見出し画像

『無条件に人を素晴らしいと想える社会へ』 日本妊活協会理事・こころカイロプラクティック院長 遠藤晃央さん

お名前:遠藤 晃央(えんどうあきお)様
経歴:筑波大学第一学群人文学類卒業
 中国近代史専攻
 中国吉林大学に語学留学
 塩川スクール(JCRA)でカイロプラクティックを学ぶ
 操体医学院卒業
職業:カイロプラクター
出身地:北海道美唄市
活動地域:主に札幌、東京、カンボジア

記者: 本日は一般社団法人日本妊活協会で理事をされており、こころカイロプラクティック院長の遠藤晃央(えんどうあきお)さんにインタビューをさせて頂きます。どうぞよろしくお願いいたします。

遠藤:よろしくお願いいたします。

記者:今、遠藤さんは日本妊活協会の理事と、札幌にこころカイロプラクティックという整体院を経営されているということですが、どんな想いを持っていたり、どんな活動をされているのでしょうか?

遠藤:そうですね。ご紹介いただいたように今は日本妊活協会というところで理事をしており、主に不妊の方への整体の技術を指導することや、各種専門家のネットワークをつなぐことをしています。講師のように前に立ってお伝えすることもありますが、講師と生徒という関係は作りたくなくて、人生のコーチのような、共に進んでいける関係やコミュニティを作りたいと考えています。
また、起業して14年目になりますが、札幌の西野というところでカイロプラクティック院を開業しております。


記者:なるほど。妊活協会は理事の中野さんにもインタビューをさせて頂きましたが、妊活をテーマに日本を本気で変えるようなコミュニティづくりにチャレンジしていますよね。遠藤さんの整体院にいらっしゃるのはどんなかたを相手にすることが多いのでしょう?またどんなことを描いて活動をされていますか?

遠藤:はい。今は整体院のほうにはお子さんがいらっしゃることが多くて、少し変わっているんですけど、発達障害の子とか、起立性調節障害の子とかがいらっしゃいます。こういったことで悩むお子さんも親御さんもだんだん増えてきているんですよね。こういう障害ってどうしようもなくて悩まれているかたも多いのですが、実はやれることは沢山ありますよ。
有り難いことに本当に遠いところだと遠軽町や釧路市からも来てくださる方もいらっしゃいますし、
妊活協会の活動も平行して行っているので、今は僕が時間をとれるときにそこに合わせて来てくれるようになったので、かなり自由にやらせてもらっています。
だけど、同時に心が痛むことでもあって、当然遠方ですと必要な治療の間隔を確保することも難しいですし、もしも地元にそういったことを相談できる専門家がいれば、もっと素晴らしいのになと思うことが沢山あります。
なので、今は子供のケアをちゃんとできる人を育てたいですし、そんなケアができる人たちのネットワークを作りたいと考えています。そうすれば助かる人は本当に多いと思うんですよね。

記者:子供のケアって何だか難しそうな感じもしますが。

遠藤:そんなこと無いですよ。多くのかたは症状をみることや、こういうときにはどうしたらいいですか?とかハウツーを知りたがられるのですが、原理はものすごくシンプルですし、技術もシンプルです。
何より大事なのは自分がケアをできることがあるんだということをご自身で認識できることが非常に大事だったりします。

Q.子供のケアをしようと思ったきっかけは何かありましたか?

きっかけは最初は単純に子供がたくさんくるようになったからというだけなんですね。子供のケアをしようと思ってたわけではなくて、広告も出していなかったのですが、自然にそうなった、みたいな感じです。
僕はカイロプラクティックをやる前はバックパッカーで、世界を回ったり、単発のお仕事で好きなように働いて好きなように過ごしてきました笑、かなり自由にしてきたのですが、カンボジアを回るなかで現地の人たちから医療的な面での助けが欲しいことを言われることも多くて、医療を勉強しようと思って、カイロプラクティックの学校に通い、今に至るようになりました。今もそのご縁で毎年カンボジアの施設に整体のボランティアなんかもやりにいったりします。そうするとそこでも多くのお子さんをみたりしますし、こちらでもお子さんをみるとお母さん同士の口コミって自然と広がるみたいなんですよね。本当にご縁だと感じています。

Q.それだけ活躍している遠藤さんですが、何か心の持ち方とか認識の持ち方が変化した瞬間は今までにありましたか?

遠藤:そうですね。子供のケアは自然とそう思うようになった感じですが、妊活協会もそうですが、僕が今みたいに人と一緒に活動するようになったのは昔からすると考えられなかったことなんです。

沢山の出会いが僕にヒントをくれましたが、ジェームス・スキナーのセミナーに参加したときに、実は人と一緒にいたかったんだ、という自分と出会って、そんな自分を自由に表現をしていいんだということを気づくことができました。そこから人と一緒に何かをやるのが楽しくていつも幸せを感じられるようになりました。

Q.人工知能の時代になっていくと言われていますが、これからの時代のニーズはなんだと思いますか?

遠藤:人工知能が当たり前になって、効率性とか生産性が向上していったら、人間はいろんな労働とかから離れられると思うんですよね。
そうなってくると人間とは何か?といいう問いが出てくると思いますし、人間らしく生きる世の中になると感じています。
芸術とか人のつながりとか、人の可能性とも言えますが、形がないものを信じることができることが大事だと感じています。
ちょっと誤解を与える表現かもしれませんね笑

無条件で人を素晴らしいと思えるような人に対する信仰、そこに絶対的に想えることが非常に大事になると感じています。
カイロプラクティックでは人間に本来備わっている自己治癒力のようなものを『イネイト・インテリジェンス』と名前をつけています。その人の中に最高のドクターがいると言っていて、人間に対する信頼をどこまで持てるかが大事ですし、僕も日々、日常で意識しています。

Q.遠藤さんがメッセージを伝えたいかたはどんなかたでしょうか?

遠藤:そうですね。受講生とか子供さんですね。『人を信じて欲しい』そのことを伝わる表現で、伝えていきたいと感じています。

Q.最後に座右の銘を教えてください

遠藤:僕の好きな言葉ですが、ジェームスの言葉で『愛とは相手に心を開くこと』というものがあります。だから思ったことは何でも言いますし、そうすると自然に必要な人が残って、そうでない人との関係は壊れていくと感じています。
きっとお相手にとっても心を開けるタイミングがあると思うので、僕はいつも心を開いている自分でいたいと想っています。

記者:ありがとうございました!

記者:堀江 直樹(MISSION LINK)

一般社団法人 日本妊活協会ホームページはこちら!

『こころカイロプラクティック』HP

この記事はリライズ・ニュースマガジン”美しい時代を創る人達”にも掲載されています。

https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?