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✍️まさかの臨月

臨月の37週のことでした。
予想もしていない事がおこりました。

そう。夫のコロナ陽性です。

7月15日まで2泊3日で出張にでていて、帰宅してどっと疲れていた夫。

そしてそのまま、16日午後から出かけて夜に帰宅した夫は疲れた様子。家にあった抗原検査キットを自分の部屋に持っていきました。

そして自分の部屋にいる夫から電話

「陽性だった。」

翌日病院へ行き、PCR検査。検査の結果はさらに翌日にわかりやはり陽性。

私と1歳9ヶ月の息子は濃厚接触者に。

保育園はお休み、また妊婦健診にも行けなくなり、もしこの期間に陣痛が来たら、総合病院に転院して、帝王切開になるとのことでした。

まさかすぎる…。


何より大変だったのは、上の子を見ながら、臨月のふらふらの状態で、自分が絶対に感染しないように気を遣いながら夫を介助するとでした。3食の食事と、身の回りのお世話など。

アルコール消毒もやりにやりぬいて、手袋をし、なんでもハイターで消毒し、マスクも二重につけ、息を止めて臨みました。食器も全て使い捨て、避難民のような生活をしてもらいました。

毎日完全ワンオペ、買い物も死ぬ気で行き、お腹も大きく暑い中、とにかく1人で頑張りました。

図らずも私がハイリスク患者、また小さい子もいるという事で、陽性判定5日目にしてホテル療養へ。

夫が居なくなってからはだいぶんストレスがましにはなり、義母さんにご飯を作りにもきてもらったり、本当にありがたくも甘えさせてもらいました。

そこから3日間の徹底した換気。濃厚接触者が解除になった翌週からはケルヒャー清掃、寝具とカーテンをコインランドリーで除菌、そして全ての箇所をアルコール消毒しました。

そんな妊娠38週、最後のマタニティ生活の1週間でした。そしてその1週間後、使命深き未来の王者がこの世に誕生しました。笑

マタニティライフを楽しむなんてそんな美しい話ではまったくない日々でしたが、

最終大詰めもありましたが、やりたかった家の掃除、写真の整理、赤ちゃんのお部屋の準備などは出来上がったので、まあ悔いもなく充実の、思い出深き10ヶ月となりました。😂

望んだ通りのお産ができることは本当に奇跡なのだと感じました。

今だからこそ言えますが38週では想像もつかなかったです。

39週と1日目で望んだ産院で、望んだ方法で計画無痛分娩を最高の環境でできたこと、本当に感謝であり奇跡だなとおもいました。

そんな、忘れない思い出です☺️

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