テレビの未来

いよいよ、3月で、NHKの「ブラタモリ」が終わるそうです。タモリさんの博識と可愛い女子アナ、歴史や地学に関する好奇心を満足させてもらえる番組で、ずっと見ていました。これで、また1つテレビで見たい番組が1つ消えることになります。もう、10年以上前から、テレビをリアルタイムで見ることはなく、ダブルチューナーのハードディスクレコーダーで録画して、CMはスキップして見ています。最近は、Tverをはじめ、見逃し配信も増えたので、録画することも、少なくなっています。こういう視聴スタイルの視聴者が増えてくると、テレビのCMを見てもらうというビジネスモデルが、苦境におちいっています。また、NetflixやAmazonなどの配信サービスで、面白いコンテンツが盛り沢山で、さらにテレビを見なくなっています。アメリカでは、才能がある脚本家や制作者が、活躍の場を求めて配信サービスに移っているそうですが、日本でも同じことがおきるでしょう。では、これからのテレビは、どうなって行くのでしょうか? これからは、単に放送して、視聴率を気にして、CMのスポンサーにお金を出してもらうというビジネスモデルが成り立たないと思います。いい例が、音楽番組でしょう。単に歌を歌うだけの歌番組は、どんどんなくなり、紅白歌合戦の視聴率も年々下降しています。最近は、スマートスピーカーやスマホなどで、好みの曲を、自分の好きな時間に聞くのが主流です。テレビも、同じように、個人の嗜好に合わせて、自分の好きな番組を自分の好きなときに見るというオンデマンド化する気がします。

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