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とってもとっても

楽しい1日だった
今日のことを覚えていたい

今までで絵が1枚だけ売れたことがあるのだけど、その買ってくださった方が今日卒展にも来てくれて。
一緒に美術館をゆっくり一周したあと、近くのカフェでお茶をしたんだけどそれがほんっとうに楽しかった。
軽食と赤ワイン、それからケーキを半分こして紅茶を飲んで、いままでのこと、これからのこと、絵のこと、恋のこと、生き方、もし何にでもなれるなら何になりたい?と聞かれて、作曲家かピアニストかなあと言った、彼女はシェフだそう。美しく作ったものが食べられてなくなってしまうのがいいらしい。記憶にだけ残るのが。

大人の方(といっても10くらいしか変わらないけど)と話すと、自分がいかに話すことが下手くそかわかるね、会話が成り立ってあれだけ盛り上がれたのはもちろん相性もあるけどあちらの理解のキャパが大きいからなんだろうなあ、なんて。それにしても元気が出たし勇気付けられたー、はあ〜素敵な時間だった。

出会うべき人とはやっぱり出会うね。恵まれているよ。優しい人がたくさんいる世の中で、分かり合える人なんてほとんどいないけど。
本質の合うほんの一握りの人とはずっと繋がっている、合わなければ疎遠になる、それだけ。出会いはすごいな。

グラスが真っ白に光ってしまってるけど、玄関に飾ってくださっている絵、久々にアルバムから引っ張ってきた。何度見ても、うっとりする。遠くでわたしの一部がこうして生きている。
生きてゆく。

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