すーさんコラムvol.4「アシスタントは決めた方がいいのか?」

配信一年目、僕が最も苦しんだのはランクではなくアシスタントさんとの関係でした。
ポコチャではファミリーのリスナーさんの中からアシスタントというものを決めることができます。
アシスタントには「コメ禁・ブロック」「ファミリー招待・承認」「ご新規さん歓迎・お忍び配信に入れる」という権限が与えられます。
配信中にライバーだけでは対応できないときにお手伝いをしてもらうというニュアンスですが、具体的に何をやってもらうのかはライバーによってさまざまです。

◆良い点

配信中に初見さんが来たときにライバーの自己紹介定期を流してくれたり、枠の楽しみ方定期、ゲームコーナーのルール定期などを流してもらえます。
また、アシスタントはその枠のリスナーとしての「顔」になるので、その人がその枠でのリスナーのお手本になって枠を盛り上げてくれたりもします。
メーターの管理や相談に乗ってくれる人もいるので、ライバーだけでは思いつかないアドバイスをくれることもあります。

◆悪い点

アシスタントは仕事ではありません。人間働いたら対価を求めてしまう人がほとんどです。
さらにライブ配信はライバーとリスナーの距離が良くも悪くも近いというの特徴があります。
以上のことからアシスタントがガチ恋リアコと呼ばれる、本気でライバーのことを自分のものにしようとしてくる人がいます。
最初はそんなことなかったのに時を重ねるにつれてそうなってしまったという事例も聞きます。
僕のケースでいうと、僕からお願いしたこと以上に色々なことを提案してくれてサポートをしてくれていました。
しかし気づいたら僕は何かをやりたいときにアシスタントさんを通さなければならなくなりました。通さないと信頼されていないと言われました。
さらにアシスタントさんは最初はやりたくてやっていたこともだんだん義務と感じるようになり、僕の配信を楽しめなくなりました。
最初は任命された使命感に燃えていましたが、だんだん配信が始まったら行かなければならないという義務感になっていきました。
最終的には僕の配信が自分の理想と違うと言って僕のことを攻撃するようになりました。
結果として僕は固定のアシスタントをやめて、今はご新規さん歓迎配信の度に臨時のお手伝いさんということでアシスタントマークをつけるシステムにしました。

◆まとめ

何が正しいということはありませんが、アシスタントというのは素敵な面もあればリスクもあるのだということです。
個人的には特定のアシスタントを定めるというのはリスクの方が高いと思っています。
アシスタントを定めると、ファミリー運営とは別に、アシスタントさんのケアもすることになります。コミュニティが増えるので単純な仕事量はどうしても増えます。
当然ですがアシスタントであろうと絶対に個人の連絡先を渡さないでください。事件に発展してしまう可能性もあります。
ライバーとリスナーは、あくまで適度な距離を保ってお互いへの思いやりとリスペクトを持っていきたいですね。

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