吐いた言葉の取り消し方

一番やっかいな性格の悪さとは
反撃ができるような意地悪を言う人ではなくて、

『あんたなんか大したことない』

をオブラートでぐるぐる巻いて投げつけてくるような"友人"だと思っています。
自覚のあるなしは一旦置いといて。
自覚ないことも多いんじゃないかな。

賢くて優しい人たちは笑顔で気づかないフリしてくれるけど、気づかないわけなくて
ニコニコしててもしっかり傷ついているよね。 

そういう意地悪な言葉を投げる人たちってね、コンプレックスが強くて妬んでるだけなの。
傷つけられる側にしたらそんなの知ったこっちゃないんだけどね。これは!ほんとに!そう!

どうせ気がつかないだろうって意地悪は
相手をバカにしたうえで傷つけているので重罪です。
「傷ついてほしい、自分の方が下だと思ってほしい、でも私の悪意には気づかないでそばにいてほしい。」
自身でも気づかないように隠した醜さに、甘えと嫉妬とマウントが混ざってもう最悪。
誰も幸せにならない。

わたしも未熟な時に勝手に劣等感こじらせてそういう意地悪に走った経験があります。
めっっっちゃ嫌な奴!嫌いだわ〜

言葉は自分の責任であり、自分自身であり、取り消すことも取り繕うこともできないのだと知ったのは、かなり大人になってからでした。

そういう意地悪ぶつけられた時はいまだに傷つくけど、
友人のこともちょっと嫌いにもなるけど、
わたしも過去にそうやって誰かを傷つけたことがあると思って
黙って帰って泣くことにしています。

「妬まれちゃったよー!あんな僻みで意地悪するなんて非生産的で嫌な奴だねー!陰湿!」
ってコハダに泣きついてる。

嫌な言葉の一つで、楽しかったことが全部台無しになる。
結局、嫌なこと持ち寄って盛り上がるより
楽しい話を持ち寄れる友人と過ごす時間の方が幸せなんだよね。
話した内容は忘れても楽しかった感情だけは残るし、
大切にされてる気持ちは必ず伝わる。

わたしも周りの人たちにとってそんな友人になりたいです。

誰も傷つけないくらい賢くなりたいし、
全然傷つかないくらい強くなりたい。

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