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【事例紹介】騎士Aグッズ購入における、とある親子のやりとり

そうまくんのことが好きすぎて最近は全く取り組んでいませんでしたが、最近のffさんとのやり取りから、ふと書きたくなったことがあったので、今回久しぶりに親目線で記事を書きました。
(過去のnoteに書いていますが、私は娘(💚)から騎士Aを知りました。私はリスナーでもあり、リスナーの親でもあります。)

今、騎士Aオフィシャルグッズの通販が始まっています。


年始まで受け付けているので、お年玉をもらえるお年頃の方は、お年玉でグッズを買おうかな、という人もいるかなと思います。

そんな折に、Twitterでもよく見かけるのが、「親が…」という声。

これに思うことは色々あって、前回のライブ前、7月にも一つ投稿しています。


今回は、ここに書かなかったことを書こうと思います。
以下は一人の母の事例にすぎないので、みんなに当てはまることではないことは、どうかご承知おきください。

昨日の、グッズと親についてのffさんとのやり取りから、ふと思い立って、過去の記憶を掘り出してみました。

時はさかのぼり、2021年2月のライブ前。ライブチケットに当選した中学生の娘が、通販でグッズを買いたいと言ってきたときのことです。

チケットを買うとき、一応少しだけ騎士Aのことをリサーチしました。詐欺ではないかな、くらいのレベル感です。歌以外どんな活動をしているのかさえ、私は知りませんでした。
以下のやり取りはそのレベルで始まりました。

娘の第一声は、「ママはこんなの要らないっていうかもしれないけど、自分でよく考えて相当厳選したからグッズをこれだけ買いたい」という感じで、いかにも遠慮がちでした。
今、騎士Aオンラインストアの販売終了品を見返してみて思うのは、実際に娘は買いたいグッズを相当厳選していました。がんばって、どうしても欲しかったものだけに絞ったのだろうと思います。そう感じたのは、「ラババンは我慢する、タオルはたぶんあまり使わなそうな気がする、クリアファイルはランダムだし、使ったら汚くなっちゃうから使えないと思うのでやめとく、…」と、やめたものもひとつひとつ、愛情込めて詳しく説明してくれたからです。今思うと、本当はもっとたくさん欲しかったんだろうなあと。あのとき、娘の気持ちを汲み取ってあげられたらと、今は思うのですが…

時間を当時に戻します。
私は、娘が買うといった商品をストアで確認しました。私が一番驚いたのは、アクキーの値段でした。これで1000円って、いくらなんでも高すぎじゃないかと。しかも、保存用と持ち歩き用に2つ買うというのです。(そういう人も普通にいることを今では知っていますが、当時の私はもちろん知らない)
「大事に使えば、一つでいいんじゃない?」と私は言いました。娘は少し黙りましたが、ひるまずに、一つはきれいに保管したいからどうしても2つ欲しいと重ねて言いました。
「そうなの…」と私はひとまず返事を保留しました。
次に気になったのはランダム商品。なんと、何が来るかわからないというのです!(笑)
これは子どもを食い物にする新たな商法なのかなと思い、怒りに近い感情が湧いてきました。買いたいものだけを売ってくれれば、無駄なお金を払わずにすむのに、と。(今ではランダム商品の良さも楽しみもわかります)
このような商品を買うことが社会的に正しいのか、と、疑問が湧いてきました。

そこで娘が一言。「缶バッジとシュシュは頑張って交換するから、欲しい個数だけしか買わない。みんな交換しているから大丈夫」。なんと、知らない人同士でグッズを交換するというのです!
これでまた新たな心配が生まれてきました。交換なんかして、犯罪に巻き込まれてしまわないかと。
(その心配は杞憂に終わりました。4月にグッズが来て、シュシュはなんと緑色!缶バッジは娘が苦心して交換し、見事に緑一色になったのを見たときには、娘の努力に、思わず拍手喝采したくなりました。)

ランダム商品は何個買っても、欲しいものが手に入る確証はありません。缶バッジは最終的に2種類を3個ずつ欲しいという娘の言うとおりに、缶バッジ6個とシュシュ1個を注文することにしました。

バッグチャームはとてもかわいかったので、「これはいいんじゃない?普段使えそうだし」と言って即決。私がこれに難色を示すと思っていたらしく(値段が高いから)、娘はとても驚いていました。

そして冒頭のアクキーに戻ってきて、「これ今後もグッズがでるたびに2個買うの?」ときくと、そうだというので、うん、わかった、次からもう君のお年玉はないから、次のライブでは私が買ってあげよう、と腹をくくって、アクキー2個も注文することにしました。

こうして娘は、自分で厳選した商品は全て注文しました。コンビニにお年玉を持っていき自分で支払った娘は、少し大人びて見えました。

これが2月11日の出来事。私がはじめて騎士Aとしゆんくんのことを知る、運命の2月14日の3日前のことです。



以上が過去の顛末で、今あたらめて書いてみると何も知らなかった自分が猛烈に恥ずかしいのですが、それでも、誰かのお役に立てれば嬉しいのでここに書き残しておきます。


そして、私が今、思っていること。

母親は、娘が好きな人がどんな人か、に、絶対に関心があると私は思います。娘が自分の好きな人のことを母に伝えてくれたら、私なら母として率直にうれしいと思うでしょう。残念ながら娘は私にしゆんくんの魅力を語ってはくれなかったので、私は自分でネットで調べ、しゆんくんの配信を聴くところまで、自力でたどり着きました。

今のタイミングで、騎士Aを、あるいは騎士Aの誰かを好き、と親に話すにあたり、一番頼もしい見方はファンブック「Unite」でしょう。もしUniteを手に取れていたら、これを親に見せるのがいいし、まだ買えていない場合でも、グッズ購入の前にUniteを先に買ってもらい、一緒に見るのが早道だと思います。

なぜなら、出版物ということで一定の信頼が得られることに加え、Uniteはどのメンバーのストーリーも胸を打つ内容で、まじめに一生懸命やってきた人たちだということがストレートに伝わります。そして、親に話しにくい要因の一つ、「R18」について、Uniteでは一言も触れていません。親にインターネットで検索されるより前に、Uniteで情報をインプットすることには、計り知れない価値があります。

今、騎士Aの人気が急上昇している中、おそらくお母さんリスナーも増えていると思うので、中高生くらいのみなさんは、諦めずに親に話してみて欲しいなと思います。「大人はわかっちゃくれない」かどうかは、やってみなければわからないし、一度で諦めるのも早すぎると思います。
中には、理解を通り越して、子ども以上に夢中になる親もいます(はい、それは私^^)

私は、今年の2月14日より前には、仕事以外でYouTubeを見たことなど1回もなかったし、「ツイキャス」「歌ってみた」に至っては存在さえも知らない親でした。
そんな私が、今こうやってそうまくんの「俺の子」になっていることは奇跡と思いますが、世の中にはそんなこともある、ということが伝われば幸いです。

私たち母娘にもいろいろ葛藤がありましたが、9月のライブの時は、グッズを一緒に選んで、服やメイク用品なども一緒に買い、ライブも一緒に行き、とても楽しい経験をしました。

私を騎士Aとそうまくんにつないでくれた娘は、今心身を少し崩していて、インターネットからも家族からも離れた場所にいるので、今回のグッズは私一人で娘の気持ちも想像しながら買いました。娘が前回我慢したマグカップは、今回私が再販で注文しました。

そんなわけで、12月のライブは私一人で参戦します。娘が今どう思っているかはわかりませんが、私は、いつかまた娘と一緒にライブに行けるときを楽しみにしています。

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#そうま歌ってみた復活祭

11月にリスタートした、そうまくんのYouTubeチャンネル。
新曲、復活曲がぞくぞく登場しています。
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