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【俳句】ライラック賞、俳句も応募します☆
今年は春らしい光景に出会うことが多くて、思わず俳句を詠んでしまいました。せっかくなので、ライラック杯、俳句も応募してみます☆
【一句目】
花咲きて ここにあったと 気づく草
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秋や冬は、草ははえていても存在に気にもとめずにいた雑草。春になって花が咲くと、とたんに「こんなところに、こんなキレイな花を咲かせる植物があったのか」と気づく。写真に撮るほど注目する。花が咲いていなかった時には見向きもしなかったのに。
人間も、才能がある人でも、ヒットを飛ばしたりバズったりする前は、才能は同じようにあっても全然気づかれなかったりする。花が咲いて、初めて、「ここにこんなにすごい人がいたのか」と気づいたりする。急にチヤホヤしたり…。
だから何?というわけでもないのだけれど…春になって、秋も冬も歩いているはずの同じ道を歩いても、「ここにこんなキレイな花が」ということが多かったので、詠んでみました。
「草」で「笑う」という、「花が咲いていないと存在に気づかない自分に笑う」というような、ちょっとした自虐、自嘲(失笑)も含めて。
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【二句目】
底なしの 空に真白き 花水木
花水木は白とピンクがありますが、私は圧倒的に白い花水木が好きです。
雲一つない青空を見ていると、あまりに青一色すぎてよるべない不安を感じたりしますが、そこに白い花水木があると、青い空とのコントラストで、底なしの空に吸い込まれそうな自分をとどめてくれるような気がします。
これからの先がわからない新生活は、ワクワクする反面、不安でもあります。底なしに吸い込まれそうな青い空に対して、白い花弁が確実に花開いて咲いている花水木が救いとなっているような…真っ青な空に白い花水木がキレイだなぁ~という情景を詠んでみました。
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【三句目】
お花見に 眉描き 白い毛をみっけ
退職すると、日常的にはメイクをしなくなりました。ふだんはリップくらい。眉まで描くのは、ちょっと遠くにおでかけをする時。
ちょっとおめかしをしてお花見に出かける時、久々に眉を描いてメイクをしていると…眉毛の中に一本白髪を発見しました。
去年退職してから、髪の白髪は増えてきましたが、ついに眉まで!という驚き。でも、それほどガッカリというだけではなく、「眉毛にまで一本白髪みっけ」というくらいの気持ち。老いを感じてもの悲しい気持ちはありながらも、ガッカリというばかりではない、という軽い気持ちを「みっけ」とあらわしてみました。
私は髪の毛がすべて白髪になっているおばあさんに憧れがあって…その状態を目指していくために、白髪が増えてきても染めることはしないつもりです。でも、今の私は、まだ髪の生え際に白髪が増えてきたくらいなので、全白髪までの道のりは遠そうです。
以上、応募します☆
~先日「ライラック杯」に「短歌」を応募した後、「みんはいとうけつせんげん」が発表され…ガックリきました…。
「みん俳」は、とても楽しい交流の場だったので、「とうけつ」は悲しい。でも、運営する皆さんの労力はハンパなく大変に違いないというのも想像できます。むしろ、今まで運営して下さって感謝の気持ちでいっぱいです。
みんなの俳句大会「とうけつ」のお知らせは悲しいですが…早く解凍されることを願って、今回の「ライラック杯」も含めて、夏までの「みん俳」、楽しんで参加させていただきたいと思っています☆