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福知山城の近くにある蛇ケ端御藪(明智藪・光秀堤)

こんにちは!
光秀マインド足立聖忠です!

今日は福知山城のそばにある竹藪のお話を少し書きたいと思います。
私がこの藪の存在を知ったのは2018年に福知山環境会議という団体へ出向で行った際でした。

昔、福知山を度重なる水害から守るべく明智光秀が治水するために作った堤防という説がある場所です。福知山城から徒歩数分で行ける場所で、竹藪と古木が茂っており、中々近づける場所ではありません。

そんな中、大河ドラマ「麒麟がくる」の影響で、明智光秀ゆかりの場所として注目を浴びるべく、竹藪整備を福知山環境会議のメンバーで月一で行っていました。これが中々の重労働で、狭い藪はチェーンソーで倒すのも難しく、切る角度によっては竹がしなりチェーンにかんでしまいチェーンが外れることもしばしば。
また切った竹を短く切断し、チッパーで砕いていく作業も伴います。

当時の目標としては河川までの道を作るか、明智藪の先端まで人が歩けるようになれば由良川と新音名瀬橋が一望できる場所は魅力的な場所になると考えての活動でした。
そして完成したあかつきにはライトアップ構想やイルミネーション。竹藪でのプロジェクションマッピング案等も出ており、業者打ち合わせや電力確保まで色々な話が出ていましたが、2018,2019と予算の関係と整備作業が進まないことで断念となりました。それでもこの魅力的になりえる場所へスポットを当てるべく小さいながらに明智藪の竹を使った光のモニュメント作成を行いました。この頃から竹一族の陰謀の族長である小川さんと色々な事業のお話をするようになりました。

小川さんは福知山城の近くにお住まいで、放置竹林問題に対して、竹を使った灯篭の作成を通じて知ること、関わることの促進をする活動をされています。近年では竹灯籠のデザインや作成技術が評価され、京都グッドデザイン賞を受賞されたり、様々な神社仏閣でのイルミネーションイベントや、湯村温泉での光の演出などを手掛けられています。

福知山ではまちづくり株式会社と合同で、竹灯籠ワークショップを子どもたち向けに開催するなど放置竹林問題だけでなく、地域の子どもたちの郷土愛につながる活動にもなっています。2022年の福知山イル未来とでも受け付け横のモニュメントの作成もいただき会場の入り口を彩っていただきました。

福知山環境会議や小川さんの活動もお城でのイベントを仕掛けていなければ知ることが無かったものです。様々な活動が多くの人に共感として広がり、大きな動きになっていけばと思っています。

さて次回はそんな竹灯籠の小川さんと福知山公立大学の学生さんが福知山城でチャレンジされた過去の活動の記事を書こうと思います。

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