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まぶしい

ひっそりと、でも踏みつぶされないように、痛みに耐えながらもこらえられない涙を流しながら、きっとこの爪先は流れ星に乗っかっている、するんと流れてしかるべきところに落ちるんだとなんとなく予感しながら、毎日進化のない日々を送っている

夏バテなのかなんなのか、最近長く立っていると吐き気が強くて、駅のホームでしゃがみ込んでしまう。体力をつけたくてご飯をたくさん食べたけど、結局胃がしんどくて2日ほど断食してからどんどん量を減らしてしまった。焦らず、秋にかけて元気になれたらいい

セックスをしながら泣く理由は説明できない
ひとりよがりな理由
ずっとさみしい
今日までずっとさみしいことが当たり前なのにそれでも泣いてしまう
遠い
なにもかも

久しぶりに煙草を吸った
苦いな、と思った
随分長い間、絵を描いていない
細かい針が頭上からたくさん降ってくる
痛みを感じないくらいに細い針
ずっと刺さったまま生活を続ける
わたしはどこに落ちるのだろう

その奥二重の瞳が
わたしの踵を突き上げてくれる
絶望にまみれて
息もうまくできない
うまく眠れない
うまく生きられない
それでも突っ伏した頭の先に
あなたが指差す手の影を追って
希望を信じる自分がいると
疑わずに立ち上がるしかない
助けられるのはもう
自分しかいないと分かっているのに、
まだ、。

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