新聞社や窓の杜よ 「知性ある記者・編集者」が「取材やエビデンス」に基づき「信用出来る情報」を届けよ!
【投稿者コメント】
【キーワード】
[公共の公器に戻れ]、[信頼に足る紙面を作れ]、[ステマで迎合するな]
【件名】
「新聞社や窓の杜よ 衰退の原因は、インターネットやスマホの普及で、読まれなくなったからではない/本質的な存在意義である「知性ある記者・編集者」が「取材やエビデンス」に基づき「信用出来る情報」を届ける事を忘れたからだ/事実と疑わしい恣意的な言説が僅かに混入するだけで、その紙面は全てが台無しになる/善い記者が良い紙面を作り、信用される記者が信用される紙面を作ると云う想いで、自社の社員を大事に育てよ」
【投稿本文】
【1】大手紙の朝刊がペラペラなのに更なる値上げが新聞社凋落の追い打ちとなるかも
某大手紙が購読料を4,900円/月に値上げするそうだ。
無料の街のフリーペーパでなくとも、病院の待合室で、朝刊を読んでも、ペラペラだから、10分間で読み終えてしまう!
昔、現代国語の入試で出題されるからと、コラム他を丁寧に読むと数時間掛かった頃が懐かしい!
まさに「今は昔!」だ・・・
ペラペラで、さらに、値上げしたら、数少ない読者からも見放される事、必定だろう!
【2】典型的な「ステマ」が横行する「有力IT情報サイト」の凋落ぶり
一方、数少ないIT情報サイトの「窓の杜」も・・・
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/1488500.html の
「“4画面”対応で計13ポートのちょっとすごいUSBドック」
の記事が、実態をよく表している!
記事の3行目の右隅には、「提供:○○○○○」と取材先のメーカ名は、明記はされているが、記載したのは、「窓の杜」社員だから、取材記事なのか、広告宣伝なのか、ステマなのか、判断が難しい!
なぜなら、支障がない限り、報道機関が取材源を明示するのは、常識だからだ!
もし、広告・宣伝なら、それを明記しないと、典型的な「ステマ」(*-1)となるが・・・
当該記事を読み進めると・・・
なんや、こりゃ! 製品に無関係のお姉ちゃんの写真が満載!
なんか、怪しい雰囲気ですなあ?
太文字での精一杯のメリット・長所の大宣伝!
但し書きで、一応、使用上の留意事項は明記しているが、制約事項や制限事項や短所や適用外事例等のマイナス情報は、全く、記載がなく、ベタ褒め一辺倒の記載だから、宣伝臭がプンプン臭う!
『仕事の効率を高めつつ、機器を大事に使いたいあなたに』と云う、お世話様な、サブタイトルも・・・
第三者的な取材記事じゃ、あり得ない、製品購入への誘導ぶり・・・
それじゃ、記事の最後の「購入サイトのAmazon」での「製品評価」はどうかと云うと・・・
→
鉄人18号
5つ星のうち2.0
「接続出来ない機器がある。残念・・・・」
2023年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
tkak
5つ星のうち2.0
「Macは良かったのですがWinで動作せず…」
2021年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
梶並伸博
5つ星のうち1.0
「購入後1日でイーサネットが使えなくなった」
2022年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ロッコ
5つ星のうち2.0
「半年もたなかった、、、」
2022年9月23日に日本でレビュー済み
mm
5つ星のうち1.0
「動作不安定」
2020年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
satohkogyo
5つ星のうち1.0
「Wi-Fiが繋がらなくなる」
2020年10月30日に日本でレビュー済み
まとい
5つ星のうち1.0
「使えない」
2020年6月9日に日本でレビュー済み
とズタボロの悪評が目立つ!
競合メーカ依頼の反ステマにしては、悪評が多過ぎる!
これじゃ、第三者的立場での公平・中立な取材記事とは、ほど遠く、【広告・宣伝】と明記していないから、ステマの典型だ!
【3】凋落する、ペラペラ朝刊の「新聞社」と、ステマが目立つ「窓の杜」が元の「社会の公器たる報道機関」に戻る為には
ペラペラ朝刊の新聞社も、ステマが目立つ「窓の杜」も、ここまで、凋落・衰退した原因は、インターネットやスマホの普及で、読まれなくなったからではない!
社会の公器たる、報道機関としての、本質的な存在意義である「知性ある記者・編集者」が「取材やエビデンス」に基づき「信用出来る情報」を届ける事を忘れたからだ!
事実と疑わしい恣意的な言説やステマが僅かに混入するだけで、その紙面は全てが台無しになる!
ここは、善い記者が良い紙面を作り、信用される記者が信用される紙面を作ると云う想いで、自社の社員を大事に育てよ!と云いたい。
【追 記】(2023年4月8日)
下記の【以下転載】の報告の記載者紹介を視ると、「○○防衛協会賛助会員、○○自衛隊協力会法人会員、日本国自衛隊データベース管理人」と記載があるから、会社や事務所の掲示板へ「自衛隊員募集」のポスターが掲載されている会社の経営者で、どちらかと云うと、"右手使い"の方のようだ。
こう云う方が、「事実と疑わしい恣意的な言説」と云うと、どうやら、韓国や中国との太平洋戦争の解釈問題や戦後処理問題の報道の事を指しているようだ。
ここで、報道機関としての、「厳正・中立な報道」と云うのなら、報道姿勢が野党・左翼に偏るのもいけないが、一方、与党や現政権に忖度・迎合して、事実と異なる報道をしたり、与党や現政権に都合の悪い事は、無視して、一切、報道しないと云う、「マスゴミ行為」もあってはならない悪行だ!
事実をタイムリーに報道する報道機関の姿勢・責務として、「失われた30年!」の真の原因である、与党・現政権やカルト公明や糞ウヨや糞日本会議や糞893共が、「国賊行為=国家反逆行為」の「日本人拉致事件」や「統一教会に依る財産搾取事件」を隠蔽し、日本国民の生命・財産を棄損した犯罪行為を見過ごして、加担したとの報道に、規制や恐喝・恫喝を加えて、弾圧した事も明記して、釘を刺しておきたい!
その典型が、糞女大臣に依る、国会での公文書捏造放言事件だ!
報道機関として、「右に都合の悪い事は一切報道するな! 左に都合の悪い事ばかりを報道せよ!」は通らず、それは、報道機関として、あるまじき、偏向報道の悪行である!
【注】
「ステマ」とは?(*-1)
ステルスマーケティング(stealth marketing)とは、消費者に広告と明記せずに隠して、非営利の好評価の口コミと装う等する事で、消費者を欺いてバンドワゴン効果・ウィンザー効果を狙う行為。
「ステマ」の略語で知られる。やらせやサクラなどもこの一例に分類される。
映画などの映像の中に目視では認識出来ない短時間の画像などを挿入して脳内に刷り込む宣伝方法で、ステルス機の様に相手に気づかれずに宣伝する手法が語源とされる。
英語圏では、アンダーカバー・マーケティング(undercover marketing)と呼ばれるゲリラ・マーケティングのひとつ。
日本では、ステルスマーケティングに関する明確な法規定がないので、芸能人やインフルエンサーに依るペニーオークション詐欺事件以降にステマの存在が認知された後も、まとめサイトなどウェブサイトやSNSに於けるステルスマーケティングが、後を絶たない。
欧州連合やアメリカ合衆国では、広告表記のない宣伝行為は、客に対する不公正な欺瞞に当たる行為として、明確に法律で禁止されている。
【以下転載】
https://globe.asahi.com/article/14874101?iref=comtop_Globe_02
「新聞社の衰退はネットやスマホの普及が原因ではない グンゼという会社から考える本質」
World Now 更新日:2023.04.04 公開日:2023.04.03
添付図1_写真はイメージです=gettyimages
新聞の存在感が、すごい勢いで世の中から失われている。
5,400万部を記録した1997年の総発行部数は2022年に3,000万部にまで落ち込み、44%もの減少になったほどだ。
当然、主要各社の売上も大幅に落ち込んでおり、今なお底が見えない。
その理由について、メディアはどこも判で押したようにこんな分析をしている。
「インターネットやスマホの普及で、新聞が読まれなくなったからだ」と。
紙媒体としての新聞については、確かにその通りだろう。
しかし断言できるが、新聞各社の売上が減少し続けているのは決して、インターネットやスマホが普及したからではない。
単に経営陣が世間の感覚からずれていて、今もなお間違っているからである。
なぜそんなことを、断言できるのか。
■“常に新しい老舗企業”
話は変わるが、グンゼという社名を聞いてどのようなイメージが思い浮かぶだろう。
40代以上の世代であれば、オジサンや子ども向けブリーフのイメージだろうか。
もう少し若い世代の女性であれば、レギンスやストッキングのメーカーとして馴染みがあるかもしれない。
令和の今、グンゼはそういったインナー・レッグウェアはもちろん、プラスティック製品や省エネ素材、さらにタッチパネルやスポーツクラブの運営など幅広い分野に進出している会社だ。
売上高は1,200億円にのぼり、従業員も5,000名を数える大企業である。
では一体なぜ、“子ども向けパンツメーカー”だった同社が最先端素材や不動産まで扱っているのか。
グンゼはもともと、明治19年(1886年)に京都府北部の寒村・何鹿(いかるが)郡で、生糸生産を手掛ける会社として誕生している。
現在の京都府綾部市だが、登記上の本社は今もこの創業の地のままだ。
京都駅から嵯峨野線で特急に乗り、1時間以上も揺られて綾部駅で降りると、何もない駅前に驚くほど小さくて静かな街である。
なお明治19年といえば、日本にこれといった産業もなく国全体がまだまだ貧しかった時代である。
富国強兵の掛け声の下、お茶や海産物などを輸出して外貨を稼ごうとするも、なかなか上手くいかない。
そんな中、日本政府は生糸の輸出で外貨を稼ごうとするが、日本の生糸はとにかく質が悪く特に欧州で悪評だった。
添付図2_グンゼの前身、郡是製絲株式会社の製糸工場で糸繰り作業をする従業員たち=1932年、朝日新聞社
さらに何鹿産の生糸は、国内からも「品質粗悪」と酷評されていたというのだから、寒村の貧しい暮らしぶりが目に浮かぶだろう。
そんな中、縁あってこの地で生糸の生産を手掛けることになったグンゼの創業者・波多野鶴吉は、どうすれば生糸の品質を向上させられるか悩む。
そして出した結論は、こうだ。
「善い人が良い糸をつくり、信用される人が信用される糸をつくる」
良いものを作るには、先に善い人を育てなければならないという、当然の出発点である。
さらに、信用される人でなければ信用される製品など作れないという原点も見出した。
そして工場内に従業員向けの寄宿舎を置くと、多くの教室まで設置し、人材育成に多額の先行投資を行うことになる。
このような経営は決して、奇をてらったものではないだろう。
目新しさは何もなく、おもしろい話ですらない。
しかし現実の会社経営ではそのような、凡事を徹底するリーダーこそが結果を出すものだ。
実際にグンゼの生糸はその後、極めて短期間のうちに「精良優美」という最高の品質評価を、世界で勝ち取ることになる。
さらに1900年に開かれたパリの万国博覧会では金牌を受賞し、翌1901年にはアメリカ向け高品質生糸の輸出が本格的に始まるなど、外貨の貴重な稼ぎ頭に成長し国策に貢献する。
「品質粗悪」と敬遠された寒村の生糸は、わずか15年で世界最高の製品に変貌を遂げたのである。
しかしここでお伝えしたいグンゼの凄いところは、実はそれではない。
1918年(大正7年)、創業者の波多野は60歳で急逝するのだが、彼が育てた後継の経営陣の優秀さこそが同社の、そして日本の宝だった。
昭和初期、米国でレーヨンの生産が盛んになると日本の生糸生産は大打撃を受ける。
生糸よりも安価な繊維素材が普及してしまい、経営環境が根底から覆ってしまったのである。
するとこの経営危機にあってグンゼは、大量の在庫と化した生糸をもとに最終製品の製造・販売に進出する決断を下した。
生糸を生糸のままで売っていては二束三文で買い叩(たた)かれるが、最終製品にまで仕上げてしまえば十分利益が出ると踏んだのである。
さらにこの時グンゼは、原材料から自社で手掛けている強みを活かし、最終製品の品質に徹底的にこだわった。
令和の今でいうところの高級路線を志向し、安い繊維素材では出せない質感と満足感で、消費者の支持獲得を目指すのである。
その価格帯は他社製品に比べ2割ほど高かったというが、「金の品質、銀の価格」と呼ばれブランド化し、1950年代には揺るぎない地位を確立する。
さらに1960年代には時代の変化に合わせ女性向けパンティストッキングを、1970年代のベビーブーム期にあってはベビー用品を手掛けるようになり、アパレル事業の基礎を築いた。
このようにして今日、年配世代がイメージするグンゼ製品が、私たちの日常に浸透していったのである。
他方、同社の経営陣は起死回生の成功体験にも決して、安住することはなかった。
大きな時代の流れはやはり、天然素材から化合繊に移り変わりつつあるのは明白だ。
そのため1950年代には新たな繊維素材の研究を始め、1970年代には本格的に化繊の製造・販売を開始する。
さらにその過程で化学製品の取り扱いノウハウを得て、包装資材の内製化を果たすと、さまざまな石油化学製品の製造にも乗り出す。
このようにして、プラスティック、塩ビ、特殊フィルムと事業領域の拡大を続け、令和の
今ではタッチパネル素材の製造まで手掛ける総合メーカーにまで、成長を果たしたということだ。
常に10年20年先の時代を取り込み、強みを活かした横展開で変化に適応し続ける同社の経営は、呆れるほどに逞(たくま)しい。
成功とは衰退の始まりであり、順調だからこそ危機意識を持たなければならない重要性をも、私たちに突きつけてくれている。
137年続くこの“常に新しい老舗企業”から私たちが学べることは、余りにも多い。
■美味しいラーメンであっても・・・
話は冒頭の、新聞の衰退についてだ。
なぜ、新聞各社の売上減は単に経営陣が世間の感覚からずれており、今もなお間違っているからだと言い切れるのか。
新聞社の本質的な強みとは本来、「知性ある記者・編集者」が「取材やエビデンス」に基づき、「信用できる情報」を届けてくれることにあったはずだ。
だからこそ戦後、新聞人は知識人とされ、多くの政治家まで輩出し、「第四の権力」と言われるほど国民の強い支持を得続けてきた。
であれば、これこそが、いい加減な情報が流布するインターネットメディアの時代にあって、形を変えながらも守るべき存在意義ではなかったのか。
グンゼが磨き上げた最高品質の生糸を横展開し、絶望的な環境の変化をチャンスに変えたように。
にもかかわらず、発行部数が減少傾向になると経営陣は各社とも浮足立ち、この一番大事な本質を見失った。
そして自社のコア読者層に迎合し、言説の先鋭化が進み、客観性を失い続けている。
このような本質を放棄した方法で、発行部数も売上も維持・回復できるはずなど無いではないか。
もちろん全ての会社、全ての記事・紙面がそういうわけではない。
今もなお、会社により高い志で紙面づくりに尽力している素晴らしい記者がいることも、私は知っている。
しかし「悪貨は良貨を駆逐す」のことわざ通り、ファクトの疑わしい恣意的な言説が僅かに混入するだけで、もうその紙面は全てが台無しになってしまう。
できたての美味しいラーメンにたった1滴の泥水を垂らすだけで、もうそれは誰も食べられない生ゴミになるということだ。
「善い人が良い糸をつくり、信用される人が信用される糸をつくる」
グンゼの創業者・波多野鶴吉が定めたこの創業の原点をみて、新聞各社の経営者は今、何を思うだろうか。
「善い記者が良い紙面をつくり、信用される記者が信用される紙面をつくる」
という想いで、自社の社員を大事に育てているだろうか。
環境の激変を乗り越え137年、強く逞しく成長を続けるグンゼの歴史からぜひ、多くのことを学んで欲しいと願っている。
余談だが、同社は1987年(昭和62年)、祖業である生糸の製造から完全に撤退し91年の歴史に幕を下ろしている。
では今のグンゼは、波多野がつくった会社とは別物なのだろうか。
私は決して、そう思わない。
経営者が創造するものは“本質的な価値”であり、創業の理念は今もなお、経営陣によって墨守され続けているのだから。
グンゼの歴史や経営陣のこのような決断は、創業の地・京都府綾部市に所在する「グンゼ博物苑」を訪れれば、より肌感覚で体験できる。
明治時代の社屋が今もそのままに博物館になっており、訪れるだけでも楽しめる場所だ。
京都駅から特急で1時間以上かかる長旅になるが、それだけの価値がある場所である。
ぜひ企業や組織のリーダー、リーダーを志す人には一度、足を運んでもらいたいと願っている。
添付図3_蚕糸業の歩みを伝えるグンゼ博物苑=2017年11月、綾部市青野町、大久保直樹撮影
著者紹介:
桃野泰徳ライター、編集ディレクター:
ティネクト(株)取締役CFO、(株)鹿せんべい代表取締役。大和証券をへて、中堅メーカーなどでCFOやTAMを歴任し独立。近現代史や経営論を中心に執筆中。大阪防衛協会賛助会員、習志野自衛隊協力会法人会員、日本国自衛隊データベース管理人。
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