見出し画像

フェティシズムとセクハラ

多分、誰しもが一度は考えたことがあるであろう内容かと思いますが。
今、その沼にはまってしまったので、つらつらと。

私が撮る写真って、なんというか色々なんですけど、可愛いもカッコいいも、エロいのも、なんか色々あるんですが。

エロを全面に押し出した写真が、もしかしたらセクハラになるかもしれない、とか。
エロを出してないのに、フェティシズム溢れる写真になってたりするかもしれない、とか。

今月参加するプラポ写真展のレギュレーションで、ヌードと暴力表現がNGなのです。
まあ、100人近くのカメラマンが参加する写真展なので、イメージ作りの問題もあると思うし、モデルさんへの配慮もあるんだと思います。

そこへ、私みたいな、ある意味変態カメラマンが参加しても大丈夫なのかと。
一応展示する写真はそこまで強い感じにはしなかったつもりなんですが、フェティシズム溢れてると言われたら溢れてる分類になるかなと思います。

もちろん、フルヌードではありません。
が、なんかこう、エロい気がしてて。

私が女だから感じるエロさなのかもしれませんが、最近よくツイートしてた、「血管」がどうにもこうにもエロく感じてしまってて。
これは果たして大丈夫なのか?!と自問自答。

けれど、男性カメラマンの中には、女の子が可愛く笑ってる顔にエロさを感じたりする場合もあったり、流し目にどうしようもなく萌えたりするかもしれない。
それと同列にしていいのだろうかと。

そして、これらは、私が普段生活してる一般社会の中ではどう捉えられるのかと。

例えば御苗場で出してた白ホリ写真、カメラマンからしたら、なんてことない普通の写真ですけど、普段写真を撮ったり撮られたりする機会があまりない人からしたら、アートな作品にも見えるようで。
(私の撮り方の問題もあるかと思いますけど、ザックリとした例としてあげてみました)

MoG展で出した写真も、カメラマンからしたら、普通にライティング組んで撮った肖像写真(になるのかな?)になると思うんですけど、これもやはりアート作品として見えるようで。

となると、私が今回出そうとしてる男性ポートレートの写真も、アートになるのかな?と。
となると、このアート作品は何を訴えたいのか、を見ますよね、多分。
私としては、男性の持つ男らしさであったり、職人さんのもつ繊細さを表現したくて。

ただ、撮ってる時から感じてましたが、血管がなんともエロく感じてしまうんですよ。
ほんと、これでいいのかなとかグルグルしてて。
まあ、一応展示するのは、そこまで激しく血管じゃないんですけど、一緒に置かせてもらう写真集は、(今組んでる最中なんですが)バランスよく配置しようと頑張っても、どうしても偏りが…。

いいのかなーこれでー。
あああもううう。(そして私の写真がセクハラにならなければいいなと。やっとタイトルに繋がったw)

唯一の救いは、被写体としてご協力いただいたモデルさんが、写真を気に入ってくださってるということ。
むしろ喜んでたし、私の好きなように使ってと言ってくれるくらい、好きのポイントが似てるそうでして。

ただ、今回の写真集、メインテーマが一応ありまして。
そこに添えてるのかが不安になってきてて。

なんとかするしかないんですが、なんとかなるのかなー。

最後にはなりますが、一応宣伝。
↑この中で展示します。
図録の中にある写真とは同じモデルさんですが別のものを展示します。

ただ、やはりというか、私の中では当たり前なのですが、今までの展示の写真とは全く違う写真になってます。
ので、会場で是非探してみてください。

よろしければサポートをお願いいたします。いただいたサポートは、今後の撮影機材費・遠征費としてありがたく使わせていただきます。