全国各地で活躍する女性起業家の取組紹介にて、ゲスト登壇します。
全国女性社長アワード2021のご縁から
株式会社コラボラボ様が2007年より企画運営する国内最大級の女性起業家・個人事業主データベースサイト、女性社長.net。こちらが企画運営して、8年も開催されている女性社長が選ぶ女性社長のためのアワードJ300。全国各地で活躍する女性起業家の中から最もスパイシーな女性社長を選出、表彰しているイベントです。私も北海道代表で推薦させてほしいと、女性起業家支援のノースウーマン代表から、お話をいただくまでは、知りませんでした。
始まりは A4 1枚のエントリーシート
エントリーシートの締め切りも迫っていてました。ビジョン、強み、実績、これからの未来・・・簡単なようで、この棚卸は難しい・・・なによりも「言葉」を選ぶことが難しい・・・小さな枠の中に、自分の想いややってきたこと、やりたいこと、想いがあるほど詰まってしまう。簡潔に表現すること、言葉をそぎ取ることで背景や思いをどう伝えるのか、文字の羅列では、読み手に負荷がかかりすぎる、自分から離れて第3者の私を知らない人にもわかるようにと考え抜きました。
「小学校5年生でも理解できるように」
この表現方法に行きついて、甥っ子を思い浮かべて説明する練習もしました。プレゼンの表現方法もにわか仕立てだったけど、勉強して何度も修正してやっと、締め切り直前に提出できました。それでも、詰め込みすぎていたと反省、思わずテレビ番組の俳句添削を思い出して、「言葉のセンスが欲しいな」と思いました。きっとそれができたら、どんなプレゼンも伝わりやすくなるだろうな、と思います。
審査システムもよく理解しないまま、2次審査の質疑応答WEB面談に進みました。ここでは、全国の予選審査を通過して、16名がエントリーされていました。北海道からは、私が初めてのエントリー。でもここでも私は「やらかしてしまった」・・・・
制限時間オーバーという失敗
2次審査はエントリーシートを元に補完的にプレゼンが7分間、質疑応答3分間。私は今まで講演や講座、セミナーなどやってきて、一番自慢できることが「時間厳守」だったのです。現場でどんな場面になっても、外さないところ、はしょっても大丈夫なところ、事前に何度も何度も時間を計測してロープレをしているので、ここまでで何分、と自然に頭に入っていることが、自分の中で軸になっていたのです。今回もプレゼンを作成して何度も修正を重ね、いつものように練習もした・・・だけど30秒足りなかった・・・これで切られてしまった・・・その後の応答はできたものの、時間の中でポイントを押さえて伝える、という力はこれからも培っていく大事なことだなと痛感しました。自分で手ごたえは全くなく、気落ちしてました。ここまで来れて、エントリーシートで事業への棚卸ができたことだけでも、大きな収穫だったから、さあ!ここからどう展開していこうかな!と気持ちを前にむかせました。
皆の応援がカタチになって
そこからまた、FBでの一般投票がありました。エントリーシートを表示されて、どの方がいいですか、という一般審査です。こんなに応援してくれる人がいるんだ!とこの時ほど、自分は一人じゃなかったんだ、と感じたことはありません。介護の仕事をしている方からも「阿部さんの提唱する体に優しいキッチンを実現させてほしい」とか、「キッチンから始まる社会の平和を実現してほしい」とか、今まで地道にやってきたキッチン講座に参加くださったお客様も、「先生に教わって、キッチンの使い勝手が各段に変わりました」と、お知らせするより前にコメントを下さっていました。1週間の投票期間中、投票くださった方からその先のお知り合いに応援の輪が口コミで広がって、気がつけば全国、アメリカやヨーロッパ等全世界に応援の輪が広がっていたのです。「キッチンから家族の笑顔が広がる!それが社会の平和になる、世界の女性が笑顔で暮らせることが世界平和につながる」講演でいつも話している「3次の影響のルール」を目の当たりにした気がしました。そして一般投票では最終363票で16名中1位でした。これがきっかけで、キッチンアドバイザー阿部美子を知っていただけて、まるで本当の選挙みたいでした。でも、投票数がダントツだからといって、大賞とはなりません。今までの審査にすべてかかっています。最終結果が発表されるのは、12月6日、短くも長い2か月を待つばかりでした。
優秀賞いただきました!
12月6日、発表。「優秀賞」をいただきました。その時のnote記事は、こちら
そして、来る2月7日、お茶の水女子大学及び「産官学グローバル連携によるEDGE NEXTプログラム」の主催で実施するシンポジウム「女性の起業が社会を変える」(以下、本シンポジウム)の第1部全国各地で活躍する女性起業家の取組紹介で、5分間ゲスト登壇させていただけることになりました。課題である「完結な言葉」を選んで伝える力が、試されると思います。「キッチンから人生を変える!」その具体的な視座をしっかり伝えていきます。こんな機会を得ることができたことを大事にしていきます。今年は、乳がんに罹患し、その後この機会を得て、すべて自分が変わるためだったと感謝でいっぱいです。
こちらは、プレスリリースされた記事です。https://www.dreamnews.jp/press/0000250176/
当日はオンラインで、無料、どなたでもご参加できます。先日から申し込みは開始されていますので、ご興味のある方はどうぞ。
お茶の水女子大学及び「産官学グローバル連携によるEDGE NEXTプログラム」
ここまでお読みいただいてありがとうございました。今、風邪をこじらせて声が全くでません・・・なので、ラジオも再開できていません。先週までのスタエフ「3分でわかる!キッチンを楽しむラジオ」はこちらから
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