【Five Prayers #1】マナに満ち満ちた世界【ここまで書いたはいいけど整合性が取れずに没】

 宇宙のどこか、クリーチャー世界ともまた違う、しかし数多のクリーチャーが覇を競う惑星。
 その、一角にて。

「先攻は私だ! 《超次元ガロウズ・ホール》をマナに!」
 蒼い龍が手元の紙切れを足元に落とす。カードから溢れた水のマナが、もとより溢れんばかりのマナの中へと取り込まれ、最大数「6」を示した。
「恨むなよ。呪文、《ガチンコ・ジョーカー》!!」
 もう1枚のカードに闇のマナが注ぎ決まれるや、実体のない道化師が姿を現し、紫色の鎌でもって対戦相手……緑の龍に襲い掛かった。
 手札を2枚刈り落とされた緑神龍は、しかし表情を変えずに呟く。
「『恨むなよ』、か。それは私の台詞だ」
「なっ、それは……」
 どういう意味だ、そう言いかけた蒼い龍の言葉を、
「甘いぜ、スウィート!!」
 ハンデスに反応して飛び出してきた《永遠のリュウセイ・カイザー》が遮った。
「面倒なことを……!」
 《ガチンコ・ジョーカー》の効果で落とされたのは、《永遠リュウ》と《蒼狼の始祖アマテラス》。続いてガチンコ・ジャッジが失敗し、《ジョーカー》は墓地に落ちていく。
「……ターン、終了だ!」
「そうか。恨むなよ」
 ターンを得た緑神龍の手札は、開始時のドローを含めて4枚。そのうち1枚、《緑神龍ダクマバルガロウ》を即座にマナに置く。
「行くぞ。まずは《フェアリー・ギフト》、さらに続けて……」
 緑神龍は植物質の体躯をうねらせ、自ら戦場へと躍り出る。
「私……《緑神龍バグナボーン》を、召喚!」
 


見切り発車で書き始めたはいいものの設定詰めてったらまるっと没りました。
ので公開するだけ公開します。

  最近pixivのメインアカウントに小説を全く上げていないミツ

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