純粋絵 三つの流派
こんにちは。
純粋絵には武道になぞらえて三つの流派が存在します。
それが「東方流」「北海流」「南洋流」です。
ヨーロッパの「スラブ系」「ゲルマン系」「ラテン系」になぞらえて名付けられたと言われております。
■流派の違い
流派の違いは主に「線の描き方」と「絵の塗り方」です。
東方流は塗り方がアナログ方式で、なぞって描く伝統的な描き方。
北海流は落ち着いた色使いで、きっちりと細かめに色を塗り、線を描く正統派な描き方。
南洋流は東方流の自由度と北海流の細かさをバランスよくハイブリットさせた汎用型です。
なお、これらの流派はグラデーションになっており、例えば北海流の細かい影やツヤと南洋流のカラフルさを掛け合わせたスタイル、
あるいは北海流の細かさで東方流のなぞり描きを描いたスタイル。
南洋流の描き方に東方流のなぞり描きを加えたスタイルなど、
流派の境界線はないに等しく、実際にいくつかの描き方があります。
また、これは筆者が描ける純粋絵を紹介したに過ぎないため、ほかのスタイルの描き方も存在します。
ですが、共通しているのは「描きたい絵を描いてみた」という心持ちです。その純粋さが純粋絵のポイントとなる部分になるでしょう。
■東方流
東方流の特徴は、とにかくなぞり描きでもできる!というのが最大の特徴であります!
特に、アナログな紙に描くとしたら東方流が王道というくらい扱いやすい描き方です。
色を使わないで描く場合はこの書き方は不向きになってしまう欠点を抱えておりますが、
その分、わかりやすい描き方なので見ると落ち着くと評価されております。
この描き方、幼稚園や保育園の子供たちが描く描き方にそっくりで、
本来忘れてしまった描く楽しさを体感しやすい、そういう描き方になっております!
■北海流
北海流の描き方はとにかく粋で落ち着いた現代的な描き方になっております。
純粋絵で真面目な絵を描きたいならこの書き方がおすすめです!
実際の人や道具に似せる描き方なので、純粋絵としては習得難易度が高い描き方ですが、
この北海流は趣旨が明確な絵に採用されやすく、相手に分かりやすく描くので、
万人受け間違いなしです!
仕事などで「絵を描いてくれる人いますか?」と言われたら北海流の描き方で臨みましょう。
■南洋流
南洋流は東方流の気軽に描ける描きやすさと、北海流の正統派で整った描き方をミックスさせた、純粋絵の中で最も庶民的な描き方です。
北海流とは異なり、ある程度フィクションな作風や雑な描き方も許容されているところがポイントです。
自由度が高いため、線が安定していないと中途半端な絵になってしまいがちですが、
漫画や日記のようなラフな絵を描くときは南洋流が安定します!
■第四の流派 西部流
まだ描けないけど、いずれ東方流で北海流の細かさ・落ち着いた感じの絵を描くという西部流という存在もあるかもしれないという情報が。こうご期待!
(スタブ)
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