アリスショートについて
題材としてラフ画を描いて、それから発想していく。
最初の骨組みがテンプレみたいなミラーハウス。
あまり広がらなかった結果、バラけました。
箱を納屋にして、閉じ込められているアリス。
祖母の肩身の着物をキッカケに始まるストーリー。
祖母を嫌い、祖母に気に入られていた娘に当たる母。
愛されたかった、けれどどんな愛情がほしいかわからないまま、そのフラストレーションを母親に向け、亡くなったら娘に向ける。
理不尽なんてそこら中に転がっている。
事件あるミステリーだって、犯人がいるだけで悪い人はいない。
可哀想な登場人物なんだと思えたら、見方が変わってくる。
善人な主人公なんてつまらない。けれど、天使な笑顔や溢れる優しさにより、周りが取り合いになる。
一転して罪作りな主人公に変わる。
もう善人ではないわけだ。
ベクトルがなくとも女の子に囲まれていればハーレム。
リア充しやがってと言われる。
文句を連ねる友人になった気分になる。
ほら、視点を変えるだけで、苦手なものも読みやすくなる。
作品、文章、詩。
書いた人、見た人の数だけの見方や解釈ある。
違う視点からみた景色はおなじようでちがうから。
納屋に変えたのはエブリスタのコンテスト用に裏で書いてます。
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