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「ヒバリ」に思うこと ~たとえ世界が君の敵になっても~

8月3日にリリースされた、騎士A初のフルアルバム「Knight A」。全16曲ともりだくさんのこのアルバムは、メンバー全員が作詞をしているという、リスナーにとってとても贅沢なものです。

メンバー作詞の7曲はどれもその人らしくて(とくにばぁうくんは「出てるよー」と言いたくなるくらいに)本当に素敵です。そして、それがメンバーの声で歌われると不思議とKnightAの曲としてしっくりくる感じがします。

そうまくん作詞の「真世界」と「I」は別格として、それ以外の曲の中で、初めて聴いた時に強い衝撃を受けた曲がありました。
まひとくん作詞の「ヒバリ」です。


歌は時に、作詞者の思いとは全く違う受け取り方をされてしまうものなのだ、と実感しました。

私が「ヒバリ」を聴いて衝撃を受けたのは、私自身がこんな気持ちを強烈に感じたことがある、と思ったからです。

「今 自分の好きを守るために 己の道を突き進め」
「愛すべきものを守るために 己の好きを突き進め」
「たとえ 世界が君の敵になっても 君を愛し抜くため 今日も生きる」
「さぁ 君の明日を守るために 己の好きを突き進め」
「敗北も挫折も失敗もすべて飲み込んで」


今から半年前、2022年2月。

愛する人が突然いなくなった。
たくさんの人が彼を批判した。
自分自身の中にも葛藤を抱え、自分の気持ちを確かめたり折り合いを付けたりしながら、迷いながらも好きを貫くことを選んだ。
「それでもそうまくんがすき」と声をあげた私たちは脳死などと言われ、珍獣のように扱われた。
それでも、愛する人を守りたいと心から願い、その再生に寄り添ってきた。

そんな時間を一気に思い出したのでした。


まひとくんはそんな私たちを見ていて、この詩を書いてくれたのかな…(絶対違うけど)

まひとくんはその渦中でも、私たちそうまくんのリスナーのことを気にかけてくれていました。そのことを私はずっと忘れないと思います。当時はお礼の気持ちをを伝えることもできなかったので、ここに書き残しておきます。


その後、愛する人は息を吹き返し、その大きな手で私たちを守り慈しんでくれて、まだ見ぬ世界へと導いてくれようとしています。

今があまりにも幸せに満ち溢れた時間なので(そうまくんがいつも一緒にいてくれる、ただそれだけで、世界は本当に毎日素敵です)、もう当時のことはうまく思い出せないのですが、「ヒバリ」を聴いて、ひさしぶりにその時の気持ちを思い出しました。


そうまくんと一緒に生きるということは、いろんな気持ちになることだと知った上で、私は進んでそれを受け入れると決めています。

この先何があっても大丈夫。
どんなときも力いっぱい、自分にできること全てを届けてくれようとして、ありあまる幸せを私たちにもたらしてくれる人とわかっているからね。

ずっと一緒にいるよ。

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「ヒバリ」(作詞:まひと)
まひとくんらしい、まっすぐな歌詞はこちらから↓


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そうまくんの新作歌ってみた「アイビー」(8月10日投稿)

甘く優しい声でそうまくんが語りかけてくれます。
コーラスも素敵。





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