風を読む2 協働
風の向きが変わった。
後ろからの風の時代と読み解いた。
少し解像度を上げてみる。
新幹線の駅のプラットホームで通過する新幹線が連れてきた風に体を動かされた事はないだろうか?
これまでの時代、同じ風を受けるというと手を取り合って、誰も遅れないように、みんなで追い風をキャッチしよう!
そんなイメージだった様にも思うし、
今でもそんな優しさを信じたいかもしれない。
時代が動いた時、みんなが動きを止められた時、それは一緒に立ち止まることを意味し、優しさは慰めに変わる。
そんな中、新幹線の様に、横をものすごいスピードで過ぎ、人を風に巻き込んでいく誰かに出会い、自分の体がフワッと動き出す。
その誰かは駅に居る人よりもその先の到着駅を真っ直ぐに見ているだけ。間に合わせる事に一生懸命なのだ。
これが協働のスタイルになる。
風に巻き起こす何かと、
巻き込まれる人、しばらくはそういう事象が目立つと思う。
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