8月になって、明日は海

いろいろ騒いだけど、わたしがうじうじと悩む権利もないなと気づき、なんたって酷いこともしたし自分の都合で考え過ぎていたところがあるし。もう脈もなさそう、迷惑もかけたくなくて、とりあえず彼のことはもう悩まないことにした。セックスもよかったけど、セックスのあとがもっとよくてさ、おしゃべりしたりお風呂はいったりAV見て笑ったり、頭をなでてくれるのも腕枕もとても好きだった、優しかった。それだけでいい。好きになりたいなと思って好きになれたからよかった。どちらにしろ、これだけ連絡しない人なら無理だし、わたしも連絡不精だから。すこし夢をみた。ありがとう。すっきり生きよう、思い詰めるのも責めるのも性分じゃない

後悔しても、遅い。前に進まないといけない。今日、おじいちゃんに会いに行った。暑さでまいっていると聞いたから。ガリガリに痩せていて、湿布貼りましょうか？と言ったら、まだじいちゃんにも色気があるから恥ずかしいと言われた。ふふ。あとね、絵のこと、好きなようにやったらええんじゃと言ってくれました。駄目やったら就職したらええ、とにかくお前だけは幸せに生きて欲しい。のびのびと、幸せに生きて欲しい、って。涙が出そうだった。誰のことも当てにしてない。誰のことも信用しない。けどおじいちゃんだけは本当に、わたしの幸せを願ってくれている。頑張らないといけない。誰も味方はいない。甘えちゃおれない。わたしはわたし、ひとりでだって大丈夫。心は、ずっと誰にも頼らず生きてきた。
わかんない。あなたも好きに生きて。好きに生きよう。絶対にしあわせになろう。わたしの大事なひとたち、喜ばせたり、笑わせたりするのが、わたしの生き甲斐だ。好きな人たち、裏切らないで欲しい。どうか。ああ、何を言ってるんだろう。頼りまくりじゃないか。すがりついてる。大丈夫、誰のことも、当てにしないよひとりでできることはやってみせる、できたよって見せに行く、長生きしてよ、ちゃんと見ていてよ。お願い。