見出し画像

約束を守れなかったから…

今日、入院中の娘と面会で話していて、何とも衝撃的で切ないことがあったので、期間限定で投稿します。
来週には娘はインターネットに戻ってきそうなので、この記事はその前に非公開にする予定です。
(2022.7.5追記: 本人了承のもと再公開しました)

ーーー
ちょっとだけ事情説明
(娘は心身の状態が悪く、昨年10月から、インターネットから隔離された入院生活をしています)
(娘は3年以上前からのしゆんくんのリスナーです。私は娘の豊洲ライブ送迎をきっかけに騎士Aを知りました。最初は私もしゆんくんの配信を聴いていましたが、いろいろあって今はそうまくんのリスナーです)

ーーー

今日の面会では、来週からタブレットで絵を描く許可がでそうだということで(娘は絵を描くのが大好き)、絵を描くアプリを使うためにはタブレットをインターネットにつなげることになるから、それならツイッターだけは見たい、というような話をしていました。

Twitterはみたいけれど、ツイキャスはもう見ない、と言うので、理由を聞いてみたら、「配信は時間が途中になってしまうから、途中で落ちるのは嫌だし(娘は食後の安静時間があるので、夜の自由時間は消灯前の20~21時だけ)、リアタイがすきだから録画はみたくない」「配信が見られなくても推し事ができるほどメンタル強くない」「文章を書くのが苦手でリプを書くのは時間がかかりすぎるからできない」などと言っていました。

その一方で、「私は単なる数になる」「ライブはいけば数になれるからライブは行きたい」「ツイッターはアカウント100個まで作れるから、100個作っていいねリツイートすれば、100いいね増やせる」とかいっているので、
「配信にいけなくても、それでも応援したい気持ちなんだね?」と聞いてみたら、しばらく黙ってから、大粒の涙をぽろぽろこぼして、

「ずっとついていくって約束したのに、できなかったから…」

これにはもう、私も胸がいっぱいになってしまって何も言えませんでした。

娘が配信を聴かなくなったのは、昨年の夏の192Hリレー配信の頃から。心身の状態が徐々に悪くなり、リアルのいろいろなことに急速に無関心になっていった時期。急激な体重低下により体力も激減していて、とてもリレーに耐えられるような状態ではありませんでした。

その昨年の夏から今までの数か月間、しゆんくんから離れてしまったことで、娘は、もう戻れないと思ったようです。

「出戻りは嫌われるから…」

とも言っていました。

たぶん小6の最後頃からしゆんくんのリスナーになった娘。昨夏、中3の夏まではとても熱心なリスナーだったと思います。無料のお茶をひたすら投げて、家族と喧嘩しながらも頑張って配信はぜんぶ行き、毎朝毎晩苦手な文章を時間をかけて綴り、ツイートして…
学校に普通に行けていたころも、不登校になってからも、私が全然知らなかっただけで、娘はこつこつとやっていたのだろうと思います。

それが、たった数か月のブランクで戻れないなんて…
病気で離れていたんだから、また元気になったから戻った、でいいんじゃないのと私は思ったし、娘にもそう言ったけれど、娘自身はそうは思えないようでした。

娘がしゆんくんと過ごした年月には、私には到底わからない、娘だけが感じている何かがあるのだと思います。そう思ったら、私にはもうそれ以上踏み込むことは出来ず、静かに涙を流す娘の肩をただ抱いていることしかできませんでした。

「でも、ママにこの話ができてよかった。」
面会の最後に娘は涙を拭いて、私にこう言いました。


私は娘のことを理解したいという思いから、娘の好きなものに興味を持ち、騎士Aに出会いました。そうまくんの子になってまだ1年未満の新米だけど、それでも、それ以前に比べれば、少しは娘の気持ちがわかる母になれている気がします。

娘の、行き場のない気持ちを聴いてあげられただけでも、今日は良しとしよう…

ただ、あまりにも切なくて一人では抱えきれないので、ちょっとだけ助けてくださいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?