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2023/10/1見た弟が遂に本心を剥き出しにする夢

夢)
断片

弟と何かあって立ち話のあと
彼が去ろうとした時
あまりに腹が立って
腹いせに彼のズボンの裾を踏みつけ
下ろしてやろうとした

彼が歩いていくうちに
下だけでなく全身の服が脱げ
路上で全裸になる
あまりのことに内心ヒヤッとなる

そのタイミングで向こうから
全裸の外国人カップルが歩いて来る

カップルは弟を見て同志に出会ったと感激し
特に彼女の方が嬉しそうに
英語で何か話しかけている

分析)
フラッシュバックの可能性
弟に対して蓄積していた感情と
対面している

この問題を克服しようとしている

彼の人格に本質とは異なる
社会的体裁じみた性質が蓄積されており
それと人格を混同していることを見抜いている

これを取り払おうとしている

思わぬ形で本心が曝け出されたことで
弟が仕事を辞める可能性

それをきっかけに
本心が引き寄せたこれまでとは全く違う
対人運が引き寄せられる



どういうカテゴリの人がそうなのか
今ひとつ共通項が見出せないのだけど

幼少の頃親等から受けた躾や言葉を
自分がどう感じるかという
精査を通すことなく
社会に対しそのまま再現する人々がいる

「自分はこう教えられたから
その通りにしか出来ないんだ」

彼らは一様にこのようなことを発し
自らの正当性を公言する

それは確かに
他人に対して放たれた言葉なのだが
わたしにはまるで
本人が自分に言い聞かせているように見える

他の選択肢以外ないのだと
自分で自分に暗示をかけているようにしか
見えないのだ


弟からも時折
こういう雰囲気が見られた

彼らは共通して多分
幼少の頃に自我の一部を閉ざしている

その封印は固く
基本開けるという行為が選択肢から
除外されている

そのため必ずそこに
小手先の代用策が当てがわれている

何故か大概良案とは思えない
取ってつけたような
投げやり感満載のものであることが多い

まるで誰かに指摘されるのを
待っているかのよう

自分が"被害者"となった経緯を
聞いてくれる誰かを
探しているかのようである

わたしはその誰かになることから
延々と逃げ続ける

彼らが一方的な被害者だとは
思わないからである


被害を自覚した時点で
加害の何たるかを知るからである


一方的な被害者で終わる人生はない

自身の根源に触れれば
そのことが明確に分かる

だから彼らには早くその歪な鎧を脱ぎ
閉ざした扉を自らの手で
開放してもらいたいのである


夢の中でわたしは
仕事(ズボン)に固執する弟の本心(裸)を
剥き出しにした

彼が仕事に逃げていることは
家族間で割と周知の事実だった

漸くこのことに
終止符が打たれるのかも知れない

仕事ができる云々の前に
人である自分の何たるかである

ここを知ることで彼は
今の何倍も美しく魅力的になることだろう

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