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おい、漂う

 親に感謝を伝えるべき場面で、上手く言えなくて、涙ぐみながら絞り出したことがある。たぶん、不本意だったから。自分の気持ちではなかったから。感情が波立つ。やりたくなかったことをやらされて、大会に出されて、サポート(遠征にかかる費用も、宿も、ご褒美の素敵な食事も)はしてもらって、サポートには感謝した方がいいとご指導を賜っている先生方に言われた。今考えると、感謝していない。まあ、してはいるのだが、言葉にしてわざわざかしこまって言うほどにしていない。おれだって、かしこまるときはかしこまれる。それが本意ならば。10歳そこらのガキは嘘がつけない。自分を偽って感謝するのはとても難しいことだった。未だに納得がいっていない。礼儀なんてクソ喰らえだ。


 期末が近いよ。期末が近いとどうなるか知ってますか。おれはしりません。ふあん!

 漠然とした不安。勉強しろよ。

 漠然とした不安。

 漠然とした不安。

 漠然とした不安。

 うっすら絶望。

 ゆっくり絶望

 ゆっくり絶望だぜ!


 みんな、みんなで一旦死んで何年も何年も後の化石燃料になるのはどうですか?枯渇するんでしょ?人類一旦終わりにして、次に出てくる知的生命体?のために資源を用意してあげましょうよ。

 だって、辛いからスピリチュアルに逃げるんでしょ?ODに、リストカットに、スーサイドに、ドカ食いに、インターネットに、マジで何も生産しないところに逃げるんでしょ?辛くない?辛いよね。何者にもなれないのは辛いよね。どう足掻いても何かの二番煎じ、自分は砂粒の一つ、大きな石からみんなでつぶつぶに分かれた、均質な砂粒の一つ。時間をかけて自分が特別じゃないことを証明するのは辛いよね。おれは辛いよ。常に誰かの目を気にして生きてる。生きてて恥ずかしいことばかり。人の目を気にして、人の目を気にして、人の目を気にして、君にも真っ直ぐになれなくて、好きなものにもまっすぐになれなくて、だから変に曲がっちゃって、ぐにゃりとなった人生の治し方がわからなくて、辛いよ。他人の自分に向けたまっすぐな言葉がまっすぐって分からなくて辛いよ。気持ち悪いな、と思ってしまうよ。みんな正解のポイントを稼いできているのに、僕だけずっと後ろの方で指咥えて見てるだけ。ずる。

 灯明なんかになれないんだよ。驕るなよ。深淵なんかにもなれないんだよ。どこまで行っても、薄っぺら。ただ吸収しては排泄してるだけの何かそういうくだらない生き物。植物になりたい。みんなに美味しい空気を届けたい。


 どう考えてもうすら痛いポエムしか出てこないもん。おしまい屋さんだよ。寝なよ。イライラするな。

 いやマジで、自分以外の何もかもが醜くて仕方ない(最悪) イライラする。自分が醜く見えた瞬間気絶する自信ある。?

 てかメシがまずい。何でもかんでもおいひいおいひい😭て食べてた2週間前くらいに戻りたい。バテてる。インストとボカロしか聞けないの治らないし。せっっっかく西荻窪で素敵なお皿を買ったというのに、メシがまずいんじゃ始まらない。終わり。もうだみりゃ…

 現実について考えろ。現実について考えるのをやめるな!テストの勉強をします。資格の勉強をします。お金を稼いで稼いだお金で電子ドラムを買って練習します。服を買います。素敵な服に身を包んでマルジェラにブーツの試着をしに行きます。ブーツの色を決めます。成人式の髪型を決めます。ご飯が不味くても食べます。バナナとかキウイとか食べます。自炊します。先のことは考えられません。どうしよう。

いただいたサポートで高い肉を買い、記事にします。