チラシを配るならうまく配れよ!

街を歩いていると様々なチラシ配りに出くわします。
しかし、多くの場合、下手糞だな~と思ってしまいます。
もっと上手くやれば貰ってもらえる確率上がると思うのに!
そこで、貰ってもらえる確率を上げるポイントを紹介していきたいと思います。

1)自分が何者かを分からせる
多くの人は、路上で知らない人にものを貰うことに心理的な抵抗があると思います。
なので、「〇〇店です。よろしくお願いします」とか言いながら配りましょう。
そうすれば、興味のある人なら貰ってくれる可能性が高まります。
店舗のユニフォームなどを着ていれば、それだけでも何者かが分かる場合も多いので、その場合は「お願いします」だけでも良いかもしれません。

2)何を配っているのか分からせる
多くの人は、自分に有益なものしか貰いたくありません。
無益なものはゴミになるだけだからです。
なので、何を配っているか言った方がいいです。
クーポン券などは、その店舗を利用している人なら貰ってくれる可能性は高いです。たとえ、数十円だとしても、安くなるに越したことは無いからです。
この場合も、店舗のユニフォームなどを着ていれば、恐らくクーポン券だろうと思って受け取ってもらえる確率は高まります。ユニフォーム最強ですね。
ティッシュの場合は見れば分かるので、無言でも貰ってくれる可能性はあります。
ティッシュは様々な場面で使えますからね。

3)絶妙なタイミングで渡す
たとえ何者かが判明し、何を配っているかも判明していても、タイミングが悪いと貰ってもらえない事が多々あります。
なので、相手の歩くスピードを観察してください。
だいたい相手の2歩先位の所で、相手の手に取りやすい腰から腹の辺りの高さにすっと差し出してください。チラシが相手の腕の可動域に出現するように配慮しましょう。
絶妙なタイミングと絶妙な位置に出されたら、それだけで反射的に受け取ってしまう可能性は高いです。
「お願いします」などの一言はあった方が良いです。無言だと少し怖いですからね。
特に興味のないものでも、絶妙な配り方をすれば貰ってくれる確率は上がります。

次に、それらを踏まえつつ、チラシの種類による配り方について書いていきたいと思います。

1)クーポン券 難易度★☆☆☆☆
クーポン券は比較的簡単です。
飲食店などのユニフォームを着て配っていれば、無言でも恐らくクーポン券だろうと思い、時々でもその飲食店を利用する人なら貰っておこうと思うはずです。
むしろ、積極的に貰ってくれる人もいるでしょう。
「クーポンです」の一言で20%、「お願いします」の一言で10%くらいは受け取り確率がアップすると思います。
「クーポンです。お願いします」なら30%になります。(個人の見解です)
とは言え、相手にとって普段使わない飲食店だったりもしますし、絶対貰ってくれるわけではありません。
しかし、確率は上がると思います。

2)ティッシュ 難易度★☆☆☆☆
ティッシュも簡単な部類になります。
ティッシュは鼻をかんだり、汚れを拭いたり、何かを包んだり、公衆トイレで紙が無い時に使えたりする、超絶便利なアイテムです。
しかも、お店で買えば、さほど高くは無いとは言え、お金が掛かります。
それが無料で貰えるのですから、貰っておいて損はないと思う人も多いはずです。
一つ難点を言えば、ティッシュの広告は「出会い系」「風俗系」「消費者金融系」が多く、余りイメージの良くないものが多い事でしょう。
大きくは無いですが、心理的障壁になる方もいると思います。
しかし、広告のイメージなど気にしなければ、ただのティッシュです。
なので、「お願いします」と言いながら、比較的受け取りやすい位置に渡してやれば、貰ってくれる確率は高くなると思います。
この場合、イメージが悪いものが多いので、何者かを明確にするのは逆効果になります。
「出会い系です」と言いながら渡されたら、ちょっと引きますよね?

3)試供品付きチラシ 難易度★★☆☆☆
試供品付きのものもたまに見かけますね。
試供品の場合、ティッシュよりは少しだけ難易度が高くなります。
なぜなら、試供品は興味のある人には刺さりますが、全く興味のない人にとってはゴミだからです。
食品や飲料であれば、貰ってくれる確率は高いですが、女性用のコスメとかだと男性はほぼ受け取らないでしょう。
ティッシュに比べると、誰にでも有益なものではないのが懸念点です。
しかし、本来お金がかかる物をタダで貰えるものなら貰っておこうと思う人もいるので、比較的簡単ではあると思います。

4)ただのチラシ 難易度★★★★☆
ただのチラシになると、難易度は跳ねあがります。
ただのチラシはただの紙であり、ゴミになってしまう可能性が高いからです。
なので、最初に紹介したテクニックを全て駆使していかないといけません。
更に、チラシ自体は有益ではないけど、載っている情報は有益ですと分からせた方がいいです。
「新製品の情報です」「今なら割引で販売してます」などです。
「新製品の情報が知りたい」「どこの店舗だろう。チラシに地図が載ってるかもしれない」などと思わせる事ができます。
しかし、興味が無い人には完全無視される可能性も高いです。

5)政治関連(有名政党)のチラシ 難易度★★★★☆
選挙が近くなると多くなる、政党や候補者の紹介チラシ。
候補者が近くで演説している事も多いので、何者であるかは分かる場合が多いですが、政治関連の情報は新聞やらネットやらで調べられることも多いので、わざわざ貰わない人も多いです。
それに、自分が支持していない政党だったりすると、それだけで無視だったりもします。
政治自体に関心が無い人も、今のご時世には多いでしょう。
なのに、個人の見解ではこれを配ってる人が一番下手糞だったりします。
難易度が高いにも関わらず、最初に上げたテクニックを全く使ってない場合が多い。
自信なさげに、無言でチラシをひらひらさせるだけ。
下っ端の党員が、やらざるを得ないのでやっているだけなのかなと勘繰ってしまいます。
しかし、与党や有力野党などの有名政党ならチラシが貰われようが貰われなかろうが、票に影響しないのかもしれませんけどね。

6)政治関連(マイナー政党)のチラシ 難易度★★★★★
政治関連でも、ややいかがわしい政党の場合は難易度MAXです。
最初に述べたテクニックを駆使したところで、百回配って一回貰ってくれればいい所でしょう。
しかし、テクニックを使わなければゼロに等しいかもしれないので、やはりテクニックを使って地道に配るしかありません。

最後に……。
テクニックとはまた違いますが、汚いオッサンが配っているよりは身なりが普通の男女が配っている方が貰ってくれる確率は高いと思います。
不潔な印象があったら、たとえ有益なものでも受け取りたくないですからね。
かと言って、美男美女だと身構えてしまって躊躇する場合もあるでしょう。
美男美女で釣ろうとしてるんだろう?みたいな雑念がよぎる人もいます。
なので、平均的な容姿で清潔感のある人が配るのがベストかと思います。

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