色指定プロンプトの染み出しによる顔と髪への影響分析 【20色x8seedの強制染み出し調査】
ごあいさつ
こんにちは。駆け出しAI美女生成アーティストMiSiMO(みしも)です。
超乳グロバグとの戦闘を経て、ここ数日は心穏やかにマイペースに画像生成に取り組んでいる
体型制御奮闘記part.2の指針がまとまらない(内容が本当に大したことないものの集まりがゆえ)ので横に置きつつ、こっちが先にまとまりそうなので先に公開します。
前回とは打って変わって、今回はちょっと絵的にも内容考察などもライトにお送りしたいと思います。今回のテーマは「色の染み出しの顔と髪への影響力を思い切って色を染み出させてみることで確認してみよう!」です。
経緯と疑念
特定の場所への色指定が別のパーツへ染み出してしまう問題は良く知られた問題で様々な対策や研究や各所でなされております。ですが、その対策についても日進月歩の進歩あれどいまだ完璧な解決には至れていないのかなと思っております。
その事実は知ってはいたんですが、あることがきっかけで、「染み出しって、明らかに色が変わればわかるけど、色以外って本当に影響ないの?」というのが、私は気になってしまったのです。
このnote用の検証をする仕事柄、安定した差分検証画像生成の為、背景を特定色で固定したいというニーズがあるのです(Stmic師匠が教えてくれたノウハウです。感謝です)が、先日のおっぱい検証の際にgray backgroundを指定した瞬間、残念なお顔(本当にスミマセン)の出現率が上がり、pinkを指定した瞬間、可愛く安定した??みたいに思う事象が多々あったんですよね。
ここで浮かんだ疑惑はこうです。「色指定による色の染み出しが起きるのは自明だか、造形的影響が少なからずあるんじゃないか?」です。
それ以来、もし仮にこれが真で、お顔自体を変えてしまうんだとすると、色指定なんて怖くて仕方がない、ということを思い始めてしまったわけです。怖くて一回検証せずにはいられない。。
そこで今回のテーマになります。
今回は顔じゃない部位への色指定を強めに行い、あえて色指定のリークを起こしてみます。大切なお顔や髪にどういった影響を与えるかを分析してみました。
結論
無茶苦茶怖いことを上で言っている自覚があるのでまずは結論からお伝えします。
あくまでも今回の実験の範囲ですが、以下のことが確認できたかなと思います。
seedによっては色によって顔の造形とそれによる印象が180度変わるようなことは確かにある。(執筆途中までは否定派だったのですが、並べてみていると、確かにあるな、という結論になってしまいました。。。)
パーツごと色ごとに色移りし易さに違いがあった。
目と目の周りの色は結構奇抜な色でも素直に色移りする。カラーコンタクトやアイシャドウの色の自由度から来ているのかもしれない。
髪色への色移りは目の色程ではないが発生する。髪色全体に加えてポイントカラーのように色が出るものがある。
唇の色は色移りしやすさが分かれる。はっきりと色が出るものと全く色移りがしてなさそうなものがある。
肌の色(チークや地の色)も色移りしやすいものしにくいものの差があるが、唇ほどはっきりとしない。フェイスペイントのような強烈な着色が多発するものもあった。
眉の色は暗め明るめ程度であり強く着色されることは稀。
色によって顔の向きやポーズが大きく変化することがある。
実験
実験内容
以下のプロンプト、設定をベースとします。
このポジティブプロンプトの後ろに、今回は20種類の色による、(色名 background:1.5)というのを付与し、8 seedでその影響を見ます。
実験結果(色移り)
実験結果は色移りと形状影響の順番で見ていきます。まずは色移りですが、影響度合いから、3つのレベル+番外に分けてみていきます。
色移りLv.1:目と髪まで
色移りが目とその周辺、髪までにおおよそとどまっていたのはここの10色
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