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EJU 総合科目 経済2 需要供給曲線と市場の失敗

勉強のポイント

 需要供給曲線の問題はほとんど毎回の試験で出題されます。需要と供給が何か、どんなとき需要や供給が増えるのかを自分のことで例を考えて理解しましょう。市場の失敗や外部不経済の問題も頻出の問題です。これも内容を理解していると、問題の答えの選択肢が何を言っているのかわかるようになります。こちらも例を使って考えてみましょう。(以下のまとめは、留学生に教える時にわかりやすい言葉を意識して書いているので、詳しい解説を知りたい方には適していません。ご了承ください。)

市場と価格

 市場とは、売る人と買う人を結び付けて、商品やサービスの売り買いや交換が行われる場所のことです。市場では売る人と買う人の関係によって価格が決まります。

需要と供給

 需要(demand)とは、簡単に言うと、買いたい人のこと。供給(supply)とは、売りたい人のことをいいます。売りたい人と買いたい人が希望する価格は商品の量や原材料のコストなどによって変化します。この需要と供給の変化は需要供給曲線で表されます。需要曲線は右下がり供給曲線は右上がりの線です。需要と供給が同じになるところを均衡価格と言います。

赤線が需要、青線が供給

需要超過

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