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ハーヴェステラ 感想

世界観は好き

定期的に灰が降るファンタジックな世界。ロボにしか見えない魔族。世界に隠された秘密。ファンタジーだったけど実はSFだった。好物である。

音楽もいい。

というか、それで購入を決めた。判断は間違ってなかったと思う。

戦闘は微妙という印象。

3人パーティで、主人公だけは好きなジョブを選べる構成だった。しかし、ジョブは何でも戦っていけるし、仲間は誰でもいいようなバランスだった。
おそらく完全に好みで選んで無問題という方針だと思われる。もう少し歯ごたえが欲しかったように思う。

農作業は楽しい?

どうなんだろう。農作業は毎日のルーチンだった。作業と言えば作業。
それでも苦とは思わなかったな…

季節で作れない作物…勿体ない

収穫した作物は料理等に使用するし、季節が変わると作れなくなってしまったりするので、勿体ない病が発動して安易に出荷できない感じになっていた。そのせいで割とずっと金に困ってた感じがある。
例えばスイカ。夏にしか作れない。種が高い。グラフィックは4つなのに手に入るのは1つ。納得がいかない。
それからニトロパイン。道をふさぐガレキなどを破壊できる爆弾Lv2を作るのに必要だった。序盤からLv2でしか破壊できないガレキはこれ見よがしに随所に登場。奥に何があるのか気にさせながらも、ようやくニトロパインが作れるのはゲーム終盤になってから。しかしその頃、季節は冬。春が来る前にエンディングを迎えてしまった…

料理も勿体ない

料理についても作物を使ってしまうのが勿体ないのでほぼ使えなかった。一番使った料理は、序盤から季節関係なく作れるキノコと葉っぱのやつだった。セーブポイントで料理を使って仲間を会話するみたいなことができたようだけど、料理が勿体なくて一度もやらなかった。

"正しさ"に抗え。

好きなイベントシーン、というかセリフがある。ヒロイン(?)のアリアがひとりで色々背負いこんで重大な決断を勝手にしようといなくなってしまったとき(うろ覚え)、仲間の一人ディアンサスとの会話がある。要約する。

"正しさ"に固執するな。自分の心のささやきを信じろ。
歴史の中で世界を革新した者たちは常識に従わなかった。
夢を見る機能こそが人類の唯一の機能であり、
我々が出現してもそれを失うことはない。
だから、お前は自分自身の決断をしろ。
他人の選択肢ではなく、お前だけが世界で取れる決断を。

AIが持て囃されている今、ちょっと心に来るセリフだった。

人類の存亡をかけた選択

すごい選択を迫られた。これは大好物である。

…よく考えてみると、上の会話が終盤にある選択肢の伏線になっていたわけで、聡いプレイヤーは変だぞ?と思ってバッドエンドを回避したのかもしれない…私はちょっと忘れてたので普通にバッドエンドになった。
(直前でセーブできるのでやり直せた)

エンディングは予定調和かな

人類の願いが最終的にああいう所にたどり着くのは悲しいと思った。
結末はまぁ予定調和というか。例によってラスボスも余裕で倒せた。
主人公の正体がようやく判明したけど、そこについてはもっとこっちに迫ってほしかった
感情のピークは人類の存亡をかけた選択のところだったかな、と思う。

コロネル人形集めはもう無理だ

クリア後、コレクション要素であるコロネル人形集めとかやっておこうかなと、初めて攻略サイト見ながら各所を回った。しかし、あと1個がどうしても見つからなくなってしまった。戦闘面のやり込み要素っぽいダンジョン、カレノイドにあるようだが、それを除いてカウントしても足りない…
…もうあきらめて次のゲームを始めようと思う。

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