット
・中学生が英語学習の始まり
・日本は文法を意識しすぎてテストでは点数がとれても話せない
→最初からSpeakingをやっておくと今違っているのではないか
・AIだから評価基準が一定で正しい発音が身につく
・授業の音読のように音読することで身につくことがあるから英語教育そのものに+
・伸びが感じられやすい
→アプリの効果を感じアプリの信頼が生まれて、長期的ユーザーを獲得できるのでは
・苦手意識を持つ前に使いたい
・苦手だと認識してしまうと今後も避けてしまう
・中学生は英語が嫌いでも高校でも使うから避けて通れない道
┗学習指導要綱が変化して4技能が求められる
・大学生は英語の学習をしないという選択肢がある(逃げ道がない)
◎継続的なファンの獲得
・SpeakBuddyのビジョンである「英語を話せる人材育成」とマッチしている
・中学生の学習は親も干渉する
→親へのターゲット拡大・支払いが親であるため金銭面で問題ない
◎ターゲットの中学生が大学生ユーザー獲得に繋がる理由
・習慣になれば今後の英語の勉強するようになる?
・ターゲットを中学生に移行→スタディーサプリなどの競合が発生
→それらとの差別化は「ビジネスでも使える」英会話の勉強を提供していた素質で行える
→長期的に英語学習を考えている人には向いている
・中学生向けに広がっていけば認知度は向上する
・友達と連携してランキング形式になると中学生には効果的
・アバターも中学生なら楽しんでもらえそう
┗娯楽要素に繋がりそう→4班の発表の趣旨とは少し異なる。。?
≪懸念点≫
①中学生ユーザが大学生ユーザに繋がるのか
┗そもそも大学生ユーザーが社会人までの長期的ユーザーになる保証もないのでは?
→中学生にして使ってもらえる期間を伸ばすことでユーザー増加の可能性が広がる
→さらに学割で料金を集めるぐらいなら中学生に2000円払わせたほうが利益でるのでは?
②そもそも中学生がSpeakingを勉強したいと感じるのか?
┗今後授業でSpeakingを扱い始めるとSpeakingの必要性は伝わるのではないか
→中学校で英語の4技能を扱うことが証明できるデータが必要
→2021年から原則的に中学生の授業は英語になる(ECC)
→SpeakBuddyではListenningの能力も付随して鍛えられるのではないか
≪前提条件≫
・中学生から社会人まで英語学習を続けていること
┗ゴールまでのスパンが長くなることでこなす学習量が増える→コンテンツが増える
大学生をターゲットにするとゴールが近すぎる(社会人からのステップアップがない)
→中学生から始めたほうが学習内容などに変化があり、求められる英語能力が異なる
→コンテンツの増加
5/28
目標:施策を詰める
◎中学生の施策案
施策案 実現可能性
①英検2次対策コンテンツ≒学校での使用(定期試験対策) ◎
②他企業との提携 △
③学校での使用 ✖
④中学生で留学を目指すorする人 ✖
⑤割引(大学生まで続けてもらう) ◎
【施策1】
~英検2次対策~
◎概要◎
SpeakBuddyのコンテンツの一つに「英検二次対策」という項目を追加する
級ごとにレベルを設けてそれぞれ対策が行えるようにする
◎メリット◎
・SpeakBuddyの性質に合っている
┗受け答えがテンプレ化できる
・対策を塾の先生などではなくアプリでやる理由は?
┗コロナによる非接触需要、AIだからレッスンの質にムラがない
【施策2】
~授業(定期試験)対策~
◎概要◎
教科書ごとの対策コンテンツ
┗例文を覚える、発音練習、リスニング練習など…
教科書の最初や最後などにQRコードなどを添付しアプリに遷移するようにする
◎メリット◎
・プロモーションの役割を学校が担ってくれる→広報にお金はあまりかからない?
・CDよりもコストが低い
・授業を英語で行うようになっていきてるが、1人1人に重点が当てられない
→SpeakBuddyでやればいい
・英語を聞くという時間の存在→簡単な英文に慣れる
◎懸念点◎
教科書会社との連携が必要、著作権の問題
【施策3】
~販促キャンペーン~
◎概要◎
ベネッセやZ会との提携
┗認知拡大
┗ベネッセやZ会の利用者の傾向データ
【施策4】
~ユーザーつなぎとめ~
◎概要◎
・DMを退会した人にも送る
┗DMを企業からのものではなく自分からのものにする
┗中学生対して「未来の自分へ」というテーマで英語で話してもらい録音?手紙?
→数年後にSpeakBuddyからそのメッセージを送る
※大学生は「義務→遊び」になる感覚が響く
◎懸念点◎
・データ保存
・アドレスが変更していたら届かない
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