ポリュデウケスのその後
※ギャグです
「くっ…いよいよ私が王になるというところで…おのれレオンティウス…!」
「冥府ヘヨゥコソ狡猾ナ蠍ヨ」
「ふん、ここが冥府とやらか…。貴様が冥府の王なのだな?」
「ァァソゥダ…ン、何カ今日喉乾クナ…チョットアフロ、飲ミ物チョゥダィ」
「ハッ!」
「…!?(ハッ?)」
「冥王様、こちらです。」
「ゴ苦労。ヤハリ雑用係ノ圏属ハ必要ダッタナ」
「き…貴様はやはりポリュデウケス!何故貴様がこのようなくだらん事をしている!」
「これはこれはスコルピオス殿下…!随分大きくなられて…」
「いや、あまり変わらんはずだが。…ではない!何故貴様がこのような事をと言っている!」
「殿下…お忘れになったのですか?」
「何…?」
~スコルピオスの回想~
「ラコニア軍は既に掌握した。…ポリュデウケス、私の元で働け!」
「…断る、と申し上げたら?」
「ならば冥府の王にでも仕えるのだな…!」
~回想終了~
「私のせいか…ッ!!」
「お言葉の通り今はこうして冥府の王の雑用係を務めております。」
「ぐ…あれは言葉のあやと言ってだな…その……すまなかった。」
「何を言っているんですか!これは殿下がくださった最後の命(めい)です。責任を持ってお守りしなければ。」
「ポリュデウケス…!」
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