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父は膵臓癌末期〜第一章〜

父親は膵臓がんになり約2年2ヶ月になります。
先生はこれだけ生きられる事は素晴らしい事、しかし余命ではこの春と宣告されました。

暫くは元気で食欲もありました。
しかし、酸素濃度も低く、肺に水が溜まったりもして何度か入院はしていました。
父はその度にお家に帰って生活をしていました。

今回の入院はいつもと違う様です。

今日で父の入院は6日目です。

朝から父から「何か意識がおかしい早く来てほしい」と連絡がありました。
個室だったので電話はできましたが、初めての事でした。
急に言われても行く事も出来ないので、とにかく看護師さん呼んで!と話しを終えました。

脳にも異常があったので、今日は脳の検査の予定でした。
そして脳の検査を終えた様で主治医から連絡があり、血管の塊が少し大きくなっているので、お昼から話しをしたいとの事です。

そして今回入院をしたのは肺炎だったそうですが、肺を見るとガンは大きくなっていました。

主治医からの宣告がよぎりました。
春まで…
本当にそうなるのかな?
でも他の人は長く生き延びてる方もいる、だからまだ大丈夫ではないかと言う想いもありました。

この入院でもう帰って来れない気がして仕方がありません。

ここからは父の事を綴っていきたいと思います。
どれだけ父が頑張って病と戦っているのかを残しておきたいと思います。

父の不安は想像以上だとは思います。

もう少しだけ頑張ってほしい…
でもしんどいのなら、と言う気持ち…

今の私の想いも一緒に時間がある時に残しておきます。

ご覧いただきありがとうございます。

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