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第6回 MN杯【スタートチャージ5/キリコ禁止ほか独自制限あり】開催後レポート

はじめに

miTSu noirことミツです。
5/13の21時から、デュエル・マスターズ プレイスの非公認大会〈第6回 MN杯【スタートチャージ5/キリコ禁止ほか独自制限あり】〉を開催しておりました。
この記事は第6回MN杯の開催後レポートとなります。



大会結果

参加者数は8名。スイスドローBO3形式で、全12試合が行われました。

第6回の優勝を勝ち取ったのは、【光闇火自然t水 イカズチ・カチュア】を使用された、「ギャレット」選手です。改めて優勝おめでとうございます!

優勝者デッキリスト

他の参加者のデッキタイプ内訳は以下の通りとなります。

【火自然t光水闇 ドラゴングッドスタッフ】
【水火自然 激沸騰・サンマイダー】
【光闇火t自然 獄門・ウェディング・ゲート】
【光火自然t闇 アポロヌス・ドラゲリオン】
【光闇自然t水火 アガサ・ヘブンズ・ゲート】
(準優勝)
【光闇火自然t水 ルードヴィヒ・デストラーデ】
【5c グレイテスト・シーザー】

(すべて各1名)

初めて主催者を含まず8名の参加者が集まりました。改めて、ご参加くださりありがとうございました。
優勝を争ったのは、【カチュア】と【天門】という長らく通常環境で活躍していた歴史を持つ古豪。【カチュア】は《聖霊王イカズチ》とまさかの《シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン》、【天門】は《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》以下デーモン・コマンドを率い激突する形となりました。
他の面々は19弾の新顔を軸とした【祝門】【ルードヴィヒ連鎖】、以前にもMN杯で見かけた【サンマイダー】【アポロ】など、バラエティ豊かなデッキが出揃いました。
2回戦で生じた【アガサ天門】と【祝門】のマッチアップなどは、まさに19弾後期である第6回MN杯を象徴する一線であったと言えましょう。
20弾でエピソード3に突入する第7回MN杯では果たしてどんなデッキが現れるのか、今から楽しみで仕方がありません。

あと大会の前日はしっかり睡眠をとりましょう。



MN殿堂(禁止・制限)について

スタートチャージ5という特殊な環境下でのデュエルを楽しんでいただくため、「MN殿堂」と称し、全3種の禁止・制限ルールを施行いたします。


リミテッドMN殿堂

L(リミテッド)MN殿堂に指定されたカードは、デッキに2枚までしか採用できません。

今回優勝を果たした【イカズチカチュア】において採用されたフィニッシュルートは以下の通りです。

1.《聖霊王イカズチ》が場にいる状態で、《幻想妖精カチュア》のタップスキルで《邪眼皇ロマノフⅠ世》をリクルート。
2.《ロマノフ》の登場時能力で、山札から《超次元ガード・ホール》を墓地へ。
3.《イカズチ》の能力で《カチュア》をアンタップ。
4.《カチュア》のタップスキルで《邪眼皇アレクサンドルⅢ世》をリクルート。
5.《イカズチ》の能力で《カチュア》をアンタップ。
6.《ロマノフ》で攻撃時、墓地から《ガードホール》を詠唱。攻撃中の《ロマノフ》をシールド化しつつ《ホワイト・TENMTH・カイザー》を出す。唱え終わった《ガードホール》は山札の下へ。
7.《アレクサンドル》の効果で山札に帰った《ガードホール》を詠唱し、《ブラック・WILLOW・カイザー》を出す。
8.《カチュア》のタップスキルで2体目の《ロマノフ》をリクルート。
9.《ロマノフ》の登場時能力で、山札から《超次元シャチホコ・ホール》を墓地へ。
10.《イカズチ》の能力で《カチュア》をアンタップ。
11.《ロマノフ》で攻撃時、墓地から《シャチホコホール》を詠唱。《レッド・ABYTHEN・カイザー》を出す。
12.《WILLOW》のP'S覚醒リンク発動。《TENMTH》《ABYTHEN》とリンクし《シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン》完成。

これは優勝者「ギャレット」さんがTwitterに投稿されていた動画、および大会前のフリー対戦で私が目撃していたものです。
(参考→https://twitter.com/cvylon401/status/1657489882074460160)

このように、敵獣全体に-9000のパワー低下をかけるアンタッチャブル持ちワールド・ブレイカーを2ターン目に着地させることができます。
その過程で用いられる《シャチホコホール》は、相手ターン中の呪文アンタッチャブルと攻撃されない効果をエイリアンに付与でき、なおかつこのカードで着地させた《TENMTH》により《シャチホコホール》をサルベージすることで、毎ターン《シャチホコホール》を撃ち《GOLDEN》を完成させられます。
その理由から、このカードを【カチュア】のフィニッシュプランとサブプランを兼ねられるカードであると判断しました。
【カチュア】の安定性を削ぎ、パワーダウンを図る目的で、《超次元シャチホコ・ホール》を、LMN殿堂に指定します。

LMN殿堂に指定されたカードは、デッキに2枚までしか採用できません。


今回準優勝を果たした【アガサ天門】は、それ以前の【ルドルフ天門】とは違い、クリーチャーの召喚・呪文の詠唱という相手の行動そのものに対するカウンターを軸とします。
その核となる《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》が《ヘブンズ・ゲート》等により先攻1ターン目に着地した場合、後攻のプレイヤーはその時点で大きな不利を強いられます。これはスタートチャージ5というルールにおいてあまりにも強力無比であり、看過し得ないものであります。
よって、《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》を、LMN殿堂に指定します。

LMN殿堂に指定されたカードは、デッキに2枚までしか採用できません。


MNオーバー殿堂

MNO(オーバー)殿堂に指定されたカードは、デッキに1枚までしか採用できません。

今回優勝を果たした【イカズチカチュア】において、以下のギミックが採用されています。

1.自分のエンジェル・コマンドまたはオリジンが盤面にあり、《イカズチ》がマナゾーンにある状況で、《カチュア》のタップスキルにより《真実の王 ワーグナー》をリクルート。
2.スピードアタッカーを得た《ワーグナー》のアタックトリガーで、手札から《神歌の星域》を詠唱。
3.《星域》の効果で攻撃中の《ワーグナー》をマナに送り、盤面のエンジェル・コマンドまたはオリジンを進化元にして《イカズチ》を場に出す。

この際、《イカズチ》は《無頼妖精ワイルド・リリィ》で、《星域》は《神門の精霊エールフリート》でサーチでき、これらはそのまま《イカズチ》の進化元になることができます。
これらは「イカズチカチュア」コンボ達成難易度を緩和し、今回優勝を達成したように現実的なレベルにまで持ち込むことに成功しています。

《カチュア》というカード単体で見た場合、「1ターン目に召喚しても単体で勝ちにいけるカードではない」点、「確定でサーチしうるカードが存在しない」点が存在する一方で、相手視点では「1ターン目に召喚された《カチュア》を放置した場合、2ターン目にはそのまま負けてしまいかねない」という状況が発生するため、後攻1ターン目に使用できる除去カードをS・トリガー枠以外の理由で採用する合理的な理由が生じます。そういった理由から、《カチュア》本体を規制することにより、デッキタイプとしての【カチュア】が消滅してしまうことは、MN杯としては避けたいと考えております。
そこで、「イカズチカチュア」コンボそのものの達成難易度を上げるという目的で、もう1枚規制いたします。
コンボパーツである《星域》《イカズチ》《ワーグナー》はいずれも山札から直接サーチもしくはリクルートが可能であるため、そのうちサーチに伴うコストが最も高いカードを規制対象としました。
なお、LMN殿堂(2枚制限)にすべきかとも勘案いたしましたが、上述したようにサーチが可能であるため、デッキに採用した枚数全て盾落ちする確率が最も高い1枚制限としました。
《神歌の星域》をMNO殿堂に指定します。

MNO殿堂に指定されたカードは、デッキに1枚までしか採用できません。


MNプレミアム殿堂

MNP(プレミアム)殿堂に指定されたカードは、デッキに1枚も採用できません。

今回、新たにMNP殿堂に指定されるカードはありません。


MN殿堂解除

環境やカードプールの変化を鑑みて、制限が緩和、もしくは解除される場合があります。

今回、MN殿堂を解除されるカードはありません。


MN殿堂まとめ



次回開催(第7回 MN杯)について

開催日時

エントリー開始は5/27の0:00、開催は6/10の21:00を予定しております。

大会形式

今回同様スイスドローで開催いたします。
参加者数が8名以下であるならBO3、9名以上ならBO1となります。



おわりに

第6回開催後レポートは以上となります。
MN杯は今後もスタートチャージ5を楽しめる場を提供することを目的として活動を続けてまいります。
皆様のご参加をお待ちしております。

  MN杯主催者 miTSu noir

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