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某Faceb●●kに対する嫌悪感の源|不利益より不公正

個人情報の取り扱いについて、某Faceb●●kにとても腹が立っています。

皆さんもお気づきの通り、普段全然調べないようなモノゴトを検索したすぐ後に、某Faceb●●kでそのモノゴトに関連する広告が出たり、もっとひどい時は、検索した企業の広告がそのものズバリ表示されたりします。

ただ、実は本当に嫌なのは、そういう情報の活用のしかたではありません(それもまあ気にはなるけど)。「この広告が表示される理由」があまりにも不誠実だからです。

例えば、僕はアラフォーのサラリーマンなのですが、ある時、それまで全く検索していなかったモノゴト(例えばエレキギター)についてブラウザで検索したところ、その直後、某Faceb●●kにエレキギター関連の広告が表示されました。普段はそれほど気にしていなかったのですが、余りにも露骨で少しイラっときたので、「この広告が表示される理由」をクリックしてみました。どのようなルートで僕がエレキギターを検索したという情報が某Faceb●●kに渡されたか、確認できると思ったからです。ところが、実際にそこに飛んでみると、「年齢層が広告主のターゲットだから」だとか「居住地が日本だから」だとか、核心ではないことしか書いていません。

どれも嘘ではないけれども、僕がおそらくこの十数年で初めてエレキギターを検索した直後にその広告が某Faceb●●kに表示されるということは、(計算はできませんが確率的に言っても)ほぼ確実に、「エレキギターという単語を検索した」という事実が、広告が表示される主たる理由であるはずなのに、その核心については一切触れていないのです。明らかに、規制や、批判的な世論に対してお茶を濁すためだけの機能だと感じられました。

正直言って、そんな機能、つけない方がよっぽどマシだと感じます。「この広告が表示される理由」をクリックしたことで、某Faceb●●kが一気に嫌いになりました。

自分が何にこんなにイライラするかと少し立ち止まって考えてみると、「自分の個人情報が適切ではない(と自分が感じる)方法で扱われている」ということ以上に、ゴマカシの回答で「回答した」というアリバイ作りを行っている某Faceb●●kの不誠実さに怒りを感じているのだと思います。

不利益よりも不公正に強い怒りを感じたのだと思います。

一事が万事だと思います。このような非倫理的な態度がこの一点だけだとは僕はとても信じられません。個人としてできることは限られますが、極力某Faceb●●kへの個人情報提供ルートは断とう、と心に決めるきっかけとなりました。

某Faceb●●kが確信犯的にそのような愚にもつかないアリバイ作りを行っているのか、消費者の心理が読めていないだけなのかわかりませんが、前者だとすればビジネスモデルが時代遅れになっているということだし、後者だとすればとても愚かだということです。その先に何が待っているかは言わずとも、、、

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