太陽が本当にまぶしくて

「太陽が本当にまぶしくて」


私が自分自身で「見えなくなった」と思ったのは小学3年生のころだった。


先天性緑内障で生まれ、九歳で完全に失明。


見えていた頃の記憶の一つ「太陽が本当にまぶしくて」。


それは、学校の教室のベランダに立って、暑い青空を見上げたときのこと。

一瞬、目いっぱいに光が飛び込んできて、まぶしいなと感じた。


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