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2019年10月9日〜15日【10月好調続き。増税後、よく聞く「価格弾力性」とは?】

私のnoteに興味を持っていただいてありがとうございます!

このマガジンでは、僕が運営するすすきののBAR[Saloon de Scarf]の収支報告を行なっております。ウィークリーベースで月4〜5回の更新、月初には前月のPLまで公開しています。
(ほぼ)脚色なし、すすきののしがないBARの現実を知っていただきたく、毎週所感とともに、数字を追っています。

マスプロモーションを嫌う、看板もつけないバーのひねくれマスターが自ら執筆する、数少ないPR用、有料noteです。便宜上記事単位の切り売りもしておりますが、記事単位では面白みにはかける内容です。
BARってどのくらい儲かるの?とか、副業メイン問わずこれからお店を始めたい人や、スカーフのことを応援していただける方は
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お店は3年目に突入し、しがらみも増えてきましたが自分を信じて、スタイルを貫いて行きたいと思います。



こんばんわ。台風の爪痕が日々ニュースによって明らかになっています。
北海道からしたら、こと台風被害は、物理的に対岸の火事かもしれませんが、被害に遭われた方々の心中お察します。。。募金しました。
ただ、北も北で、クマが市街地にまで出てくる事案が多く発生していて。
ニュースになってないだけでこの時期はどっかこっかで出没しているだろう。僕が住む家からも車で20分も走れば、クマとエンカウントできる山に入ることができる。

これ、今年の情報なんだけど、冬眠前は栄養を蓄えるために、可動範囲を広げて食べ物をさがすんだって。てことはこれからもっと遭遇率が上がるってことですね。登山など趣味の方はきちんと対策して欲しいです。

さて、増税から正味3週間、スカーフの場合は2周年期間ということもありお祝い景気で影響が全く感じられないのが本音。
価格競争を強いられる商圏で戦っている店舗はつらそうです。

でもなんやかんやでやってかなきゃいけないし、フレキシブルに時代に対応することでしか残っていけない業種。
そんななか最近よく聞く価格弾力性っていう言葉を自分なりに解釈して書き留めておこうと思います。



まず検索して出てきたわかりやすい説明がこれ。

一般的には,ある財の価格が上昇するとその財の需要量は減少します。従って、さまざまな価格における需要量を示す需要曲線(DD)は右下がりで示すことができます。「需要の価格弾力性」とは、価格を上げ下げする変化率に対し需要量がどれほど変化するかの比率を指したものです(図表1)。右下がりのため、需要の価格弾力性はマイナスの値になるため、絶対値が用いられます。
 価格弾力性の一般的な見方を整理します。通常、価格弾力性の値が1を超えると弾力的であるといい、1未満の場合は非弾力的であるといった表現をします。これは、価格弾力性が1の場合は、価格の変動率と同じ水準で需要が変動することを示す(弾力性が均衡する)からです。価格弾力性と商品の性質の関係は、次のように整理できます。
1.価格弾力性が小さい(価格が変動しても、需要の変動は小さい)
生活必需品や代替性のある商品が存在しない商品や所得と比べ、支出額の小さい商品などに多くみられる
2.価格弾力性が大きい(価格が変動すると、需要の変動も大きい)
贅沢品や代替性ある商品が存在する場合や所得と比べて支出額の大きい商品などに多くみられる。

(出典 : https://www.jmrlsi.co.jp/knowledge/faq/ans04-04.html)


価格弾力性が高いとか、小さいとかそういう風に使います。

価格弾力性が小さい身の回りの商品例
◆たばこ
(銘柄はともかく)今まで吸っていたものが個人が感じる高価格帯に突入しても別の安価なたばこによって代用できる。※愛や依存度にもよる。
実際に自分はマールボロメンソールを長年吸っていましたが、昨年の10月より500円オーバーの価格となり、「そこまで払いたかぁないねえ」となり、キャメルメンソールに乗り換え。マルちゃんへの愛はあったよ。

◆仕入れる酒
仕事に使う売り物なので、仕入れ(買わ)ないわけにはいかない。
デイリーで必要だし、価格を変動させることで、増税分をカバー可能。

◆通信費
もはやインフラですから、。。。


価格弾力性が大きい身の回りの商品例

◆パソコン(MAC)とその周辺機材
年末とかのセール時期になると安くなったりポイント還元率が上がったりするので買いたくなる。

◆雑誌
立ち読みでいいやってなる。

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などです。あくまで自分の物差しです。
なんでこんな話をするかというと、2019年10月から消費税の増税がスタート、ほとんどの日本国民が一部の商品を除いて、支払う金額が2%上がったんです。
これにおける飲食店のダメージを測定する材料を集めておく必要があるなと思いまして。

そもそも消費税ってのは、お店からするとお客さんから「預かる」ものです。毎年預かった分を、然るべき手順によって国税庁に納めます。


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