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探していた12時の魔法って、なに?

⚠️6000字あります。

長いのでざっくり言うと、

僕は「他のアイドルのどなたかに歌ってもらうことで曲として完成する曲もあるのでは」という思いがありました。

どこに出しても恥ずかしくないような曲を浅利七海さんはもう持っていて、それが越境の口火を切って、最終日の個人越境としてのラスト「コットンキャンディえいえいおー!/黒澤ルビィ & 第3芸能課」にまで繋がったんじゃないかと思うと、間違いなく2023年最高の瞬間でした。

異次元フェスでやる曲はずっと考えていたのですが、浅利七海さんが歌唱メンバーに含まれている「New bright stars」はコンステでも多くの人数で披露されています。先日のSoLのコネクトリップ情報解禁のBGMにも使われるほど、「これからのシンデレラ」を象徴する曲になりつつあるなと感じています。まぁ回収できる浅利七海オリメン要素はここぐらいかなと思っていました。
ところで、Aqoursはご存知の通り、港町にある自分たちの大好きな浦の星女学院を廃校から救う、というのが活動のひとつのスタート地点であり、その学校を売り込むという特性上海の曲がめ〜〜〜ちゃ多いわけです。常日頃から他マスに「今海の話しました!?」をやってる自分としては、じゃあAqoursの曲何が歌われても楽しいよねって話になります。
絶対言い過ぎだと思いますが、スクールアイドルってその学校の良さをアイドルの活動を通して広めているので、もはやプロデュースするという要素もあるのではないでしょうか?と思いました。それはそれとして、プロデュースの前提には「このアイドル(学校)が好き」という感情があるんじゃないかなと思います。同じ志を持っているアイドルが集まっていて本当に嬉しかったです。

①メタ的に見て、一体次はいつこの曲が歌われるんだろう、みたいな不安があったところに、
②七海ちゃんが探しているような価値観の合う「新しい友だち」を連れてきてくれて、
③東京ドーム、アキバドームのセンターで自分自身の始まりの曲を歌ってくれたこと。
④この曲や、このアイドルたちを知らない人にも爪痕が残ったところ
嬉しさを分解していたのですが、結果としてこの4要素ぐらいにまとめられるのかなと思いました。

概要終わり。あとは殴り書いたので限界オタクの文章を読みたい物好きだけ読んでください。


①メタ的に見て、一体次はいつこの曲が歌われるんだろう、みたいな不安があったところ

 Let's Sail Away!!!は3回披露されていますが(記事参照)、全てオリメン3人でのそれしかなかったわけです。

⤴︎︎︎これまでのLSAをざっくりとまとめています。
ここでLSAの最後の披露の場となっていた、2021年以降のライブの出演状況を見ていきたいのですが、

ほんまに揃わんのです。


出演○、おやすみ×

LSAはこの3人のデビュー曲であるという特性上、歌唱パートのバランスが良く、シンデレラのアイドルにもなかなか貸し出すことが難しい立ち位置でもあります。そのため、次はいつ披露されるんだろう、という思いが自分の中で漠然とありました。具体的には書きませんが、3人の声優さんの得意とするお仕事というか、売れ方のタイプが本当に三者三様なので、なかなか揃うことも難しいのかな〜みたいな、正直僕ら一般オタクにはどうにもならない感情です。

また、色んな場面ではっきり言って同期組に先を越されてるなぁみたいな気持ちは少なからずありました。2022年、コンステでの琴歌・マキノ・ナターリアでの「流れ星キセキ」歌唱や、結果として2023年のCM同期となった琴歌マキノに対して色んなこともそりゃ〜思いました。曲もパフォーマンスも大好きですけどね。

正直浅利七海さんがよそ様に貸し出せるようなオリ曲って難しくて、「魚」要素たくさんの楽しい曲は数あれど、そのメンバーが両日で分かれていたり、出演予定がなかったり、その人たちを完全に無視してまりんぱやはぴのすのカードを切るかな?みたいな思いが自分の中であったんですよね。七海さんには有難いことに当て書きが多いおかげでこのパートはどうすんの?みたいな壁にすぐぶつかってしまうんですよね。(New bright starsに関しては前述の通りです。)

そんな中披露されたLSAに、「あるじゃないか、立派な七海ちゃんの持ち曲が」
と頭を殴られた気分でした。

もっと七海ちゃんのことを信じてあげればよかった、何が「Aqoursの曲を七海ちゃんに歌ってほしいなぁ」だよ、担当Pならもっと担当アイドルに誇り持てよ、みたいな正負入り乱れた感情が自分の中で入り乱れてしまい、連番から「すごい顔してるって〜」とか言われてしまいました。元からじゃボケ。

また、LSAは今回のためだけのEditでした。サブスクにあるGAME VERSIONは「1A→1B→2サビ→大サビ」で終わる(2サビだと発覚したのは後述のタイミング)のですが、今回は「1A→1B→1サビ→間奏→Cメロ→大サビ」 という、楽曲のいちばん美味しいところを撮った形のShort Ver.でした。2サビよりも1サビの方が「あなた」に寄り添った歌詞であるため、総選挙やってた頃が完全にフラッシュバックして終わりました。歌詞読んでください。

また、この間奏とCメロというのが本当に大事なんですけども、初解禁されたのが2021.11.28のライブなんですね。誰も聞いた事のない間奏パートなのにイベントホールで自然発生したクラップや、「ずっと前から昔からこの日を待ちわびて」という歌詞を知った時の感情の大洪水が自分の中で強く強く印象に残っています。(このパートが現状CDか配信でしか聴けないのが本当にもったいないと思います。)あとこの尺だとCメロ→落ちサビで浅利七海パートがありえないぐらい長くて大好きです。
そう、西園寺琴歌パート→渡辺曜ちゃん 八神マキノパート→大沢瑠璃乃そのままだったんですよね。とても驚きました。それはもう何度も聞いた音源。
大漁!度し難どやふんす音頭になりそうな楽曲でお馴染みLSAに未知への探究心、を足してくれたのは間違いなくこのふたりだと思います。「この3人だから出来た曲」を、「この3人以外で歌われる」という事実、そこの要はやっぱり浅利七海ちゃんだった、七海ちゃんがこの曲を東京ドームに連れていってくれた、という表現めちゃくちゃ良いですよね、ありがとうございます。

②七海ちゃんが探しているような価値観の合う「新しい友だち」を連れてきてくれて、

浅利七海さんの魅力ですが、「海好き」だけど「泳げない」、「釣り好き」だけど「船酔いしやすい」という、欠点を持ちながら、おさかなが好きなことな気持ちは誰にも負けない、という自信があり、それを広めていくためにひたむきに、色々な方法で努力する。そんな、必死さを応援したくなるところにあるのかなと思っています。苦手なこともいっぱいあって、歌、ダンス、色々な努力するまっすぐさにあると思います。(ここまで一息)
気合いだけではどうにもならないこともあり、それでも恐れずに進んでいく七海ちゃんのことが大好きです。

一方渡辺曜さんは、浅利七海さんと正反対とも言えるいくつかの個性を持っています。泳げるらしいですし、苦手な食べ物に「刺身」とあります。

七海さんはお魚が食べられないネコちゃんアイドル前川みくさんに何とか良さを知ってもらいたいと頑張ったりしてる(無理やり食べさせるようなことはしてません、念の為!)ので、この曜ちゃん七海ちゃんの2人ってこれからどうするんだろうなみたいな想像力が刺激されます。

七海ちゃんのアイドルのモチベの根源は「おさかな・海の良さをみんなに知ってもらうこと」だというのはずっと思ってて、そのためだったらきぐるみも全然被りますしグソクムシの格好とか全然してくれると思います。七海ちゃんは「楽しい」をしている所に人が集まってくるんじゃないか?と強く信じているわけで、そんな中それに共鳴する友達を、青森から出てきた女の子がほかの土地、沼津、石川から見つけられて、しかも一緒に歌えたということはすごく大きいと思います。

余談ですが、10thファイナルのリトルリドル、「みんなと一緒に歌えて楽しかったれす〜」に結構全てが篭っていると思います。だから沢山の中に七海ちゃんがいると嬉しくなっちゃいますね。

ちなみに七海Pのモチベの根源は「そんな良さを広めたがる七海ちゃんの良さをみんなに知ってもらうこと」なので、七海Pのロールプレイくっそ楽しいっすよ。

また、渡辺曜さんには大切な幼なじみが居ますし、いとこの渡辺月さんにもAqoursのことが好きだねぇと言われるぐらい普段からAqoursの話をしているようで(Over the rainbow参照)、そんないつもそばにいてくれる人達に感謝を改めてここで伝えてる乗ってなんか良いですよね。

また、大沢瑠璃乃さんに関しては、七海さんと同じく身長151cmで釣りが好き、CVが俳協ニューカマーの菅叶和さんであること、どうやらカリフォルニアから海を渡ってきたらしい、という情報だけ持っています。話は変わりますが、シンプルに自分が最近抱えている、「自分と向き合う時間って必要なんだろうな、でも友達ってやつは失いたくないし、正解ってなんなんだろうな」みたいな悩みを蓮ノ空のこと好き好きクラブの皆さんに相談したところ、"お前の悩みは本当に瑠璃乃が乗り越えていくところだから早く活動記録を見なさい"とお言葉を頂きましたので、できる限り早急に見させていただきます。

「全速前進ヨーソロー」って浅利七海さんが言いそうで言わないセリフランキング第1位だと思いました。船の揺れで酔ってしまう七海さんを船に乗っけてくれた曲に感謝ですね。

七海ちゃんは分かりやすいところで言うと自分の父親を「父さま」と呼ぶぐらい親さんのことを尊敬してますし、どうやら渡辺曜さんは父親のような船乗りになりたいと思ってるらしいです。瑠璃乃さんの親ってなんかデカ要素あったりしますか?

出会うはずのなかった3人が一緒に歌っていて、その中心に七海ちゃんが居るということがどれほど幸せか。そしてあの笑顔を見せてくれたこと。3人はそれぞれ感謝を伝える相手がいて、その一部にでも参加できてるのかなと思うと全てに感謝せずにはいられません。

③東京ドーム(アキバドーム)のセンターで自分自身の始まりの曲を歌ってくれたこと

普通にアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」を見ると良いとされています。正直「ラブライブ!らしさ」がものすごくあるアニメなので、Pの中では人を選ぶかとは思いますが、別のオタクが言うてましたが、ラブライブ!さんは東京ドームに立つこと自体に文脈があって羨ましい、本当にそうだと思います。あの場現地にいられて本当に良かったです。もちろん即日アーカイブがあるので配信も最高です。

④この曲や、このアイドルたちを知らない人にも爪痕が残ったところ

n回目ですが、ゲームバージョンのお陰で1サビの歌詞をオタクがどれぐらい知っていたのかという話。こういうフェスでもないとこの曲って本当の良さを売り込めないと思ってます。シンデレラガールズがまだまだ止まらないためにも外向きの活動は重要だと思ってますし、現に今自分はハミングフレンド 渡辺曜ソロリミックスを聴きながらこのnoteを書いていますし、これ書き終わったら蓮ノ空の活動記録、ちゃんと地区予選までには追いつこうと思ってます。(ライブ後即活動記録同時視聴会とかいう試みが良すぎて嫉妬しています)そんな中披露されたこの曲をきっかけとして、(曜ちゃん推し!などの)逆の立場の方が、こんなふうに世界の誰かが七海ちゃんのことを知ってくれるといいなと思いますね…

こんなことを言うと叩かれるかもしれませんが、有難いことにLSAは幕張イベントホール以降、ベルーナドーム、ZOZOマリンスタジアム、そして今回の東京ドームと、大舞台を任せていただいています。自分の送り出したアイドルが大きなステージで立っていることも大変誇らしいのですが、そろそろコネクトリップぐらいの箱で七海ちゃんに会いたい、みたいな気持ちがあったりなかったりするので関係者各位はよろしくお願いします。

話を戻します。舞台の裏でアイドルたち3人がどういう会話をしていたのかは分かりませんが、これからも末永く仲良くしてほしいと思っています。
人との繋がりって本当に嬉しいものと言うか、それがアイマスの言うアイドルであろうが、スクールアイドルであろうが関係ないわけです。本当に、異次元フェスという企画を立ち上げてくださって、そこの出演者に七海ちゃんを選んでくださって、本当にありがとうございました。


おまとめ(ソロ曲の思想が生えてきているので書きます)

最後に、渡辺曜さんにとんでもないソロ曲があることを知ったので紹介します。(こっから先はコンテンツ、オタクネガ寄りなので苦手な方はここまでで大丈夫です…)


凄すぎない?

全肯定してくれる歌が本当に大好きです。君はそのままでいいんだよ、っていう言葉にまだまだ夢を見ていたいです。ソロ最初の曲として、渡辺曜さんらしさを表現する上でこれ以上の曲ってない気がします。

シンデレラガールズはコンテンツの特性上ソロ曲リリースの順番が回ってくるのが非常に遅いんですが、ひとつのやり方に縛られていては来るもんも来ないんじゃね〜?みたいな心持ちで、俺は生きていくようになりました。
CDの単価自体が安いCINDERELLA MASTER万能論の時代はもう終わったと個人的には思っていて、俺はCMに拘らなくても、どんな形であろうと浅利七海ちゃんのためだけに作られた曲が世に出てほしいし、それが色んな人に届いてほしいです。様々な考え方があるかとは思いますが、これだけは譲れません。

浅利七海ちゃんは、(あえて名前を出しますが、)ナターリア、八神マキノ、龍崎薫、古賀小春…(他にも沢山います)等のように、いわゆる強い思いが誰か特定の作家さんから向けられているタイプではなく、色々な作家さんから愛されるタイプのアイドルだと思っています。そんな中、誰がソロ曲を書いてくださるか、というのは非常に楽しみなところではあります。また、現在ユニット曲としては(LSA、ギョしー、全ミラ)の3曲とも七海ちゃんがセンターとなっており、後者二つは2つとも海の「楽しい」を強く意識したような曲です。それ以外の路線、具体的に言えば純Coolみたいなユニット曲が作られた上で、そこまで到達するんだったらこの先2年でも3年でも待ちます、という思いです。今急いでソロ曲が出るという選択肢もありますが、もっともっと公式の中で浅利七海像を練られた上で、界隈全体に爪痕を残せるような曲でたらまじで嬉しいな〜と思います(もちろん明日にでも出たら喜びすぎてトビウオになります)。

今回のLSAもそうですが、七海ちゃんが輝く世界の魔法の双葉杏さんを始めとする、曲を通して人脈からを広めていく段階はこれ以上ないぐらいにクリア出来たんじゃないか、と思いました。次は、曲のためのユニットではなく、ユニットのための曲が貰えたらいいな…
まぁ要は何が言いたかったかというと、まずは、ファタ・モルガーナのユニット曲を…お待ちしております。

それが、俺の今の夢です。

それぞれの好きなことを信じていれば、ときめきを抱いて進めるみたいやね

目指す先はただ1つ、憧れの煌めきまで

以上です。



おまけパート

畑亜貴のスーパーポジティブ歌詞が基本的にめちゃくちゃ七海ちゃんに刺さることに気づいてつらい。たまにアイマス曲書いて。

おまけ終わり

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