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第10弾EX期 シータバグナボーン

皆さん、バグナボーン、してますか?

初めまして。普段はpixivにデュエマまったく関係ない小説を投稿したり、一人ぎゃあぎゃあ騒ぎながらデュエプレしてたりするミツです。

ひと口にデュエプレしてます、といっても楽しみ方はいろいろありますよね。私の場合はずばり、

緑神龍バグナボーン(デュエプレ)

《緑神龍バグナボーン》
実装された7弾以降、私が擦り倒しているカードです。

能力はシンプル。
攻撃時にマナからパワー参照で踏み倒しができるという、DMPP-10EX現在では唯一無二のものです。
「ロマノフサイン」や《魔皇グレンベルク》に比べ準備に手間がかからず、《超竜ヴァルキリアス》と異なり何度も踏み倒せるのが強みです。

このカード、実装直後はいろいろと話題を呼びました。
当時の主な使い方といえば、

幻想妖精カチュア(デュエプレ)

いわゆる【ペンチカチュア】に搭載して、《ギガクローズ》なんかを踏み倒す構築でした。

というのも、この《バグナボーン》、アタックトリガーありきのスペックの癖に(緑単色なので)スピードアタッカーを持たず、(初出が戦国編なので)マッハファイターもないんですよね。
そのタイムラグを解消するために《幻想妖精カチュア》や《マイキーのペンチ》が採用されていたわけです。

ただし、これは不死鳥編にあたるDMPP-07での話。
今や同期のアポロは殿堂、ドリメは環境トップから引きずり下ろされ、カチュアは《極仙龍バイオレンス・サンダー》を採用した5c型へと変遷を遂げました。
そんな中、バグナボーンが本来初登場した時代・戦国編にあたるDMPP-10にて、ついに待望の強化カードが実装されます。

それがこの、

竜装 ザンゲキ・マッハアーマー(デュエプレ)

《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》です。

【青赤剣誠】や【白赤武者】で目覚ましい実績を築いたこのカード。
他にも、【連ドラ】では《紅神龍バルガゲイザー》をスピードアタッカー化して即座に起動させつつ後続のドラゴンをそのターンに走れるようにしたりと活用されています。
そのサポート対象は「ドラゴンとサムライ・クリーチャー」。
そう、《バグナボーン》もその恩恵に預かれるというわけです。

そしてDMPP-10EX実装に伴い、もう1枚の強化パーツが現れました。

火焔タイガーグレンオー(デュエプレ)

《火焔タイガーグレンオー》
早い話が、《バグナボーン》の攻撃時に《竜極神メツ》のcipと同様の全体除去を与えてくれるS・トリガー獣です。
ついでにサムライなので、《ザンゲキ》下では即時打点としても運用が利きます。

これらを利用して構築したデッキが、私をロマノフカップ・ネログリフィスカップの二期連続ADマスター到達に導いてくれたデッキ、
【シータバグナボーン】です。

詳細デッキ解説

シータバグナAD DMPP-10EX

ここからは採用カードの解説に移っていきます。

《フェアリー・ライフ》 4枚
言わずと知れたマナ加速呪文。このデッキの初動その1です。
ここから《ザンゲキ》→《ギフト》+《ダクマ》と繋ぐのが最速ムーブの1つ。
え、《バグナボーン》じゃないのかって? それは追って解説します。

《鼓動する石版》 4枚
初動その2。といっても実は《ライフ》より重要度が高いです。
運次第ではありますが、+2000のパンプアップはかなり有用。
トリガー《聖鎧亜ジャック・アルカディアス》などを少しでもケアするという役割も帯びているため、《ホッピ・ルッピ》での代用はお勧めしません。

《ボルット・紫郎・バルット》 4枚
初動その3かつサムライ
使い道は【ロマノフマッハアーマー】等と同様、《ザンゲキ》のサーチ役です。
このデッキにおいては雑に《バグナボーン》から投げられる擬似キャントリップ付きSA獣としても活躍します。

《フェアリー・ギフト》 3枚
早出し要員。
《バグナボーン》などを2マナ軽く出せます。
最速ムーブに使われるのはもちろん、9マナあれば
《ザンゲキ》+《ギフト》+《バグナボーン》の流れが可能です。
相手が手札に《邪眼銃士アレクセイ候》を握っていたり、場に《天雷の聖霊ユリウス》がいたりする時に有効な動きです。
環境にビートが多いなら4枚にも。

《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》 4枚
このデッキの核。文句なしの4投です。
クロスギアメタには弱いので、複数枚をジェネレートしておくなどして対策しましょう。
《バグナボーン》や《紫郎》《タイガーグレンオー》をSA化するのが主な役割ですが、+2000も馬鹿にできません。なんならフル活用します。
詳細は《ダクマバルガロウ》の項にて。

《ストリーミング・チューター》 3枚
激しい手札消費を(無理矢理)支えるためのカード。
トップ5枚をめくり、火と自然をすべて回収、残りを墓地に送ります。
上に貼ったリストでは水単色が6枚しかないため、高確率で4枚、かなりの頻度で5枚、酷くても3枚は期待できます。
特に【ハンデスナイト】対面では重宝します。
ただし、《ダクマバルガロウ》が殴りまくるのもありLOには注意。
環境にコントロールが多いなら枚数を増やし、ビートが多ければ減らしましょう。

《電脳勇騎マグナス》 2枚
青赤の色基盤。
登場時にブロッカー破壊しつつ1ドロー。
【バグナボーン】が【ボルフェウス天門】に強く出られる理由でもあります。
状況次第では《アクア・ハルカス》感覚で使うことも。

《アクア・サーファー》 3枚
みんな大好き最強ST獣。
《バグナボーン》から出るバウンス持ちで速攻対策にもなる青のマナ基盤という、入れない方がおかしいレベルの相性を誇ります。
ただし枠の都合上3投。

《策略と魅了の花籠》 2枚
マナ送り&手札交換ST呪文。青緑のマナ基盤でもあります。
ただ、《マグナス》ともども多色なので地味に事故要員。
双方ともに2投なのはその辺りの都合です。
なんなら多色合計4枚でも事故る。

《火焔タイガーグレンオー》 3枚
最新ST獣にしてサムライ
《ジャック・アルカディアス》などの小型ブロッカーを焼き払いつつ自身も打点になるため、フィニッシュ力の向上に大きく貢献してくれます。
正直もうちょっと入れたいけど枠がない。

《緑神龍ダクマバルガロウ》 4枚
ドラゴンを持つメインアタッカー。
素のパワーが1000であるため《バグナボーン》の攻撃時に出てくるのは有名な話ですが、そのギミックに囚われないでください。
ぶっちゃけこのデッキだと素出しすることの方が多いです。
というのも、開始時から盾の増減がない場合、《ダクマバルガロウ》に《ザンゲキ》をクロスすると、
素のパワー1000+自己パンプアップ20000+《ザンゲキ》パンプアップ2000で合計23000になります。
そのまま殴ると盾が1枚増えるので合計パワー25000。
はい、もうお分かりですね。
パワードブレイカーで相手の盾全部吹っ飛びます
放置しておくと膨大なアドバンテージを稼ぎながら殴りつけてくるので、相手からしたら極めて厄介です。
そのため、除去札を吐き出させるデコイ役としても機能します。
できればマナと手札に1枚ずつ確保しておきたいカード。
こいつが必須なのでこのデッキはAD専用構築になっています。

《緑神龍バグナボーン》 4枚
このデッキのメインエンジン、かつフィニッシャー。
【アガピトスエンジン】での《連珠の精霊アガピトス》です。
展開とアド稼ぎを担います。
《アガピ》と違うのは、そのフィニッシュ力の高さ
上述した《ダクマバルガロウ》、盾を吹っ飛ばしはしますがそこから小粒ブロッカーを並べられると弱いです。
そこでこの《バグナボーン》が《サーファー》や《マグナス》を駆使してブロッカーを薙ぎ払いつつ、対処困難な打点を横並びさせることで一気に押し込んでいくわけです。

実際の回し方

まず、第一に目指すのはこのムーブです。

2ターン目、《ライフ》または《石版》を発動。

フェアリー・ライフ(デュエプレ)

続く3ターン目に、《ザンゲキ》をジェネレートします。

竜装 ザンゲキ・マッハアーマー(デュエプレ)

そして4ターン目。まずは《ギフト》を発動します。

フェアリー・ギフト(デュエプレ)

そして、合計6コスト軽減された《ダクマバルガロウ》をぶん投げ、
相手の盾を全部吹っ飛ばします。

緑神龍ダクマバルガロウ(デュエプレ)

《ダクマ》の攻撃時マナ加速もあり、5ターン目には《ギフト》なしでも《バグナボーン》を出せる7マナに到達しているはず。
その勢いで《バグナボーン》を投げ、一気にフィニッシュしてしまいましょう。

……と、以上がこのデッキの「理想ムーブ」です。
見ての通り必要パーツが多いですし、そもそも《ダクマ》を出した時点で先攻なら手札が尽きています。
攻撃時ドローとターン開始時ドローで《バグナボーン》を引き込める確率はどう考えても高くありません。
そのため、他の採用カードを駆使して上記ムーブに近付けることとなります。
意識すべきは「マナを伸ばして」「《ザンゲキ》を立て」
「《ダクマ》で追い詰め」「《バグナボーン》でゴリ押す」です。

①マナ加速カードが引けなかった場合
この場合、《紫郎・バルット》からの始動を目指します。
《ギフト》がなくとも、《ザンゲキ》を複数枚立てることで強引に《ダクマ》や《バグナボーン》に繋げていきましょう。
また、このプランでは、マナ置きを工夫することで【青赤剣誠】に偽装することが可能です。
相手が《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》のG・ゼロを警戒して《紫郎・バルット》に対し《魂と記憶の盾》などの軽量除去を撃ってきた時はガッツポーズ。
《アレクセイ候》《ユリウス》《超電磁工兵バ・キーン》といったクロスギアメタはどの道刺さるので割り切りです。

②《ザンゲキ》を引けなかった場合
こちらも《紫郎・バルット》からサーチで引っ張ってきましょう。
上述したように【青赤剣誠】への偽装が可能なデッキではありますが、《バグナボーン》の能力の都合上マナががんがん消費されるので2ターン目にマナ加速が撃てる場合はとっとと忘れてマナを伸ばしましょう。
《紫郎・バルット》もない場合はマナを伸ばして《チューター》で拾うか、除去が飛んでこないことを祈って《バグナボーン》を立てることになります。

③《ギフト》を引けなかった場合
理想ムーブを《ギフト》抜きで再現することを目指します。
まず2ターン目マナ加速、3ターン目《紫郎・バルット》。
この際、マナ加速呪文がもう1枚あるなら《紫郎・バルット》を出す前に撃っておきましょう。
4ターン目に《ザンゲキ》をジェネレート、《紫郎・バルット》にクロス。
2枚目のマナ加速をしていない場合、ここで1枚割っておきます。
5ターン目には《ダクマ》を召喚。マナが余っているなら《ザンゲキ》をこちらに付け替えましょう。
そこから《ダクマ》で相手の顔面をぶん殴ることで、相手の盾0・殴れる《紫郎・バルット》がまだ1体残っている、という状況を作り、妨害がなければそのままフィニッシュに持ち込めます。

④《ダクマ》が引けなかった場合
この場合、慌てて《ギフト》経由で《バグナボーン》を出すのは自殺行為です。
幸い発動は任意ではありますが、能力を使うたびにマナが減るというデメリットが響いてきます。
トリガー《デーモン・ハンド》などで除去られると目も当てられません。
素直にマナを伸ばすか、2枚目の《ザンゲキ》を立てましょう。
クロスギアは盤面を圧迫しますが、2枚程度なら問題にならないことが大半です。
7マナ溜まり次第《バグナボーン》を召喚、《紫郎・バルット》でデッキを圧縮しつつ打点を揃えていきましょう。

⑤全部引けなかった場合
大事故にもほどがありますが、気を取り直して《マグナス》や《チューター》を利用し引き込みにいきましょう。
《チューター》→《ザンゲキ》+《紫郎・バルット》→《ダクマ》or《バグナボーン》の流れを狙います。

各対面ごとの動き

ビートダウン相手には《バグナボーン》をコントロールには《ダクマバルガロウ》を優先する、というのが原則となります。
上述した理想ムーブは飽くまで「そこまでシールドの増減が一切ない」という一人回し前提のようなもので、これがまともに通用する相手は【5cバイオレンス】や【5cカチュア】などに限られます。
また、《ユリウス》を自然に採用できる【5cミラクル】相手には通用しにくい傾向があります。
相手のデッキを読みどちらのルートを取るかが、勝敗を決するといっても過言ではないでしょう。
ここから、主だったADデッキとの対面のコツを記していきます。

【黒緑速攻】
《タイガーグレンオー》ならびに《サーファー》を踏んでくれるかどうかに懸かっています。
分水嶺となるのは4ターン目。
幸い、相手が勝手に殴ってきてくれるので必要パーツ自体は揃いやすいです。
そこまでしのぐことができれば、あとは《バグナボーン》から《タイガーグレンオー》を投げて盤面をめちゃくちゃにし、《ダクマバルガロウ》のシールド追加で逆転の目を摘みましょう。
逆に言えば、耐え切れなければ普通に負けます。

【白赤武者】
前弾環境では御しやすい対面でしたが、《剣誠》の登場により急に即死打点を揃えてくる難敵になりました。
クロスギアメタの《バ・キーン》を採用しやすい構築であることもそれに拍車をかけています。
まずは《ボルメテウス・武者・ドラゴン》のサポート役であるファイアー・バードたちを《タイガーグレンオー》で除去することを狙っていきましょう。
《バグナボーン》と《ダクマバルガロウ》を揃えることができればあとはこちらのもの。
《剣誠》も《武者》もパワーラインでは《バグナ》《ダクマ》に劣るため、殴り返しを警戒した結果迂闊に攻撃できず、持ち前の耐久力を活かすことが難しくなります。
《ダクマ》のシールド追加をタテに押し切ってしまいましょう。

【天門ボルフェウス】
この対面は相手の構築に左右される部分が大きいです。特に注意すべきは、
あんまり入ってないらしい《連珠の精霊アガピトス》
採用率が落ちているらしい《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》
です。
《バグナボーン》のパワーは素で9000、《アガピトス》も自身のcipで《光陣の使徒ムルムル》を踏み倒せば9000に届き、後続アタッカーを寝かされつつ返しのターンに相打ちを取られます。
《パーギャラ》も同じく9000ですが、こちらは自前の除去耐性で《バグナボーン》だけが倒されます。理不尽ですね。
手数そのものは確保できるので、シールド・フォースの解除は案外容易です。
プレイング上でのポイントは「とにかく意地でも《ダクマ》を走らせる」ということです。
《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》経由で《インビンシブル・フォートレス》をぶっ放すのが相手のフィニッシュ手段になるわけですが、《フォートレス》一発では盾が残り、確実に《ボルフェウス》でブレイクするシールドがあります。
《ダクマ》で1枚でも盾を増やしておけば、後続アタッカーをSTで処理できる可能性が高まる、というわけですね。
また、ブロッカーが並んできたからといって《マグナス》を考えなしに出すのも控えましょう。
《奇跡の精霊ミルザム》のために最低1枚は温存しておくのが得策です。

【黒ガントラ】
《アレクセイ候》に要注意です。
まずとるべきプレイの傾向として、「《ザンゲキ》を立てる前に《バグナボーン》を出す」ということを意識しましょう。
基本的に【黒ガントラ】には《デモハン》以外に《バグナボーン》を除去できるカードは積まれていないので、早期着地した《バグナ》への対抗手段を用意できないことがほとんどです。
走ってきた《ガントラ・マキシバス》に対し、こちらは後出しした《ザンゲキ》を《バグナ》にクロス、タップキルしつつ《タイガーグレンオー》や《ダクマ》を展開していく…というのが基本戦術となります。
総合的に見るとかなり有利な対面といえます。

【ツヴァイランサー】
《クリスタル・ツヴァイランサー》着地前にどれだけ進化元を潰せるかが鍵となります。
基本的に進化元リキッド・ピープルはどれもパワー2000以下なので、可能なら《ギフト》+《バグナボーン》から《タイガーグレンオー》を射出、場合によっては《ギフト》+《タイガーグレンオー》で強引に焼き払う動きをとることもあります。
着地されてしまったなら後はターンが返ってくるようお祈りです。
《ツヴァイ》のパワーは13000、《ダクマ》は自盾0・相手盾5・《ザンゲキ》装備で攻撃時に同じく13000。
ターンさえ返ってくれば、盾を増やしつつ相打ちで除去し、逆転を狙うことができます。

【白青メカオー】
こちらも低パワーの進化元を多用するデッキであるため、【ツヴァイ】対面の対策を応用できます。
《バ・キーン》が怖いですが、《ダクマ》の大量ブレイクが通れば案外押し切れることが多いです。
が、こちらの準備が整う前に《超新星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》に着地されると悲惨。
総じてどちらが自分の動きを通せるかが勝敗に直結します。

【5cカチュア】
上述した理想ムーブをどれだけ再現できるかが勝敗を分けます。
《アレクセイ候》の採用率があまり高くないのが救い。
《ダクマ》で盾をすべて割ってしまえば《カチュア》の選択肢からST獣を踏む可能性のある《バイオレンス・サンダー》が消えるので、手札に温存しておいた小型サムライや《バグナボーン》が生き残りやすくなります。
逆に言えば、《ザンゲキ》を張れなければそれらを活かせずに負けてしまいかねません。
その際は《サーファー》のバウンスで時間を稼ぎましょう。

【青赤剣誠】
このデッキはビートダウンながらワンショット気味に溜めてくることが多いので、やはり《ダクマ》5点を通せるかが鍵となります。
ただし、場に相手の《紫郎・バルット》や《歌舞伎ロイド・ゴエモン》が並んでいる場合は、迷わず《バグナボーン》から《タイガーグレンオー》を展開して《剣誠》のG・ゼロを妨害しに行きましょう。
《ダクマ》の盾追加が有効に働く対面でもあります。

【5cミラクル】
理想ムーブを押し付けようにも《フェアリー・ミラクル》→《ユリウス》で妨害してくる難敵。
9マナから《ザンゲキ》《ギフト》《ダクマ》で動くことを視野に入れつつマナと手札を稼いでいきましょう。
《ユリウス》+《英知と追撃の宝剣》を決められたらほぼ手詰まりです。

【ハンデスナイト】
《魔光ドラム・トレボール》→《魔弾バレット・バイス》の早期ハンデスが手札消費の激しい【バグナボーン】にぶっ刺さります。
《チューター》を意識して握っておくのはもちろん、《ダクマ》を早めにマナに逃がして後から《バグナボーン》で吊り上げられるようにするのも忘れずに。
《アレクセイ候》の採用率の高さも極めて厄介です。
ただ、《トレボール》《アレクセイ候》に加え《氷牙フランツ一世》も含めた主要小型ナイトがことごとく《タイガーグレンオー》の火力に引っかかるので、タイミングを見計らって焼き払ってやりましょう。
フィニッシャーの《聖鎧亜キング・アルカディアス》に対しては、《紫郎・バルット》などを生け贄に強引に《バグナボーン》を着地させるのが有効です。
毎ターン何らかの単色獣を捨てることになりますが、2体目に出すクリーチャーは《キング》のロックからは外れます。

【ゼロフェニハリケーン】
お祈りゲーです。
相手が事故るのを待つばかりです。
とはいえ、事故られても正しい動きができなければ結局チャンスを逃すことになります。
まずは盤面の《闘竜炎霊パイロン》や《封魔ロノヴェル》といった進化元を《タイガーグレンオー》で焼き払いましょう。
《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》は《マグナス》で焼けます。
次に、《チューター》で手札を稼いで《バグナボーン》から自陣を充実させていきましょう。
しっかり準備を整えた上で《バグナボーン》と《ダクマバルガロウ》を並べることができれば勝利は目前に迫っています。

【白赤アポロヌス】
最悪クラスの不利対面です。
【バグナボーン】的には【ゼロフェニハリケーン】以上にお祈りゲー。ついでにその祈りもほとんど届きません。
《センチネル・ドラゴン》《ボルシャック・バディ・ドラゴン》《幻獣竜機ボルパンサー》のいずれも《タイガーグレンオー》の火力の範囲外であり、《コッコ・ルピア》のコスト軽減もあり既に場に出た進化元を除去するのはほぼ不可能です。
《ダクマ》で盾をすべて吹き飛ばすという理想ムーブも、むしろDP殿堂した《超新星アポロヌス・ドラゲリオン》の盾落ちケアに貢献してしまっています。
せいぜい《コッコ》を《タイガーグレンオー》で焼くくらいしか抵抗できません。

……この構築では。

アクア・ウェイブスター(デュエプレ)

《アクア・ウェイブスター》
上に貼ったリストには入っていませんが、《バグナボーン》から投げられる最上級の全体除去です。
主に《チューター》で拾えない、《タイガーグレンオー》の方が刺さる対面が多い、などの理由から今回は採用していないものの、4コスト周辺の単色獣を進化元に使う【白赤アポロヌス】には効果絶大。
一気に展開を遅延できます。
本当にキツくなったら神ではなく彼に頼りましょう。
その際は《ダクマバルガロウ》と《チューター》を1枚ずつ削ることになると思います。


おわりに

ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
初のnoteであることもあり、読みづらい箇所など多かったかもしれませんが、どうか大目に見て頂ければ……
なにか質問があれば私のツイッター(@NoirMitsu)までお願いします。

ともかく覚えておいて頂きたいのは、このデッキで並居る環境デッキに喰らい付こうとして、なんか本当に喰らい付けちゃったヤツがいたことです。
あとホッピルッピじゃなくて石版ね。ホッピ使ってるのは素人だからね。
ここ絶対覚えておいてね。

では、最後にシノビ種族の削除によって登場が絶望視されている《光牙忍ソニックマル》先生の実装を祈って終わりとしましょう。

光牙忍ソニックマル

(公式カードリストの画像でけぇな…)

ソニックマルが来ればバグナボーンが何度もアンタップして殴れるようになるんですよね。
クリムゾンワイバーンだけじゃなくこっちまで奪う必要ないですよね運営さん。ネオングライドといいクマっ太といい、バグナボーンを危険視しすぎじゃないっすかね。
何出してもどうせそんな壊れないよこいつ。
予言者ソニックマル(光文明5コスパワー3000 ライトブリンガー/サムライ S・トリガー 登場時自獣1体アンタップor敵獣1体タップ)でいいから出してくれませんかね。

ともあれ、今回はこの辺にしておきましょう。
またお会いした時にはまたよろしくお願いします。
では、皆さんも良いバグナライフを!


……バグナライフってなに?

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