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IFRS certificate

久しぶりの更新。

最近、IFRS(国際会計基準)を採用、或いは採用を検討している会社に携わる機会が多く、今後会計と関わる上でIFRSを避けることは難しいと、英語が苦手な私ながら思ったわけであります。

で、私はBig4のあるファームに所属しているのですが、確かに社内にはIFRSに関する研修や書物、ノウハウが大変蓄積されており、社内だけで勉強するのに事欠かないのですが、どうも対価を払わないと勉強する義務感が湧いてこないということもあり、何かないものかと色々探しておりました。

そこで探していると、ICAEW(英国勅許会計士協会)が提供しているprogramに、"IFRSs learning and assessment programme"  なるものがありました、日本では「IFRS検定」として一部の会計関係者では知られています。

日本のIFRS検定は、試験が年4回(3月・6月・9月・12月)に開催され、試験代は46,440円、試験結果は約1~1.5ヶ月で結果がわかるようです。詳細は下記HPに記載があります。

http://www.ifrs-kentei.com/about_ifrs/about.php

上記は日本語受験ですが、一方でIFRS Certificateの英語受験というものもあり、これは英国勅許会計士協会に直接申し込みをすることで受験できます。

ICAEW - IFRS Learning and Assessment Programme

http://www.icaew.com/en/qualifications-and-programmes/financial-reporting-learning-programmes/ifrss-learning-and-assessment-programme

英国では、試験を"IFRSs learning and assessment programme"と言う名で実施しています。金額は£450(本体価格のみ)と日本受験と比較して少し高いですが、日本受験と異なりIFRS学習用の教材(もちろん全て英語)なども含まれており、またいつでも受験でき、すぐに結果が出るという点は非常に魅力的です。

私は英語が苦手なので、IFRSの学習を通じて語学力の向上も高めたいと考え、英語受験をすることにしました。


今回色々調べていると、IFRS Certificateの英語受験方法について、日本のウェブサイトでは殆ど記載がなかったため、こちらに備忘録として残すことにしました。以下、内容を記載します。


①IFRS Programmeのプログラム内容の確認

まずは ICAEWのサイトへ行き、”IFRSs learning and assessment programme”のページへ行く。

ICAEW:http://www.icaew.com/en

”About the programme”の”more info”を押すとIFRS programmeの概要が説明されているので、同意する場合は”order programme”を押す。

”Learing Materials”サイトへ飛ばされるので、FINANCIAL REPORTING PROGRAMMESを選択し、”IFRSs Learning and Assessment Programme”を選択、Materialの概要が記載されている。

ただし、上記を購入するにはICAEWのMaterials accountの登録が必要なため、右上から登録を行う。

②ICAEW Materials アカウントの登録

IndividualとOrganisationの2種類があるが、ここでは個人が申し込む場合を想定しているので、Individualを選択。

続いて、名前とか住所とか記載する欄が出てくる。あとは教材の配達先とか、雇用先の情報とか。全部終わるとメールが来るので、ICAEW Materialsに行きログイン。

③programmeの購入

ログインするとバスケットに入れることができるので、ポチッと購入。私はVISAでのクレジット決済を利用しましたが、それ以外の購入方法があったかちょっと失念(2016年6月現在でJCBも使えていたようです)。

orderが通るとOrder Complete(申込完了)のメールが届きます。その後、冊子の教材が配達されるのですが、その際はOrder Despatch(発送済)のメールが届きます。

なお私は当初、”IFRS”programme(国際会計基準)ではなく、誤って”ISAs” Programme(国際監査基準)を申し込んでしまっていたことにOrder Despatchの段階で気付き、慌てて担当者に連絡し変更できないか確認してみました。クレジット払い&教材発送済だったためダメかと思いましたが、担当者がすぐ連絡をくれ、二つ返事でOK。このあたり、懐の深さを感じました。皆さんも購入の際はぜひ気をつけましょう。

④教材の到着、及びOnline勉強用のメール受領

上記申し込みが全て終わると、あとは教材とOnline勉強用のメールの到着を待つのみ。教材はOrder Despatch後に配送されるのですが、DHLで発送されてくるのだけれど無茶苦茶早い。DHLには追跡システムがあるので、それを見ると今商品がどこにあるのかが確認でき、とても面白いです。

Online勉強用のメールは、PCで勉強する際やtestを受けるために必要となるもので、教材発送とは別にメールでログイン用のIDとパスワードが送られます。このメールが到着すると、PCで勉強出来たり、testを受験することが出来ます。

と、ざっと上記のような感じです。

私も今ちまちま勉強していますが、なかなか忙しく思うように勉強を進めることができません。とりあえずCertficate目指して頑張ります。


下記は、私がIFRSの勉強をする上で非常に参考になったサイトです。下記サイトにも色々参考となる情報がありますので、IFRS Certificateの英語受験を受けよう!と思われる方はぜひご参考下さい。

IFRS検定(certificate)ってどんな試験?②(英語受験)

http://ifrs00accounting.blog.fc2.com/blog-entry-5.html

ぎろぴた-IFRS Learning and Assessment Programme

http://gyrospita.at.webry.info/201002/article_11.html




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