大暴落を狙い続けるには

道草です。最近ツイッターでもフォローワーさんが少し増えていまして、私を道草として認識している方もいると思いますので、本題に入る前に少しだけ。前世は似非と申します。にせもの、という意味です。トレーダーになりたいけれどなれない、ちゃんと生きたいけど生きられない、モノマネをしてみるけれど、何をやっても本物になれない、その様な自身を反映させたハンドルです。更にその前は「億りたい」でした(笑
似非から、道草へと変貌を遂げたわけですが、残念ながら別に本物になったと感じて改名したということではありません。今までの人生を振り返り、この先のどれくらい残っているか分からない人生を想像して、あっちへふらふら、こっちへふらふら、まっすぐには進めずにいろいろなところに寄り道しながら、何となくゴールに向かって歩めればそれで良いかな、一直線に目標に向かって突き進むことが出来る人はそれはそれで素晴らしいけれど、上手く行かない中で、小さな何かを見つけては少し前に進む、それも決して悪くない人生ではないかなと。そんなことを考えての改名です。言いたいことが伝わりますか?私の書く記事は読み流して忘れてください、立派な分析をされる方、相場を当てる方、たくさんいらっしゃいます、という意味です。

3MSQ折り返し(オプショントレードでは、前半の2週または3週と、SQ前2週というのは全く別の考え方を持って接していきます)になりますので、直近の想定を書くべきでしょうけれど最後におまけ程度に考察しますが、基本的にそれは他の方にお任せします。

2022年10月に想定していた波動(週足)

2023年春には24000を割るくらいの下落になっていると想定していましたが、大きく外して中途半端な位置で動きを止めるという形になっています。当時の記事でも触れていますが、想定のラインは最終的な高値、安値に引かれるものですので、2022年8月の29230円を超えずに24550円を割るのであれば外れてはいませんが、恐らく時期がだいぶ後ろにずれてしまったのではないかと思います。当時、安値を付けてくるのは2023年の春だろうとしたのは、単純な日柄です(興味があれば当時の記事をご覧ください)。
チャートは未来を見ることは出来ませんが、出来上がったチャート、出来事から、何故そうなったかを語ることはある程度可能です。あまり意味がない話ですので簡単に書くと12月の日銀逆噴射砲です。今年春で退任される黒田総裁はこのまま何もせずに逃げ切るだろうという思惑で動いていた相場が、このサプライズで先に下に突っ込みをみせ、次の日銀政策決定会合で上に戻すという流れが起こった結果、チャートは揉み合いで中途半端な形を続けることになったと私は理解しています。

2023年2月末時点新想定

日銀の動きで相場の流れに変化が生じたのは事実ですが、もう少し深掘りしてみると、結果、昨年春に付けた安値24550円を割ったり、12月日銀の前に付けている28500円を超えることもない、決定的なことは起こらなかったと言い換えることが出来ます。つまり大きな想定に変更は必要ないというのが私の見解です。そこで、ラインのバランス(日柄)を考えて更に引き直しました。話が逸れまくりですがいつものことですがご容赦下さい。
私のツイッターの紹介文で書いています通り、私はエリオット修行僧です。日柄は適当なことを書いているわけではなく、一応、筋の通ったものです。勝手に失礼ながら、株式寅さんの記事を張っておきます。これで行くと、安値を付けてくるのは8月中旬から来年1月までの間に辺りを付けておきます。想定安値は、前回よりも更に下がって最大21000円台と出ています(期間が長くなるので値幅も広がります)。

そんな遠く、想像できない話をしてもトレードに役に立たないと思う方が大多数だと思います。ですが、私は狙うトレーダーです、負けなければ良いとか、担がれてナンピンして薄利で一旦逃げるみたいなトレードはほとんどしません。前回も書きましたが、私にとってトレードはリスクです、日銭をコツコツ稼ぎましょうというスタンスで行っていません。常にもっと利益を、もっと利益をというトレードを心掛けています。

週末先物ポジション

実例です。先週の27000割れの急落時点で、多くの方はショートの利益確定していましたね。私は6限ショートを1枚も外していません、その代わりに3限ロング、P270ショート、C280ロングとこれでもかというくらい買いに傾けました。何故、この様なリスキーなやり方をするか?ただ単に順張りが苦手だからです。売りを意識し続けていれば、上に吹いても売り、下落を開始しても売り、売り以外はしないということになります。私はそういう自信はありません。分からないからオプションを混ぜて逃げ回って逃げ回って流れが向くのを待つのです。現時点6限ショートですが、安値を付けてくるのがどんどん遅れる想定であれば、いずれ6限ロング、9限ショートみたいにずらしていくことになるでしょう。安値を付けるのが2024年だろうと2025年だろうと追い続けます。その時まで、降参、何もかも嫌になった、全部ご破算~とならない様にする必要があります。それはどういうことか、例えば、28500を超えてくることはあり得ないと思っていますが、そうなっても死なない仕掛けを用意しておくことです。それがロスカットをあまりしないトレーダーのしておくべきことです。

とりとめもなく、無駄に長いだけの記事になりました(いつも)。最後にほんの少し、直近について考えておきたいなと思います。
最初に張ってある週足。3MSQですので、大きな動きを期待したいところですが、このチャートを見た感じでは、大きな動きがないのを本線に据えたいと思います。
春にかけて少しEPSが上がり気味に推移してくるのではないかなという点を心配な材料としておきますが、週末時点EPSは2107円です。PER13倍は大まかには(今の状況での)高値圏ですが、225の短期的な価格を推測するにはやや雑過ぎます。コロナショック以降13.22倍という最大値を何度か付けていますので、このEPSでは27854円となります。EPS自体、1週間で30円近くは変わっていますので、13倍すれば390円、基準値が変わるので本当にざっくりした目安でしかありませんのでご注意を。
もう一点あげると、これも以前のnoteで書いていますが、私はアムロの手口しか見ていません(理由も書いたと思いますが、必ず相対する業者はあるわけで全部を見ていても私には収拾がつかなくなるだけなので)。
金曜日に先物を5000枚弱売って来たのを大きく売り越しみたいに書いている方がいましたが、嵌め込みみたいな書き方はお止めになった方がよろしいかと思います。その前に連日買い下がっていた分を利食いしたに過ぎません。3限はラージ、ミニ合わせてもロングを保っています。そして、明確すぎるほど、オプションの狙いは一点突破に見えています(私にはです、話があまりにも長くなりすぎるので、オプションの手口について思っていることは別の機会に書くかもしれません(多文書きません(笑))。
まずはPUT側、P270を3000枚超ショート、P272を1200ロングのP275を2000近くショート。枚数から分かる通り、P272はヘッジであくまで275の上を見ています。次にCAL側、C275を1300枚ロング、C277を1150枚ロング、C280を3000枚超ショート。3限の先物を買い越していることと合わせれば、SQ280に近いところが最大利益になっています。ここから2週でどう変化してくるかですが、P270とC280は恐らくこのまま利食いはしないでしょう。注目はP275ショートでしょうか(オプションはロングは掛け捨て、ショートが本線の場合が多いですし、それが普通の戦略ですのでロング側よりもショート側をより重視してみています)。

もしも、想定通り来週の相場がまた動きを見せない275を中心にああでもない、こうでもないとなった場合、もちろんMSQ週ではロールも含めて相応の揺さぶりはある気がしますが、一番私が恐ろしいと思っているのはMSQ明けに一時的に上に飛ぶ可能性です。私は現時点で上昇トレンドに回帰することはないという立場ではありますが、PERのお話でもしましたが500円程度のずれは簡単に起こり得ます。週足のチャートを見ても28300付近であれば大きなチャート上の変更はないですので、何かのサプライズや外資の仕掛けで上に来る可能性を消すべきではないと思っています。そのための仕掛けを次の2週でどう組み込んでいくかを考えていきます。3SQは大きな下げはないと思うのであれば、私にとっては割とどうでもよい話です。マーケットは続くものですから、、、

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