見出し画像

石油備蓄放出をするとどうなるのか?

各国で席備蓄の放出が決定されましたね。

日本も同じく、石油の放出を決めました。

そもそもなぜ、放出が決定されたのかというと石油の高騰が原因です。

日本は中東諸国からの輸入に頼っています。

米国でのインフレが加速していることが要因になります。

インフレが進むとガソリン代も高くなって来ています。

その為、備蓄の石油を放出することにより市場に流れる石油の量を増やすことが目的です。

石油はいろんな市場に関連しているため、効果を見込まれています。

でも、実際は備蓄を放出しても石油価格が下がることはありません。

なぜならまず中東が現在、採掘の量を増やしています。

日本が備蓄を放出していても、中東が減産してしまえば輸入や備蓄が減ってしまいます。

中東はもともと減産を予定していましたが、増産の要請をしていたため現状増やしているという背景があります。

その為、中東が減産を決めてしまえば、あっというまに原油価格の高騰が起きてしまいます。

結局は、石油の高騰は避けられそうにありませんね。

石油の高騰が起きると、日本の企業の多くが材料などの輸入をしているため原価の上昇→価格の上昇となり、インフレが起きてしまいそうですね。

日本の市場の悪化が本当に心配です。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?