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2022冬/北海道15〜知床の夕暮れと滑る靴1

流氷ウォークが終わったらちょっと休憩を挟んで、夕方の知床大自然満喫ツアーです。
待ち合わせ場所にツアーの車が来たら乗り込み、まずは知床八景の一つ「オシンコシンの滝」を見にいきます。

落差約30m。途中から流れが2つに分かれていることから「双美の滝」とも呼ばれており「日本の滝100選」にも選ばれています。滝の中ほどの高さまで階段で上がることができ、しぶきが掛かるほど目の前で見られる滝は迫力があります。駐車場から見える流氷の季節は絶好、見渡す限りの白い海原が感動的です。

※知床斜里町観光協会より引用


落差30m、滝なのでこの寒い季節でも水は凍っていません。(写真だと分からないですよね)

流れる水は凍らないって聞くけど、周りが真っ白の雪だらけで時間が止まってる錯覚に陥るのにココだけ時の流れを感じます。

さてこの滝、駐車場からだいぶ坂道を上がっていかなければならないのですが、その坂道がとても急勾配です。おまけに道はほぼ凍った状態で、坂道の周りに積もった雪をしっかりと踏みしめながらゆっくりを上がっていきます。
間近で見る滝はやはり迫力が違います。細く枝分かれした滝のみずが、手芸糸のように綺麗です。

さて、登ってきた坂道は降りなければなりません。人間なので二足歩行で降りるわけですが、私は早々、膝を抱えて体育座りの格好をし、靴の裏を滑らせてシューーーっと坂を下っていきました。重心を下にしたので安定した体制で滑降していきました。その方が安全で、早いです。

母は人間としてのプライドがあるのか手すりを持ちながら降りようとしました、しかし途中で何度もすっ転んでしまったので、居合わせた他人の手を借りながら降りてきました笑。

続いては夕焼けスポットを見にいきます。
正直昨日のマジックアワーのほうが雄大で綺麗だったのですが、それでも知床の雄大な自然と夕日の組み合わせは最高です。

これは夕暮れ前
水平線の向こうに消えようとしている太陽


夕日を見たら、知床連峰を見にいきます。
昼間とはなんとなく雰囲気が違う気がします。
昼間は山が見守ってくれるような、抱擁感を感じますが夜に近づくにつれて安心感のあった山が急に怖く見えてきます。大自然の二面性ですね。


本日の自然満喫ツアーはこれにて終了。
ホテルの近くに夕日が見える見晴台があるので、マイクロバスでそこまで乗せてってもらい、そこで解散です。

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