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お客様は神様です?!

あるフェアトレード農家さんとの会話の中で、「これからは消費者が一番弱くなりますね。」
何気ない会話の中で自然と出た言葉ではあったけど、僕自身がその言葉をずっと頭に抱えて、外に出せずにいた言葉だったので、思わず「そうだよね〜」と大きなリアクションをしてしまいました。

高度成長、消費社会、物質社会・・
何と評して良いかは分からないけど、戦後以降しか知らないけど、消費者はモンスターと呼ばれるまでになってしまった。そんな事に疑問を持ったことに想いは始まった。

商店主とお客様の関係

近江商人が「三方よし」と言ったあの関係はどこで見て、知って、行えば良いのか?

その時に喉に刺さった小骨の様に感じたのが
「お客様は神様」という言葉。
ネット社会はありがたい事に、調べればすぐに誤解ある言葉だと知る。

ご本人まで公式サイトで説明を記している。
こちら

そう、最初から「お客様は神様」ではないのだ。

今、コロナ禍において旅行業、飲食店、様々な分野でお店とお客様の関係再構築が始まっている。

その中で、「自分を神様だと勘違いしているお客様」が浮き彫りになっているのではないだろうか?

大変な状況を助けてくれる大切な大切なありがたいお客様。その一方で疲弊を運んで来るお客様。この差は開く一方だと思う。

もちろん物質から離れて行く風の時代。
ありがたいのは「買う」という行為だけではないハズだ。

この辺りの事が益々明確になり、仕組みとなって表現される様にもなって来た。

昭和のオリンピックや万博のスターの誤解も、
次のオリパラ、万博までには解けるかもしれないですね。そして「お客様は友か家族か◯◯か?」何か素敵な関係が生まれると思います。

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