メディバンペイントで塗り絵はじめました
ペンタブあるある
ペンタブはあるけど絵描くのは年に3回みたいな感じでした。
そもそもペンタブ買った理由が漠然とイラスト描きたいみたいなものだったので、ちょっと触って終了してました。もはや買い物してる時が一番キラキラしてたと思います。
MIDIやボカロエディタでカーブ描くときに使えるかなと思ってたけど普通にマウス使ったほうが楽でした。
唯一、活躍した用途はネットサーフィンでした。マジックマウスよりも高速でブラウジングできるので助かってます。iMacのマウスは固いので腱鞘炎になってくるのですが、それと比較してペンタブはいくらかマシです。
本題:メディバンペイントで塗り絵はじめました
なぜ塗り絵なのか?
それが一番良いスタートの切り方だと考えたからです。
まずペンタブを買って1枚のイラストを完成させるには途方もなく時間がかかると思っていました。しかし現実は妥協の連続でした。自分で見切りをつけて完成させなければ終わりがこないからです。だから様々な行程をよくわからないままに進めて、微妙な出来に落胆しつつ疲労という満足感によって次回のお絵かきタイムが半年後になるのです。
こんな失敗を振り返って思ったのは、各工程を細分化して覚えていけばよくね?ってことです。
イラスト作成の大枠はラフ、線画、塗りの3つで、すぐ着手できるものはラフか塗り絵だと考えられます。
もしラフから練習しようと考えた際、とにかく身につけるべき技術が多すぎると思いました。ラフは長時間の鍛錬を必要とし、教則本を読み漁り何千回と実践しなければまともな絵はかけないと感じました。脳トレみたいなもので、いきなり上手くなるものではないでしょう。
対して塗りであればどうでしょうか。一回やってみたのですが、自分でも信じられないぐらい上手くいきました。その理由はペイントツールによる恩恵が大きいと思っています。
初めてペンタブを買ったときに立ち返り考えてみると、私はきっとデジタルイラストをやっている感を味わいたかったのです。アナログでは不可能なレイヤー機能、多種多様な色など、ペイントツールならではの面白さを見出していたのです。
とはいえ塗り絵は塗り絵でめんどくさいです。感情の起伏により楽しいときとそうでないときの差が激しく、めんどくさい時は耐える必要があります。終わらせた先に楽しさを感じるものだと、絵はそういうものだという認識でいこうと思います。
めんどくさい事もあるけど、やっぱり自分が思うように絵を描けるようになりたいとも思っているのでちょこっとずつでも続けたいですね。
当分はアニメ塗りやって、塗り絵が飽きてきたらラフの練習する予定です。
ただ練習ばかりだと残るものが少ないので定期的に一からの完成絵を出すのが理想かもしれませんね。
塗り絵の参考動画
ディープブリザードさんの「④はじめてのクリスタ/レイヤー・色塗り1【超入門講座#26】」が非常に参考になったので紹介します。
知りたかったことをメディバンペイントに置き換えてまとめてみる
色塗り基本
1. キャラ全体を塗りつぶす
線画複製して2つのレイヤーにする
複数選択(自動選択ツール)でキャラの外枠を選択→反転
淡い単色で塗りつぶす
*自動選択やバケツツールで漏れがある時は「拡張」と「隙間閉じ」を使う
2. レイヤーごとに色分け
3. 影は乗算レイヤー(下絵をクリッピングして、はみ出し防止)
4. 全体のハイライトと目のハイライト(レイヤー分ける、線画の上)
*髪だけ塗りたい場合
自動選択ツール(参照、レイヤー)で選択したまま塗る
5. 瞳の上部を灰色で暗くする(楕円選択と投げ輪で塗りつぶす)
6. 瞳を選択し、エアブラシで暗めの色を上からグラデーション
7. 瞳の下部にエアブラシで明るめの色を置く(スクリーンレイヤー)
8. 瞳にキラキラを入れる(加算・発光レイヤー)
9. チークを塗る
新規レイヤーを作成、顔を選択してエアブラシでコーラルピンクを塗る(目の下と横)
10. 色トレス
線画の上に新規レイヤー、クリッピングする。エアブラシで色に合わせて塗る。
乗算:暗さを強調
スクリーン:明るさを強調
オーバーレイ:明るいものは明るく、暗いものはより暗くして絵全体の色味を強める
エアブラシは線の中心よりも外側に旨味がある。
塗りに関して知っておきたい事
・光と陰
・服のシワ
・ブラシの使い分け
・素材の使い方
・色の配置に関する理論