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第4回 MN杯【スタートチャージ5/キリコ禁止ほか独自制限あり】開催後レポート

はじめに

miTSu noirことミツです。
3/11の21時15分から、デュエル・マスターズ プレイスの非公認大会〈第4回 MN杯【スタートチャージ5/キリコ禁止ほか独自制限あり】〉を開催しておりました。
この記事は第4回MN杯の開催後レポートとなります。



大会結果

参加者数は主催者を含め8名。スイスドローBO3形式で、全12試合がスムーズに行われました。

第4回の優勝を勝ち取ったのは、【光水自然 ターボゼニス】を使用された、「阪本健太」選手です。改めて、3度目の優勝おめでとうございます!

優勝者デッキリスト

なお、提出していただいた画像の下部分が見切れておりましたが、
カードの判別は可能であるため、そのまま掲載いたしました。

他の参加者のデッキタイプ内訳は以下の通りとなります。

【火t光水闇自然 サムライ連ドラ】
【火自然t光水闇 シロガシラ・ジュカイ】
【水闇火t自然 THE FINAL・ボルメテウス】
【闇抜き4c メンチ斬ルゾウ】
(準優勝)
【光水闇自然t火 ギフト・ホーガン】
【光水闇自然t火 ホーガンエイリアン】
【光闇火自然t水 グラディアン・バルガライゾウ】

(すべて各1名)

過去最多の参加人数となりましたが、トラブルなく大会が終了し本当に安心しました。
そのぶん多彩なデッキが現れており、いわゆる【連ドラ】系のデッキや《サイバー・G・ホーガン》を軸に据えたデッキがそれぞれ2名。しかしながら、デッキ構成は全くと言っていいほど異なっており、デッキリストを頂いた時点で驚きました。なお、【連ドラ】の定義に関してはここでは争わないこととします。
3回戦の全勝卓で優勝を争ったのは【ターボゼニス】と【メンチ斬ルゾウ】という通常ルールでも活躍している2デッキ。それらが有するデッキパワーと、スタートチャージ5に落とし込んだ腕前を見せつけられました。



MN殿堂(禁止・制限)について

スタートチャージ5という特殊な環境下でのデュエルを楽しんでいただくため、「MN殿堂」と称し、全3種の禁止・制限ルールを施行いたします。


リミテッドMN殿堂

L(リミテッド)MN殿堂に指定されたカードは、デッキに2枚までしか採用できません。

大会の翌日に当たる3月12日、第19弾カードパック「グレイト・ディスティニー -希望の双子-」のティザームービーが発表されました。
次回大会では、《仰天無双 鬼セブン「勝」》、《ガンリキ・インディゴ・カイザー》、《希望の絆 鬼修羅》といった、第19弾の強力なハンターが参戦することとなります。これらは、今回準優勝を飾った【メンチ斬ルゾウ】のデッキパワーを大きく押し上げることが予想されます。
しかしながら、核である《バンカラ大親分 メンチ斬ルゾウ》のサイキック・セルを形成するサイキック・クリーチャーは、いずれも1枚採用がほとんどであり、直接規制を入れるとなると禁止指定となってしまいます。
そこで、その軸のひとつである《魂の大番長「四つ牙」》を展開するカードのうち、もっとも他デッキに影響が出にくいと思われるカードを1枚選び、2枚制限とすることにしました。
《予言者ヨーデル・ワイス》を、LMN殿堂に指定します。

第5回以降は、デッキに2枚までしか採用できません。


MNオーバー殿堂

MNO(オーバー)殿堂に指定されたカードは、デッキに1枚までしか採用できません。

【ターボ】系のデッキの根幹をなす6コストマナ加速カードの制限は、公式のSPルールマッチイベントで禁止に指定されていることもあり、以前から想定していたことではありました。しかしながら、【メンチ斬ルゾウ】の活躍を受け、有効な対策カードのひとつになりうる《偽りの名 シャーロック》の運用性を過剰に下げるのは得策ではないと考えるに至りました。
そこで、現状存在する6コストマナ加速カードから、選択肢を狭めるという目的で、特にデメリットがなく運用性の高いものを規制することとします。
よって、《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》を、MNO殿堂に指定します。

第5回以降は、デッキに1枚までしか採用できません。


第19弾での実装が確定しているカードに、《希望の絆 鬼修羅》があります。
スタートチャージ5においては、8コストまでなら《フェアリー・ギフト》を利用することで1ターン目に召喚が可能です。MN杯は《鬼修羅》を警戒し、その踏み倒し先として最も有用とみられるカードを1枚、制限することとしました。
その条件に当てはまるカードのうち、《勝利宣言 鬼丸「覇」》は、今回準優勝を果たした【メンチ斬ルゾウ】のほか、10マナまで伸ばせるデッキなら投入を検討できるグッドスタッフ性と、ドラゴンかつハンターという優秀な種族、そして極めて高いフィニッシュ性能を有します。
加えて、大型マナ加速によってマナに落ちた場合でも、《メンチ斬ルゾウ》の覚醒リンク時効果や、次弾収録と目される《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》の召喚時効果によって場に出すことができるため、1枚制限では甘いと考えました。
よって、《勝利宣言 鬼丸「覇」》を、MNO殿堂に指定します。

第5回以降は、デッキに1枚までしか採用できません。


今回優勝を果たした【ターボゼニス】について、《「智」の頂 レディオ・ローゼス》の活躍が確認されました。《レディオ・ローゼス》は、6コストマナ加速から繋がる10コスト獣でありながら、5ハンデス・5枚ドローという圧倒的なアドバンテージの確保が可能であります。アンケートにおいても、《レディオ・ローゼス》の規制を望む声が複数聞かれました。
《レディオ・ローゼス》には《偽りの名 ハングリー・エレガンス》のマナ召喚や、《天運ゼニスクラッチ》での踏み倒しといった強力なサポートが存在します。そのため、こちらも2枚制限では甘いと考えました。
よって、《「智」の頂 レディオ・ローゼス》を、MNO殿堂に指定します。

第5回以降は、デッキに1枚までしか採用できません。


MNプレミアム殿堂

MNP(プレミアム)殿堂に指定されたカードは、デッキに1枚も採用できません。

今回、新たにMNP殿堂に指定されるカードはありません。


MN殿堂解除

環境やカードプールの変化を鑑みて、制限が緩和、もしくは解除される場合があります。

本来、MN殿堂の緩和・解除は、それぞれの制限において規定された一定期間を経過した上で検討するものでありました。しかしながら、今回、環境全体の状況を見て、前倒しでの規制解除を行います。

今回の大会では、《アクア・インテリジェンス 3rd G》や《アブドーラ・フレイム・ドラゴン》といった、小型~中型を対象とする全体除去が複数のデッキで確認されました。これらは、2連覇のすえ2度の規制を行った【アポロヌス・ドラゲリオン】に対する抑止力となりうるカードです。こういったカードを搭載しうるデッキが多く存在する今であれば、【アポロヌス・ドラゲリオン】関連カードの規制を緩和しても問題ないと考えました。
現在、【アポロヌス・ドラゲリオン】を主要な理由として制限しているカードは3枚あります。そのうち1枚、もっとも影響が少ないと思われるカードの規制を、このたび緩和いたします。
《ヘリオライズ・ドラゴン》のLMN殿堂指定を解除します。

第5回以降は、デッキに4枚まで採用できます。


MN殿堂まとめ



次回開催(第5回 MN杯)について

開催日時

エントリー開始は4/1の0:00、開催は4/15の21:00を予定しております。

大会形式

第4回と同じく、スイスドローで開催いたします。
参加者数が8名以下であるならBO3、9名以上ならBO1となります。

MN殿堂回避カードについて

当大会では、上記規制に指定されないカードとして、以下の4枚を指定しておりました。

《月光電人オボロカゲロウ》
《フェアリー・ギフト》
《フェアリー・ミラクル》
《DNA・スパーク》

しかしながら、それをMN杯運営が定めるのはともかく、それを逐一公表する必要はあるのか、という点について、合理的な理由が存在しません。
そのため、次回以降、MN殿堂回避カードを撤廃いたします



おわりに

第4回開催後レポートは以上となります。
MN杯は今後もスタートチャージ5を楽しめる場を提供することを目的として活動を続けてまいります。
皆様のご参加をお待ちしております。

  MN杯主催者 miTSu noir

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