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papeles al engrudo クリスティーナ・コダーロ先生

11月15日アルゼンチン・ブエノスアイレスから来日された、クリスティーナ・コダーロ先生のpapeles al engrudo ワークショップと紙の販売会を本づくり協会主催で開催しました。papeles al engrudoとは、英語でペーストペーパー、ドイツ語でクライスタパピアのスペイン語でパペルスアルエングルードというそう。本づくり学校生、修了生と本づくり協会の会員のみなさまに、メールマガジンにて参加募集。平日にもかかわらず、岩手、大阪、静岡からも!ご参加のみなさまありがとうございました!

ワタクシはアシスタントさせていただき、前日から小麦粉で糊を作るところからご一緒させていただきました。

鍋や木べらなど、道具が十分でない中、工夫しながら。丁度良いとろみを教えてもらいました。準備したのはこの鍋の3倍位です。
アルゼンチンのワインのコルクにクリスティーナ先生が模様を彫ってくれていました。

絵の具が足りないかも、と言われて次の日の朝買物することにしました。全日の準備は2時間程度ですが、糊を一晩休ませる必要がありました。

ワークショップ当日も2時間前から準備。
クリスティーナ先生は午前中に印刷博物館と、アルスクモノイに寄ってきたそう。流石です。
昨日作った糊は鍋に布をかけて寝かせていましたが、固さは丁度よい良いとのこと。さっそく色を作ります。

今回は、赤、青、黄、のほか、緑、オレンジ、紫、白、黒を準備しました。
今回はポスターカラーを使いました。風船も買って!とのこと。


まずはクリスティーナ先生が染めた紙を見せていただき、この中からいくつかの染め方技法を教えていただきます。

複雑な模様は意外なものから生まれます!
まずは板紙を使ったオリジナルの櫛をつくり、手の動かし方の練習から。
2色の糊と透明な糊を、紙の櫛を使って、模様を染めます。手の動かし方が大変勉強になります!
3枚目は多色使いに挑戦。
コルクも使いました!
クリスティーナ先生作、素敵な見本です!作品です!

本づくり協会でクリスティーナ先生のワークショップは2回目、前回はコロナ前でした。浅草ブックアンドデザインを使わせていただき、その時も素晴らしかったと言ってくださってましたが、今回、本づくりハウスをとても気に入ってくださり、このスペースで開催出来たことも感慨深いです。

ワークショップ終了後、みなさんの紙を干すと、壮観です。ご参加のみなさん、クリスティーナ先生、ありがとうございました!

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