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日本劇作家協会、9月12日の月いちリーディング(オンライン開催/無料)の対象作品に選ばれました

演劇の脚本家=劇作家の統括団体であります日本劇作家協会が毎月行なっております「月いちリーディング」という企画の9月12日開催会に取り上げる作品として私の短編戯曲「家じまい」が選ばれました。

普段は会場を借りて、参加者も参加しての企画なのですがコロナ禍の今はオンライン(会議アプリZOOM)での開催となっております。事前の予約は必要ですが参加料は無料です。↑上のリンクに予約方法記載あり。

月いちリーディングがどんな企画かと言いますと応募作品の中から一編を選び、役者さんに読んでもらい、そのあとで「この作品をもっといい作品にするには」という議論を作者、ゲスト、出演の役者さん、そしてお客様(チャットで参加。お顔は出ません)を交えて行うという企画です。詳しくはこちらをご覧ください↓

ゲストのお一人が前川知大さんなんですよね。イキウメ(劇団名)の。「太陽」や「散歩する侵略者」の戯曲家さん、昨年、東京芸術劇場での佐々木蔵之介さん主演の舞台「ゲゲゲの先生へ」拝見させていただきました。トークイベントも何度か拝見させていただいております。そんな前川さんが、私の作品を読んで意見を言ってくださるというのは……楽しみですがドキドキしますね〜。もうひと方、池田美樹さんは熊本で活動されているの劇団きららの代表。残念ながらこれまで作品を拝見させていただいたことはないのですが、周囲では「池田さんがゲストなら見る」という声を少なからず聞いており、私の作品はともかくゲストのご意見を聞くだけでも価値はあると思いますよ。

と、言いつつ作品も紹介させてください。「家じまい」というタイトルの30分ほどの短編です。住む人がいなくなった実家を取り壊した姉妹、その家族のちょっとしたお話です。ここ数年にあった近親での家を売ったり、壊したりした出来事のことを思いながら書きました。この記事の冒頭の画像もその一つで、祖父母の家(母の実家)の取り壊し途中のものです。親しんだ家でしたからいろいろ思うところがありました。その「いろいろ」を作品にした感じです。

ご興味ありましたらぜひ。

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