第一回有料NOTE

今の状況が何なのかを掴みあぐねていますが、短期トレーダーでもお祈りトレーダーでも、ノーポジ最強トレーダーでもない、1年365日の全てでポジションを切らさずに繋いでいくポジショントレーダーですので考えを纏めた上で週明けからのマーケットに向かっていきます。
言うまでもなく、誰のためにでも、推奨するためにでもないただのメモです、有料無料問わず、優良(?)な記事や情報はたくさんありますので、先に読み進まないことをお勧め致します。

<現時点での振り返り>

日経225先物週足チャート

今年1月末の安値から2月末の高値、短期的な急落(2番底)を3月に付けて以降は、極々稀に、ショーターを捕獲するためだけにある下げ(絶好の押し目買い)を作りながら29500をもブレイクしてきました。これは昨年夏の29230を超える決定的な出来事であると言えます。
ありとあらゆるファンダメンタルが週末EPSの2028円の13倍水準である26365円ですら割高ではないかと思える中で29500円を超えているわけですから、もはやまともな思考を持っていればいるほど、こんなに高いのだから売る以外ない、更に上がればもっと割高なのだから更に売るしかないとキリのない状態になることでしょう。
一応の目安として過去の高値を線で引いたラインは30100円ほどですが、特別な意味を持つとは思っていません。30720、30620という過去の高値を超える可能性も視野に入れる必要があると思われます。

日経平均株価日足(現物)

ツイッターでは何度となく投稿している日足現物チャートです。同じ話ばかりで恐縮ですが、2月の長い揉み合いの後で、一度27000に向けて下ブレイクしている箇所は、騙しになって上に向かうであろうことは想定しやすかったですが、それにしても28800付近までの上昇は全く読めませんでした(常に読めませんので日常です)。その後の急落からの戻りで元のレンジに戻るところまではギリギリ理解可能でしたが、3月末から4月にかけて再度28000を超えてきた時点で、31000レベルまでの上昇はあり得ると想定を変更しました(31000というのは単純にコロナ後の高値を抜く可能性という意味です)。

日経平均先物日足

この3月高値、4月高値で多くのトレーダーは黄色の線のような推移を想定して売りに入っていると思います。私は上の現物の日足から考えた時に、あの2月に作った揉み合いを下ー上ー下と動いた後で、その後に下げるのであれば、あの2月の揉み合いの上抜けをすることは考えにくいと思っていたため、本線のショートを維持しつつも上に十分なヘッジを持った上で5SQまでは眺めていました。

<自分のポジションのこと>
どの月でもSQで限月が切り替わる前に先物ショートを保有している分のいくらかのヘッジ(具体的にはCAL買い)を入っていますが、悩みに悩んで末に前2週間でCALを買いませんでした。これは6C295を先んじて330円でショートしており、これは前2週間の推移では安値180円から240円くらいではドテン可能な状況でしたが、いくらか強い時間があったとしても6SQ内に入ってからヘッジを建てるタイミングがあり得るだろうということ。
このC295ショートを330円というのは、仮に6SQが30000円で終わっても17万の損しかしないポジションであり、証拠金の管理さえ問題なければ全く怖いポジションではない認識があり、わざわざ33万の利益を放棄してまで今ヘッジをすべきかを考えてそのままにしました。
一方でSQを超えてヘッジがない先物のショートを一体どれだけ持っていて良いかという点について考慮が足りなかったです。C295ショートをホールドするなら6限に持っていく先物ショートの枚数を減らす、先物ショートを減らさないならC295をドテンしてヘッジをする。両方を取りに行こうとしたのが甘かったということでしょう。
ところでオプションに対する私の基本的な考え方は、利益を限定してでもリスクを減らすための道具であって、「上がると思えばCAL買い、先物買い、PUT売り」、「下がると思えばCAL売り、先物売り、CAL売り」などというトレードをするのであれば、先物だけで行えば良い話です。オプションを使う意味は全くありません。

完全に後手に回りましたが金曜ナイトでC295ショートをロスカットして、C297を1枚だけ入りました。
因みに現状のポジション詳細ですが。
6限ショート1:27955平均11枚(27230@3、28190@3、28250@5)
6限ショート2:29245平均30枚(29145@10、29210@10、29300@5、29470@5)
9限ショート:29110平均20枚(29060@10、29160@10)。6限と9限は60円ほどの配当落ち分があります。

<近視眼と中期、及び長期>
近視眼的なお話・・・逃げられるかどうかは微妙ですが、超短期ではやり過ぎ域にはいると思います。ツイートした通り29500の±250くらいの揉みの後で一旦押してくれれば逃げ出したいと思います。このまま突き抜ける様であれば【6限ショート2】の30枚はロスカットするしかありません。
私にとっての近視眼的は6SQ範囲内程度です。

中期的なお話・・・最初に貼った週足のチャートの下のトレンドラインの何れか。ここのどちらかはいずれは触ってきます。どういう触り方をするかで投資行動も変わりますが、とても雑な言い方をすれば、このまま3万をも超え天空に達した後に落ちて来るなら、最低限度のヘッジCALを入れていくだけにすると思います。一方で3万円前後くらいの上げから下げて触って来るなら先物買いも含めて買いに傾けるかも知れません。

中期2・・・暴落するだろうという考えのまま突き進みます。高値が30000だろうが32000だろうが山高ければ、、、です、20000を割るくらいの想定もしています。来年になるのではないでしょうか。

長期・・・大混乱の後に日本は復活する方にベットします。

<最後に>
大きなお世話だと思いますが、一応メッセージらしきものを。
・大きいか小さいかは別にして、下げは必ずあります。その時に「今度こそ終わっただろう」という発想は危険だと思います。下げが小さいければ小さいほど(押しが浅ければ浅いほど)強いのですから、自分が考えている水準(トレンドラインやはたまた自分の売単価)まで来ないで反発した時にどうすべきかは常に考えておくべきだと思います。
・これだけ環境的にはリスクが溢れているのに下がらない、むしろ上がっている時は、決定的な大事がない限り崩れないかも知れません。まさに、みんなが売るから上がってしまうという表現は割と正しく、そう考えると、今のリスクが目に見える形で一旦落ち着いて、もう暴落はないのではないか、このまま回復するのではないかと多くの人が考えた後で来るものでしょう。そうであれば、例えば、利上げが停止されて暫くしてから?、それは秋とかになってしまうため、このままの売りスタンスを継続していてはとても持ちません。
タイトルは冗談です(笑

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