少子化対策の方向性に納得ができない

今、政府の少子化対策というと、保育所、託児氏の充実が主に言われているが、根本的な考え方に納得がいかない。

これは、子供を持つ親の負担を減らす、母親が働きやすい環境を作るという考えのもとに成り立っていてる論理だ。

確かに、学校を卒業して就職などして働いている女性は多い。それらの人の中で結婚してもそのまま仕事を続けたいという人はどれだけいるのだろうか。

仕事をしたいという人の中で、家計を助けるためではなく、働きたいという人はどれだけいるのだろうか。

「一億総活躍」という、響きの良さげな標語のもと、現状を理解していない現状に伴わない政策が、どんどん少子化を進ませている。

「一億総活躍」の政策の中で、結婚年齢が上昇し、不妊に悩む人が増えているということを問題視しておきながら、原因を解消するのではなく、金で対処しようとしている。だが所詮は、対処療法。100%対応できるわけではなく、根本的な問題の解決にはなっていない。

女性差別の解消も、形だけのもので、一部の数字を取り上げて解消しているというが世界的な指標でも先進国では最下位層であり、女性の政治家を増やすための努力をしない自民党はこのことを真剣に考えていない。

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