シナぷしゅ に癒される朝

うちのテレビは殆ど民放を映さないのだが、火曜日の朝はPUIPUIモルカーを観るために7チャンをつける。

モルカーは再放送で、どんな話かもわかりきっているのでメイン以外のシーン(背景の作り込み)などを主に観ている。
今日は推しのアビーちゃんが大活躍の回なので目を皿のようにして画面の端から端まで吸収した。

本来はここでテレビを消すのだが、最近はその後の「シナぷしゅ」という子供向け番組に最近はまっている。

はまっているというか、包まれている。

おそらく0~3歳児向けの、細かいストーリーのない、言葉も簡単で、絵本を音読してもらっているような世界に、25歳は魅了されている。

「はじめまして」ここはどこかな?
シナシナ シナぷしゅ
「こんにちは」 ボクはだれかな?
ぷしゅぷしゅ シナぷしゅ
「よろしくね」 キミはトモダチ
シナシナ シナぷしゅ
「いってきます」ひろいセカイへ
ぷしゅぷしゅ シナぷしゅ

コロコロ いきていく
シナシナぷしゅ シナシナぷしゅ
ニョコニョコ いきていく
シナシナぷしゅ シナシナぷしゅしゅ
ときどき たちどまる 
シナシナぷしゅ シナシナぷしゅ
ぷしゅぷしゅ いきていく
シナシナぷしゅ シナシナぷしゅしゅ

始まりのうた。
小さな子達が時々踊りながら柔らかいフォルムのヘリコプターのようなものに乗って積み木の街をフワ〜と飛んでいる。

特に後半の歌詞が好き。
元気でいようとか、夢を掴めとか、愛とか希望とか、暑苦しい言葉は無い。

月曜日が定休の私は、火曜の朝から1週間が始まる。
気合を入れたいような、やる気が湧かないような、そんな朝にぷしゅぷしゅ言われてしまってはもう優しくてたまらないのである。

登場してる子供がかわいいとか、出てくるキャラクターがかわいいとかそういう直接的な刺激ではなくて、(もちろん子供はかわいい)、画面の中の世界が、かわいさと優しさに包まれている。

多分「シナぷしゅ」という名前は神経伝達物質のシナプスから来ていて、子供の脳の発達がなんとかかんとか、という由来があるのだろうけど、正直そんなのよい。

コロコロいきていく
ニョコニョコいきていく

もうそれでよい。

この番組のターゲット層の子供らには到底意味がわからないであろうこの部分が私には癒しの歌詞でしかない。

仕事とか、色々1週間頑張るけど、頑張りすぎないでいきたい。

ニョコニョコ生きていきたい。

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