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ネバダ州予備選「これ以外の候補者」さんが勝利してしまう

 ポイントは、大統領候補の選出方法は州によって規定が異なり予備選挙と党員集会の2種類が大きくあること。どちらにしても大統領候補投票代理人を選ぶだけであり、どの候補に何人を割り当てるか決めるだけである。

 ネバダ州共和党は選挙ではなく党員集会で大統領候補を選んでいるのだが、バイデン民主党は嫌がらせを行いより2021年の州法により予備選挙を義務づけた。州によって強制的に予備選挙が行われる訳である。

 当然、ネバダ州共和党は反発し、大統領候補は党員集会で決めるとした。ところが予備選挙は義務づけられているので予備選挙もやらないといけない。ここに混乱が生じている。

 結果的に予備選挙と党員集会の結果を按分して決めることになったようだ(詳しく書いてあるサイトが見つからない)そうなると予備選挙と党員集会の両方に立候補が出来ない。

 トランプとデ・サントスは党員集会の方にノミネートし、予備選挙にはノミネートしなかった。一方ヘイリーは予備選挙にノミネートした。

 ここでデ・サントスは既に予備選挙から撤退したので、言うなればヘイリーを支持するか支持しないかだけを決めるのが予備選挙と言うことになる。

 つまり党員集会の立候補者を支持するの場合、予備選挙の選挙用紙には党員集会の立候補者の名前がないのでNone of these Candidates(予備選挙立候補者に該当者なし)に投票するしかないと言う事になる。

 今回の結果は、ヘイリーが全敗しているので予備選挙の按分は0と言うことになる。

 それはともかくNHKはいい加減な記事書くなよ。


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