「パジャマスーツ」が好きだ

なんで服ってこんなにめんどくさいんですかね。
もともと肌触りとかかなり気になるタイプで、身体を締め付ける系の服がダメだったのですが、40を超えたらさらにダメになりました。
10分もガマンできない。
さらに悪いことに、太った。
30代までほぼ変わらなかった体重がじわじわと。
当然今まで履いていたズボンも窮屈になる。苦しい。着れない。
それなのにちょっと昇進したので、スーツっぽい雰囲気にしとかないといけない。リクルートスーツしか持ってない(いつのだ)。
そうして、私の「スーツっぽく見えるラクな服」を探す日々が始まったのであった。

初めて入った紳士服店AOKI

まあ、そんな感じで探していたので、「パジャマスーツ」にたどり着くのにそう時間はかからなかった。
パジャマスーツって、名前がいいじゃん。私の願いそのままじゃん。
近くのAOKIを探して、早速試着に行きました。
うろうろしていたら、若い女性のスタッフが声をかけてきたので、「パジャマスーツを見たい」と言ったら、案内してくれました。
そのスタッフさんもパジャマスーツを着てたみたい。分かんないなあ。
「着心地、すごくいいですよ。すごいラクですよ。ジャージですよ」
と言われて、着てみたところ、思った以上にジャージだった。
生地も軽いし、肌触りもなめらかで気持ちいいし、見た目はちょっと光沢があってカジュアルではない。
形もすばらしい。テーパードで足首がシュッとしてるタイプ。おしりはゆったりしてて、しゃがんでも背中が出たりしない。ポケットもちゃんとある。
9部丈というのかクロップド丈というのか、とにかくちょっと短いので裾上げも不要。最高やないか。
ジャケットもすごい。これも着心地はジャージ。襟がないのがまたちょっとこじゃれた感がして良い。上着をはおれば会議もいける。
早速、ズボン(パンツって言うとなんか下着みたいじゃない?)とジャケットを買おうとしたら、「3点目は半額」的なことを言われたので、もう1本、色違いでズボンを購入。
季節は3月。暑さが本格的になるまで、ほぼ毎日履いてました。
汗ばむ陽気のときも、意外と足にまとわりつかないのです。

真夏は素材違いをチョイス

7月を超え、さすがに暑さがヤバくなってきたので、夏向けを探しに行きました。夏用は素材がちょっと冷感タイプになってたりしてる。
それだけでもかなり涼しく感じるのね。
夏向けはカラーのラインナップが微妙に違った。
その中に、めっちゃ作業着っぽい色を発見した。ダサい。
どうみても作業着だ。色があの色だ。
でも色違いも欲しかったので、とりあえず買った。そんなに高くないしね。
色が気に入らないのであんまり着てなかったけど、台風のとき、
めっちゃ活躍してくれた。
そう。作業着なのだ。見た目が。
上に作業着のブルゾンを着ておけば、かなり自然な装いになる。
しかも質感はちょっとキレイめな感じなので、
いかにも「事務屋が緊急事態に駆り出されて、雰囲気合わせるために作業着を着ている」感が出る。これはよかった。
作業着を持っていない(入庁時に買ったけどウエストが入らなくなった)ので、これは思わぬ収穫だった。

アラフォー事務屋はパジャマスーツ、いいよ

というわけで、パジャマスーツを激推ししてみた。
ちなみに。初めてパジャマスーツを買ったのは今年の3月である。
つまり、冬は越していないのだ。
冬向けのズボン(おそらく昨年の売れ残り)をゲットしてあるのだけど、ちょっと違うんだよな。生地が分厚いせいで、ボンッてしてるの。形が。
どうなんだろうなあ、これ。慣れてくるのかな(周りが?)。
パジャマスーツのズボンは形もかなり気に入っているので、冬もこれで行って欲しいんだけど、それじゃ防寒力が低いのかな。
去年の冬はイオンの裏起毛ワイドパンツ履いてたんだけど…今年はどうなる!?


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